遠州菓子処 むらせや ブログ

創業百年 伝統の和菓子・人気の洋菓子

上用まんじゅう

2008-11-03 13:38:01 | 和菓子


商品一覧には「みそまんじゅう」「吹雪まんじゅう」「吹雪まんじゅう・えんどう餡」が載っていますが、お店にはもうふたつのおまんじゅう類が並んでいます♪ そのひとつが先日紹介した「蒸しきんつば」で、もうひとつが、

「上用まんじゅう」です。
やわらかさと白い生地で、シンプルで上品なおまんじゅうです。その昔、和菓子は庶民には口にできない高価なものだったので、貴族など位が上の者しか食べることが出来なかったらしく。そのため上に用いる饅頭ということで上用まんじゅうと名づけられたのが由来らしいです。本来は薯蕷饅頭と書くようで、「薯蕷」(じょうよ)とは山芋・自然薯のことで、この山芋をきめの細かくすりおろし、砂糖と上用粉を加えた生地であんを包み蒸しあげたものが薯蕷饅頭となるのとのこと。

お祝い事に紅白饅頭としても用いられるおまんじゅうで、そういう意味ではしあわせなおまんじゅうですね♪

蒸しきんつば

2008-10-29 13:13:46 | 和菓子


商品一覧には「みそまんじゅう」「吹雪まんじゅう」「吹雪まんじゅう・えんどう餡」が載っていますが、お店にはもうふたつのおまんじゅう類が並んでいます♪

そのひとつがこれ。「蒸しきんつば」です。
北海道十勝産・大粒小豆の粒あん仕立てです。小豆の風味が強い十勝産のつぶ餡を小麦粉をお湯で溶き、上白糖と混ぜ合わせた生地で包み、蒸し上げました。

口当たりもよくて、優しい味が口の中で程よい甘味となって広がります。素朴で懐かしい味のきんつばです♪

栗鹿の子

2008-10-24 13:38:32 | 和菓子


和生菓子シリーズ その3「栗鹿の子」です。
最近、栗!栗!言ってないと思ったら、また栗ですか。いえいえ、主役は鹿の子のほうですから。笑。

鹿の子は、「鹿の子斑(かのこまだら)」(鹿の背の白い斑紋)に見立てて、甘く煮た豆を餡玉につけたお菓子です。餡の中には白玉餅が入ってまして、栗の甘露煮をのせました。栗・小豆・餡の風味も良くて、実り豊かな秋を感じさせるお菓子です♪

そんなこの子を、いや、鹿の子をよろしくです。笑。

和生菓子シリーズ その2「菊」

2008-10-16 15:50:48 | 和菓子


はい。和生菓子シリーズ 第2弾は煉切の「菊」でございます。
春の「桜」に対して日本の秋を象徴する花が「菊」ですね。五十円玉にも描かれてますしね。まあ、秋は紅葉のイメージがありますが、あれは葉っぱなので。笑。

練切(ねりきり)という和生菓子の種類で、餡に求肥を混ぜて練ったもので、適度な軟らかさと粘りがあって、これをいろいろな形の木型に押し付けたり、手やへらでかたちどりったりし、淡く食用色素で色付けして仕上げていきます。

ということで、秋に「菊」をかたちどった練切ができました。
淡いピンクは桜を思い浮かべてしまいますが、『菊」ですので。笑。

和生菓子シリーズ 秋 その1

2008-10-13 15:35:58 | 和菓子


WEBの方には載っていないのですが、店頭で販売しています「和生菓子」をご紹介していきたいと思います。m(__)m「和生菓子」は生菓子の分類の一つで、練り切りや羊かんなどで、むらせやでも季節によっていろいろ種類が作られています。

今日ご紹介するのは「柿」。
柿色のようかんで白あんを包んでかわいい柿の形に仕上げています。ようかんの食感と白あんのやさしい甘さがとてもいいバランス。上品なお菓子です。

タイトルが「和生菓子シリーズ 秋 その1」となってますように、続けてご紹介していきますので、お楽しみに。m(__)m

栗・栗・栗!

2008-10-07 16:22:41 | 和菓子


お待たせしました。来い!きんとうーーん!!!
ではなくてっ!栗きんとん!!
のページ登場です。
こちらも栗蒸しようかんと同じ美味しい北遠州の栗を使い
ひとつひとつ丁寧に茶巾絞り。そしてこの色♪
栗の風味が、食感が感じられる味に仕上がってます。m(__)m

これで、栗蒸しようかん・和栗黒豆モンブラン・栗きんとん
と、栗・栗・栗が勢ぞろい。
WEBのトップもまさに栗・栗・栗です。笑。