叢雲会ブログ

叢雲会 刀匠達の四方山話

日向市美展表彰式                 ひむかの國正

2009-05-09 06:57:16 | Weblog
三上御大、久々に消息が聞けました。
相変わらずご活躍の様子ですね。

今日は日向市美展の最終日、市長を初めお歴々の集まる中で、表彰式の最後に私の簡単なスピーチと試し斬り演武を行います。
なんで試し斬り...?と思いましたが、皆が楽しみにしている、というのでまたぞろ芸人の血が騒いでおります。

昨日はヨメと2人、レッドクリフⅡを見てきました。
三国志の研究で名高いY教授が、日向市東郷町歌人牧水生誕地近くに定年後の住処を求めていて、休みになるとやってこられます。非常に若々しく、山村生活をエンジョイされていてとても楽しい方です。
で、この方の三国志研究の著作やら過去出演されたテレビシリーズのDVDなどで思いがけず勉強させていただきました。
もともと中国語が多少話せるほどの中国通の私ですから、実際の現地の様子やら登場人物の人となりの実像に迫る労作のおかげでイメージは以前の数百倍に膨らんでいましたから、この映画もとても楽しめました。
また中国旅行に行きたくなりました。

展示会

2009-05-09 05:53:47 | Weblog
皆さんおはようございます。
またお久しぶりです。あまり長く投稿しなかったために、パスワードも何も忘れてしまって、投稿できなくなっていました。

4月2日より、広島市内にある頼山陽史跡資料館http://www.ccv.ne.jp/home/raisanyo/というところで、「五月人形とお守刀」展が企画され、広島県刀職会が協力、作品を展示しています。

頼山陽という人は、詩吟で良く耳にする「べんせいしゅくしゅく、夜川を渡る・・・」で始る川中島の合戦を題材にした詩が有名です。また、「日本外史」という歴史読み物を記述し、幕末の尊皇攘夷の志士達に影響を与えたとのこと。頼山陽資料館は、頼山陽が「日本外史」を執筆したと言われる住居を復元すると共に、頼家ゆかりの書画が展示している資料館です。

この頼山陽資料館は、袋町電停を下りて、旧日銀裏、広島の中心街である本通りや紙屋町バスセンターからも歩いて10分程度でしょうか。
雰囲気は、とてもよい会場なのですが、入り口も民家のような門構えのためか、広島の皆さんにもいがいと知られていません。
そのため、思った以上に入場者が少なく、来場の皆さんとゆっくりお話しできて良いのですが、もう少し知ってもらえたらいいなと思います。
会期は、5月17日までです。今日はビンゴ住善博さんが解説をされる予定。明日は、日本刀初心者入門講座「三慶会」を同資料館で行う予定です。今回の三慶会には、一般の方も、参加可能ですので、お近くの方で、関心のある方は立ち寄っていただけたらうれしく思います。

なお、5月16日17日も刀職会の刀匠が解説のために、詰めていますので、お時間がありましたら是非お立ち寄りください。
今日も良い1日になりますように