ヤスリホルダーのヤスリの突き出し量が気になったので計ってみました。
測定したホルダーは4種類9本。
こんなに沢山ヤスリホルダーを持っているのは笹狩り刃にも使うから。
ヤスリ:ゲージ
4.0mm 3/8(9.52mm)
4.8mm 325(8.25mm)
5.2mm 3/8(9.52mm)
5.5mm 404(10.26mm)
☆測定箇所
測定箇所はホルダー真ん中のへこんでいる場所
右のデプスゲージで計り始めたら測定子の中央が当たっていない様なので
左のゲージで計り直した結果が以下の通り。
ヤスリ:突き出し量
4.0mm:1.20mm
4.0mm:1.15mm
4.8mm:1.30mm(オレゴン)
4.8mm:1.35mm
4.8mm:1.35mm
4.8mm:1.38mm
4.8mm:1.40mm
5.2mm:1.60mm
5.5mm:1.35mm
5.5mm用のホルダーが5.2mm用より突き出し量が少ないのは予想外。
ヤスリが太いと突き出し量が多いと思っていたけどそうじゃないんですね。
5.5mm用はソーチェンが404なのでスチールの資料を調べてみると
325や3/8のデプスは0.65mmに対して404は0.8mmとなっている。
さらにカッターも大きくヤスリホルダーが当たる距離も遠くなる事も
考慮されているのか。
本当のところは分からないがそういう設定なのだという事だけ理解しておこう。
☆ヤスリホルダーの当て方
ヤスリホルダーは図の様に当てる事でヤスリが正しい高さになります。
カッター上面とヤスリホルダーの面が合う様に使うとヤスリの突き出し量が
高くなり、バックスロープになったりするので要注意。
笹狩り刃で使う時はデプスゲージが無いので刃先の状態を見ながら
ホルダーの傾きを調整します。
404のソーチェンは見たことが無いのでカタログの写真を
おおよその比率で並べて見ると404はでかい!
オレゴンのソーチェンで矢印の所に付いている数字はデプスの指定値。
25=0.025インチ=約0.6mm
30=0.030インチ=約0.8mm