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アクリルと倉之助

絵とクラリネットと魚と具沢山日記

太陽系の家族写真

2022-12-28 22:00:41 | 芸術

午前中で仕事を納めてきました。

何事もありませんように、

と、祈り続けた3時間半でした。

ホントは色々あるんですけど、

昨晩の夢見が悪すぎて

また不安とかが夢に出てるなと思い、

ただ穏やかに過ごすことを心がけて

昼に逃げるように職場を出ました。

「本年中は…」という挨拶も

ほとんどせずに。

 

そのまま、行ってみたかった

プラネタリア横浜に行きました。

宇宙の端がどうなってるのか

気になって仕方がないお年頃です。

 

観たのは「Space Voyage

#ファインダー越しの私の宇宙」です。

プラネタリウム、というよりかは、

宇宙にまつわることをテーマにした

映像作品、て感じですね。

始めにCMがあって

終わりにエンドロールがあるので、

ちょっとびっくりしました。

 

この作品は写真撮り放題だったので、

月に降り立ったときや

土星の輪の中を通ったときに

ちょこちょこ撮ってきました。

 

ハッブル宇宙望遠鏡や

ボイジャーの長い旅の話とか

良かったですねー。

天王星と海王星のことは

まだよくわかんないということで

素通りだったのが残念でした。

でも、他の作品も観てみたくなりました。

 

Galaxyドーナツを

買って帰ったのですが、

青と白のグレーズが

イゼルローン要塞の流体金属のように

たっぷり掛かっているので、

お気をつけください。


あと、技法もちゃんと伝える

2022-12-20 21:25:38 | 芸術

日曜、国宝展に行ってきました。

会期が延長になったということで

チケット発売日にスマホを握りしめて

時間になったらタップしまくり、

ライバルが少ないであろう

開館直後の時間を狙ってゲットしました。

 

当日、どうやらお昼の時間が

空いていたようです。

 

そんなわけで早起きして

あんな国宝やこんな国宝に

会ってきました。

 

八ツ橋螺鈿蒔絵硯箱…美しい…。

千手観音像…

どうして平安時代の絵が

こんなに鮮やかに残ってるのか。

古墳時代の金製耳飾り…

ちっこい石ついてる!

細工細かっ!

と、一人でうひゃうひゃしてきました。

銅鐸もキレイだし、

埴輪武人もいい味出してるし、

重文だけど遮光器土偶さんにも

会えたし、満足感が凄かったです。

素晴らしいものを未来に残す努力を

連綿と受け継いできてくれた諸先輩方に

敬意の念しかありません。

そして、この先の未来にも残していこうと

現在進行系で努力している人々に

感謝しかありません。

私も、美しいもの、素晴らしいものの

大切さを伝えていく仕事に

早く戻りたいです。

 

延長会期最終日だったので

グッズは残り少なかったのですが、

遮光器土偶のフィギュアを予約しました。

あとは遮光器土偶のトートバッグを買い、

見返り美人の手ぬぐいを買い、

どうしてなのかわからないけど

三日月宗近(刀剣)の

ペーパークラフトを買い、行ってないのに

150年後の国宝展と湖池屋のコラボの

のり塩ポテチを買っていました。

銅鐸抱きまくらや土偶ぬいぐるみは

売り切れていたので、オンライン販売に

かけます。

 

ガンダムは、150年後の国宝に

なっているのかなぁ…。

 

 


あの頃を色々思い出す

2022-12-04 17:10:47 | 芸術

「THE FIRST SLAM DUNK」、

鑑賞。

とにかくネタバレを避けたくて、

封切り2日目の本日、観て参りました。

感想書きたいけど、何かに少しでも触れると

それが全てネタバレになりそうなので、

ただ、もう、ギュッとした、とだけ

記したい。

ずっとドキドキして、少し涙が出てました。

お願いだから、「SLAM DUNK」を

教科書にしてください。

 

銀英伝の時は我慢に我慢を重ねた

ムビチケカードを、

今回は前売で買ってしまいました。

イラストはミッチーです。

かっこよー。

 

で、今日は鑑賞前にショップに行ったら、

2日目なのにグッズは殆ど売り切れてました。

いや、予想はしてたけど、うん。

でも欲しかったものは1つだけ買えました。

小暮さん(メガネくん)のフィギュアです。

あとは、ミッチーのポスターも何もかも

全滅…。

流川のグッズがまだちょこっとだけ

残ってたのが、少しビックリしました。

 

映画を見るときはいつも

飲み物を買うのですが、

今回ドリンクホルダーがあったので、

ミッチーの背番号のを買いました。

 

グッズは今後、オンラインショップで

買えるそうなので、売り切れる前に

頑張ろうと思います。

そろそろ祭壇が必要かな。

 

このドキドキを大切にするために

1回で終わりにしておくか、

もう1回違う視点で観てみるか、

いま、滅茶苦茶悩んでます。

 


推しの祭典

2022-11-15 18:44:02 | 芸術
トーハクでやってる国宝展、
仕事で今日からの販売分の
チケット取れなかった…。

そ、そんなに日本人が
国宝好きだったとは…。

グッズ…せめて
グッズをオンライン販売してください。
後生です。
遮光器土偶のフィギュアが欲しいんです…。
あと、銅鐸抱きまくら…。

いや、ホントは国宝が
一堂に会しているさまを
見てみたかったんです…。

※画像と本文に関係性はありません。
 タローマンのARです。

本職は人間

2022-11-13 10:58:16 | 芸術
べらぼーに凄かったです。
昨日行ってまいりました、
『展覧会 岡本太郎』。
なんと写真撮り放題だったので、
写真取ることに夢中にならないように、
ここぞ、というときだけ撮りました。
まぁ、78枚くらい、
撮ってたみたい、ですね。

人の流れができないような
展示の仕方で、
好き勝手に回れて楽しかったです。
岡本太郎は知ってるようで
知らないことも多くて、
実はちゃんと作品を観るのも
初めてに近いような感じだったので、
筆使いや色の重ねを堪能してきました。

エネルギーの凄さは言わずもがな、
よくよく見るとなにやら可愛いものが
絵の中にいました。
可愛いもの、としてではなく
悲しいのとして描かれているものも
ありますが…。

それにしても人が多かった。
タローマンの影響なのか、
チビッコも多かったです。
どうかお父さんお母さん、
親御さんもちっちゃい子も安全に作品を
楽しむことができるよう、
ちゃんと手は握っててあげてください。

そんな私も、写真を撮るのに夢中になって
作品に近づきすぎて注意されました…。
ぎゃふん。


瀬戸内国際芸術祭2022 3日目 鬼と彩りとお土産と(10/29)

2022-11-09 08:08:48 | 芸術
あぁ、もう最終日ですか…。
やだ…。

昨日、湯船につかって脚をほぐし、
湿布を貼りまくったせいか
下半身はだいぶ復活してました。
でも睡眠時間が短かったため、
楽しみにしてた朝食ビュッフェは
少し少なめに抑え、
朝早めに宿をおさらばしました。

今日の目的地は、
3年前も行った女木島です。
今回、ニコラ・ダロさんが女木島に
出展するとのことで
再び訪れることにしました。

シマシマめおん(フェリーの愛称)で
朝日輝く海を走り、
到着したはいいものの
早すぎてまだ作品が開いておらず、
しばらく砂浜でぼーっとしてました。

やだもう、帰りたくない…。
横浜は嫌いじゃないけど、
今の仕事が嫌すぎる…。
こっちに仕事ないかな…。
あぁ、海がきれいだ…。

と思ってたら作品が開場したので、
さっそくニコラさんの
作品を観に行きました。
彼の作品の醍醐味は、
機械仕掛けと音楽、
そしてキャラクター性です。
今回も天井まで使った
紙製オルゴールが
穏やかな音楽を奏で、
なんとも言葉では
形容し難い機械がゆるゆると
動いてました。

初めは気が付かなかったんですが、
今回もゆるーくキャラ達が活躍し、
つぶらな瞳の一つ目ちゃんは
首を回しながら瞼を開け閉めし、
ぽってり唇の持ち主ちゃんが
その口から、
何やら出し入れしてました。
たまんねぇ。

曲は12曲あるようだったのですが、
全部聴いてるとここだけで
女木島が終わりそうなので
他の作品も観に行きました。

3年前とは作品も変わってて、
今回も小さなお店プロジェクトは
とても楽しかったです。
小さなショッピングセンターのようなところで
色々な作家が作品を展開しているのですが、
ここは作品が買えてしまうのが良いですね。

女木島は鬼ヶ島とも言われており、
鬼関係の作品もいくつかあるのですが、
ここには鬼ヶ島ピカピカセンターという
リサイクルショップ
(というコンセプト)があって、
扇風機や灯油のポリタンク、紙袋などが、
ステキなランプになってました。

奥様グループが一緒に作品を観ていたのですが、
鬼ヶ島ピカピカセンターの紙袋ランプを見て
ゴミと思っていても作品になるんだ、
うちの紙袋も作品になれるんだと仰ってたのが
印象的でした。

島で金を使うプロジェクトとして、
ここではめおん号クッキーと、
鬼ヶ島ピカピカセンターキーチェーンと
紙袋ランプ制作キット、タコさん柄のメダル、
それから島で拾ったものを
石膏に押して型を取り、
型は遺構として残し、押した当てたものを
鑑賞者が買って帰れる作品があったので、
小さなガラス瓶に男木島の水道水と
青いラメが入っていて、口をコルクと
石膏で固めているスノードームを買いました。
これを買ったら作品のポストカードが
ついてきたのですが、
よく見ると「001/100」のメモが…。

女木島の作品は、とにかく明るい!
楽しいなー面白いなーというものが
たくさんありました。
時間が微妙で、鬼うどんを食べることも
作品でもあるカフェにも
行くことはできなかったけど、
楽しい半日でした。

お昼少し前のフェリーで高松港に戻ると、
港で芸術祭のプロジェクトの一環である
島キッチン特製弁当を買うことができました。
献立は鶏飯、秋野菜と鶏の天ぷら、
醤油豆、お漬物、果物でした。
ほとんど、香川県産。
港のテラスで海を見ながら風に吹かれながら
香川の特産品を美味しくいただきました。

お昼ごはんのあと、港の周りの作品を見て、
ロッカーに預けていた荷物をピックアップし、
ローカルカフェで
「讃岐ミックスジュース」を
頂いてから、リムジンバスで高松を後にしました。

高松空港でかがわ割で
もらったクーポンを使って、
小豆島にある作品「オリーブのリーゼント」の
チョコを買いました。
なんて素敵なお土産なの。
しかもちゃんとオリーブが使われているし。
あと、観音寺というお菓子を買いましたが、
美味しい上にパッケージがカッコよくて
衝撃でした。

色々あったけど、お天気も良くて
最高な芸術旅でした。
また3年後、お会いしましょう。





瀬戸内国際芸術祭2022 2日目後半 不在の存在と人の営みと(10/28)

2022-11-08 00:36:17 | 芸術
瀬戸内国際芸術祭、2日目後半。
本島に上陸です。
この島は少し広いので、
港で電動自転車を借りました。

この島で1番見たかった、
まずは「産屋から、殯屋から」とい作品へ
向かいました。
作品受付をずませて作品の
直ぐ側に自転車をとめ、
イノシシ注意の看板にビビりながら
作品の入口に行くと、

う、うわー…。

山でもない薮でもない、
広場のようなところに土山に入っていく
細い道が一本。
その両脇に、真っ赤なてるてる坊主のような人形が
わんさか林立しているのです。

しばらく、その不思議な雰囲気を味わい、
道を辿って土山の中へ。
正直、怖かったです。

土山の中には、焼物の神のような
ものがありました。

本島は気持ちのいい海沿いの道路や
民家を縫うように走る小道、
古い瓦屋根の家が残る保存地区と
少し移動するだけで様々な表情を
見ることができました。

保存地区の家に雰囲気がしっとりと合う作品や、
反対に畳敷きの部屋に宇宙が広がる作品があったり、
どうして立っていられるのかわからない、
たった一本の柱で立っている
重力無視の巨大な船やら、
咸臨丸の水夫がいたという名残の作品や
色々ありました。
途中、若冲等の作品がある家があったのですが、
時間が読めなかったのでスルーしました。
残念!
この島でもボランティアさんが丁寧に
作品を解説してくれました。

島で金を使うプロジェクトとして、
地元のタコからとタコ天を
買いました。
本当はバラバラにパックされて
販売されているのですが、
もう店仕舞いということでワンパックに
なっており、オマケもしてくれました。

途中、イノシシに遭遇してしまいました。
イノシシは…怖いのです。
しかも3頭。
少し離れたシルエットで確認できる距離だったので、
自転車をとめて行き過ぎるのを待っていたら、
道路の真ん中で遊び始めてしまいました。

迂回もままならず、終わった…と思ったら、
車が通ってイノシシが逃げて行ったので
大事にならずに済みました。
自然と共存するってこういうことなのかな…。

港に早めに着いたので、自転車を返し、
島ピアノを弾いたり
クリームソーダを飲んでみたりしながら
ゆっくり塩風に吹かれてぼーっとしました。
たまんねぇ…。
帰りたくない…。

定刻通りフェリーが来てしまったので、
西の空に沈む夕日を堪能しながら
丸亀港に向かいました。

丸亀から高松に移動し、高松港周りの作品を見てから
宿に行く予定だったのですが、
もう脚がガクガクブルブル過ぎて
無理だと判断し、すぐに宿に行きました。
夕飯は3年前にも行ったうどん屋に行く予定でしたが
もうそれすらも無理だと判断し、
地元ラーメン屋とコラボしたコンビニおにぎりを買い、
タコからタコ天ミックスとで済ませました。
タコからタコ天はもちろん冷えてましたが、
タコが柔らかくてモチモチで、とても美味しかったです。

この宿のランドリーで1日目に来た服を洗って
最終日に着る予定だったのですが、
よっぽど疲れていたのか肝心のシャツを洗うのを忘れ、
洗濯だけに2時間以上かかってしまいました。
しかも、本当は今日見る予定だった高松港の作品を
スルーしてしまったために、最終日の女木島行きを早め、
帰りも一本の早いフェリーに乗って高松に
戻ってくることにしました。
洗濯やルート変更をしていたら、夜中の2時過ぎてました。

瀬戸内国際芸術祭2022 2日目(前半) 影と光と石段と(10/28)

2022-11-04 08:37:19 | 芸術
瀬戸内国際芸術祭、2日目ー!

今日の目的地は、午前中が高見島、
午後は本島です。

当初は午前中に本島に行ったあと、
午後は四国水族館に行く予定だったので
丸亀に宿を取ったのですが、
直前に高見島が面白そうだと思って
本島→高見島というルートに変更しました。

高見島の最寄り駅は多度津駅ということで
2日目は荷物をすべて背負って回る予定でしたが
昨日の時点で脚腰が相当やられており、
重い荷物を持ち歩くのは不可能と判断し、
昨晩のうちに、
ホテル→丸亀駅(ロッカーに荷物預ける)→
多度津駅→高見島→本島→丸亀駅という
ルート変更を行いました。
これぞ、旅です。

多度津駅からはリムジンバスが出ていたので
それに乗って多度津港まで行き、
検温所で検温をしてもらい、
赤のリストバンドをもらいました。

フェリーに乗って、高見島までドンブラコ、
今日はとてもいいお天気です。
船にはスウェーデン御一行様がおりました。

高見島に着いたらみなさんとは逆方向に進み、
1つ目の作品、「時のふる家」を見に行きました。
古い民家に割れたアクリルたくさんが突き刺さった
一見すると痛々しいような作品なのですが、
外の光がアクリルを通して家の中に入ってくる
なんとなく近未来的な雰囲気もある
不思議な作品です。
ボランティアさん曰く、朝日が一番キレイに
光が入ってくるそうな。
他に、ここは芋の貯蔵庫なんだよとか
欄間の透かし彫りがキレイだよとか
色々教えてもらいました。

アクリルの家とお別れして、
いよいよ作品が集中しているエリアに移動します。
もらった地図にはそこに至る道に
「坂」と書いてありました。

総合受付の横から坂が始まりましたが、
「チャレンジ坂」という横断幕、「お助け杖」…。
そう、果てしない坂道と階段への
挑戦の幕開けでした。

石垣を眺めながら、アキレス腱への負荷を感じながら、
せっせと歩き、作品を巡りました。
作品は基本的に古い家の中にあり、
お金持ちのお屋敷や、庶民的な家など
作品に合わせた家が使われているようでした。

高見島の道は狭く、片方は石垣、片方は家の屋根、
というように階段に家が立っているような
街の作りです。
島の斜度がきついからならではの工夫ですね。
なので、作品を見に行くのも道の横から
少し階段を降りて家の中に入り、
作品を見たら家を出て少し階段を登り、
また道に戻る、ひたすらその繰り返しです。
短いけど急な階段や坂を登り、
少しずつ高い場所にある作品に移動していきます。
地味に…脚に来るのです…。

息を飲むような美しい作品や
怪しく人の息遣いのするような作品を巡り、
展示エリアの最高点で
お砂糖でできた薔薇を見たあと、
一気に坂と階段を降りました。
膝ガクガクはもちろん、
爪先にものすごい負荷がかかって
滅茶苦茶痛かったです。
でも、この島から見た瀬戸内の景色は最高でした。

島では金を使う、が私の信条です。
高見島でお昼ごはんを食べることにし、
喫茶店に行きました。
島の郷土料理の「なめし」のセットを頂きました。
じゃこ、まんば(菜っ葉の名前)、油揚げ、
かまぼこを少し甘く炊いて
混ぜご飯にしてあるのでしょうか、
とってもとっても美味しかったです。
あとは、そうめんのお味噌汁と、
イリコの佃煮、きゅうりの辛子漬、
春菊のお浸し、そうめん南瓜の煮物と
温かいお茶が付いてました。
キリリした苦味のアイスコーヒーも頂いて
少し休憩して、さあ、次の島に移動しましょう。


瀬戸内国際芸術祭2022 1日目 イリコと船霊さんと(10/27)

2022-11-01 14:02:24 | 芸術
瀬戸内国際芸術祭、秋会期に
行ってまいりました。
3年ぶりの瀬戸内!
夏休みを使って、平日にゴーです。
晴予想でしたが少し雲が出でて、
飛行機もちょっと揺れてました。

1日目の目的の島は「伊吹島」、
イリコ製造が盛んな島です。

地元から伊吹島に行く船が出る
観音寺に着くまで、半日を費やしました。
観音寺駅にあるパン屋さんで
お昼を食べる予定が、
突然の機械メンテナンスで臨時休業。
あっはっはーだ。

近くに手頃な飲食店が無いようなので、
駅売店で天むすとおかかふりかけの
おにぎりを買って、待合室でいただきました。
これが、旅よ。

観音寺には、地元の高校生が考案した、
スイッチを押すと居るイリコ出しの香りが
噴射される、飲料水の自販機がありました。
アグレッシブ。

荷物をロッカーに預けてなるべく身を軽くして
バスで観音寺港まで行き、
熱を測ってもらって大丈夫の印の
リストバンドを守らいました。
今回、芸術祭のキービジュアルが
3種類(3色)あるのですが、
今日は黄色のシマシマのリストバンドでした。

バス乗り場から港までの道のりにある
普通の家も商店もどこもかしこも
芸術祭のフラッグを軒先に掲げていて、
ブルーの道ができていたのが
街ぐるみで芸術祭を盛り上げようとしているのが
とても印象的でした。

少し小さめの船に乗って20分くらいで
伊吹島に着きました。
地図をもらって迷子になりながら
ぐるぐる作品を巡りました。
伊吹島は船を降りたらすぐに坂道が始まり、
集落に入ったらほぼほぼ穏やかな坂道でした。
最初は心の中で悲鳴をあげましたが、
すぐにアドレナリンが出たので大丈夫でした。

伊吹島は区画が古いということで、
ホントに迷路のようでした。
伊吹には出部屋という、
家の納戸で出産したお母さんが
赤ちゃんと一緒に島の施設で1ヶ月過ごした
風習が昭和45年まであり、
そのためなのか、作品も、出産や暮らし、
出漁の御守など、人の生きることを、
テーマにしたようなものが
多かったように思います。

途中で瀬戸内レモンの
ソフトクリームを食べて、
出部屋跡にある「伊吹の樹」という
作品に大興奮して、港に戻りつつ
最後の作品を観に行こうとしている最中、
事件が起こりました。

旅のお供、一眼レフで
写真を撮りまくっていたのですが、
突然「メモリーカードが壊れてるぞ」と
メッセージが出て、写真が撮れなくなりました。
電源を落としてみたり、SDカードを
抜いてみたりしてみましたがダメでした。
一度だけ復活したときにフォルダを見たら、
今日1日撮ったはずの写真データが
1つも入っていませんでした。

終わった…。

と、思いましたが、
撮影をスマホに切り替え、
集落にある最後の作品を見終わってから
行ける作品はもう一度回って
写真を撮りまくりました。
残念ながら「伊吹の樹」は
エリアの最奥にあるため行くことができず…。
でも少しだけスマホで写真は撮っていたし、
作品の凄さは体感として体に残っているので
大丈夫、と思うことができたので、
落ち込まずに済みました。

戻ってきた私を見て、
旧郵便局を使った作品の
受付担当をしているボランティアさんが
「屋根の上の〒マークの鬼瓦、見た?」と
教えてくれました。
戻らなかったら気づかなかったです。
それに、最初はスルーした食料品店に入って
島のイリコを使ったふりかけと
「みかん水」なる昭和な飲み物も買えたので
なんやかんやオールオッケーです。

急いで港から少し離れたところにある
作品に向かったら、ギリギリアウトだったのですが、
ボランティアさんが優しくて
作品解説をゆっくりしてくれました。
前回はあまりなかったのですが、
今回はどの作品もボランティアさんが
積極的に解説してくださって、
新たな気づきをたくさん得られました。

伊吹島は、とても不思議な雰囲気の島でした。
家の石垣のバリエーションも豊かなので、
石垣マニアにもオススメです。

今日の宿は丸亀に取ってあって、
明日は丸亀→本島→高見島→多度津→高松と
移動する予定で荷物を全部背負って
作品鑑賞をする予定だったのですが、
今日の伊吹島で既に腰と足をやられたので
丸亀のロッカーに荷物を預けるべく、
オフィシャルガイドブックと
スマホの時刻検索を必死に眺めて、
丸亀→多度津→高見島→本島→丸亀と
ルートを変えました。

今日の夕飯は、スーパーで勝った
半額寿司とおでんとホテルで無料配布してる
おうどんでした。
食後は高知産のパックコーヒーでした。

明日も無事に過ごせますように。




おたから塚歌劇団うめ組トップスターはあの人

2022-10-13 22:10:47 | 芸術
現在の私の生きる糧となっている
「有吉の壁」の
ブレイクアーティストライブ
DAY2に行ってきました。

職場から近い会場だったので
平日でも行けました。

滅茶苦茶楽しかった!
タオルとうちわと
○×ライトを
ぶん回してまいりました。

うちわは注文して届くまで
何が来るかわからない
タイプのものだったのてすが、
TIRE PUNKが届きました。
ジブリ再放送、最高です。

あぁ、DAY1の工具維新と美炎も
見たかった…。