アクリルと倉之助

絵とクラリネットと魚と具沢山日記

終わりの始まりの神々の黄昏

2022-11-30 20:46:14 | 日々徒然
銀河英雄伝説 策謀第三章、
鑑賞。

見てる間、ずっとゾワゾワしてました。
なんかもう、なんかもう、
色々濃いパートでした。

ロイエンタール好きにとっては
この先のことを思って
複雑な思いを抱えつつ、
シェーンコップとの剣戟タイマンが
双方かっこ良すぎて
涎が出そうになって
ニヤニヤするという忙しさと、
ユリアン頑張れ、
ヤンも頑張れ、
シュナイダーくんも頑張れ、
ルパートよ…という
様々な思いが複雑に絡み合って
大変でした。

あ、あと、入場前にショップに行ったら
開封して1週間経ってないのに
第三章のクリアファイル
(ミッターマイヤー&ロイエンタール)が
もう売り切れていて、
膝から崩れ落ちそうになりました。
代わりに、名言キーホルダーを買ったら
ラインハルトが出てきました。
その言葉が出てくるシーンが
映画の後半にあって、
あぁ、美しいなぁ、ラインハルトは
本当はロマンチストなんだよなーと
うっとりしてしまいました。

エンドロールの後、次の予告が流れなくて、
寂しくなりました。
しばらく、誰も席を立たなかったのも
印象的でしたね。

あー、もう一回、見に行こう。

創造欲

2022-11-27 23:17:21 | 料理
金沢旅で買ってきた
「金澤文鳥」をいだだく。

上の文鳥さんの立ち位置と、
パッケージを剥かれた
羊羹の立ち位置が逆になっています。

灰色文鳥さんの中身は
加賀紅茶とドライフルーツの
羊羹。
紅茶の華やかな薫りと
ドライフルーツの甘酸っぱさが良し。

茶色文鳥さんの中身は
加賀棒茶とナッツの羊羹。
加賀棒茶の香ばしさと
ナッツの風味が良し。

乗ってるお皿は金沢で買った
九谷焼です。

今日は華やかな薫りの
フルーティーなお紅茶と
一緒に頂いたので、
次は渋い緑茶と
頂いてみようと思います。

今朝は両まぶたの痙攣が酷くて
どうしようかと思いましたが、
漫画買ってCD買ってベンチで本読んで
ブラブラしてたら治りました。
目が疲れると片目のまぶたが
痙攣することはよくありますが、
最近は両まぶたが痙攣することが
あるので、結構怖いです。

羊羹で茶をすすって、
たまに絵を描く日々を送っていたら、
まぶたの痙攣も治るでしょうか。

推しの五郎島金時

2022-11-22 20:16:30 | 旅行
土日に金沢に行ってきました。
食い倒れツアーでした。
ホントに食べたなぁ…。

行って2時間待って回転寿司、
フルーツパーラーでフルーツパフェ、
居酒屋で加賀料理、
小料理屋で朝ごはん、
ビストロで洋食食べて、
新幹線に乗る直前に加賀おでん。
あ、途中で、ひゃくまんさん焼きの、
ゴロゴロくりくりあんも食べました。

のどぐろも香箱蟹も食べれたし、
どこのお店も全部美味しかったです。

レアンドロのプールも見れました。

紅葉もきれいでした。

今度は九谷焼か加賀八幡起上りの
絵付けをしたいなー。

袋に残った汁までウマい

2022-11-17 18:28:20 | 日々徒然
出張に行く前に
お昼ごはんにハンバーガーを
食べた。
スパイスの効いたパティもいいが、
とにかくポテトの量が尋常じゃない。
でも、単なる塩味じゃなくて
なんだか美味しい。
ケチャップいらない。
あと、ドリンクが必ず
グラスの淵まで波々入ってるのが
嬉しい。

頭までポテトが詰まったのか
バスを乗り間違えて
集合時間に5分遅れた。

ただ、それだけだ。

推しの祭典

2022-11-15 18:44:02 | 芸術
トーハクでやってる国宝展、
仕事で今日からの販売分の
チケット取れなかった…。

そ、そんなに日本人が
国宝好きだったとは…。

グッズ…せめて
グッズをオンライン販売してください。
後生です。
遮光器土偶のフィギュアが欲しいんです…。
あと、銅鐸抱きまくら…。

いや、ホントは国宝が
一堂に会しているさまを
見てみたかったんです…。

※画像と本文に関係性はありません。
 タローマンのARです。

本職は人間

2022-11-13 10:58:16 | 芸術
べらぼーに凄かったです。
昨日行ってまいりました、
『展覧会 岡本太郎』。
なんと写真撮り放題だったので、
写真取ることに夢中にならないように、
ここぞ、というときだけ撮りました。
まぁ、78枚くらい、
撮ってたみたい、ですね。

人の流れができないような
展示の仕方で、
好き勝手に回れて楽しかったです。
岡本太郎は知ってるようで
知らないことも多くて、
実はちゃんと作品を観るのも
初めてに近いような感じだったので、
筆使いや色の重ねを堪能してきました。

エネルギーの凄さは言わずもがな、
よくよく見るとなにやら可愛いものが
絵の中にいました。
可愛いもの、としてではなく
悲しいのとして描かれているものも
ありますが…。

それにしても人が多かった。
タローマンの影響なのか、
チビッコも多かったです。
どうかお父さんお母さん、
親御さんもちっちゃい子も安全に作品を
楽しむことができるよう、
ちゃんと手は握っててあげてください。

そんな私も、写真を撮るのに夢中になって
作品に近づきすぎて注意されました…。
ぎゃふん。


宇宙繋がり

2022-11-10 22:19:19 | 日々徒然
5日、
銀河英雄伝説 策謀第二章 鑑賞。

ヤンとユリアンの会話が多く、
原作の中でも大好きなやり取りが続く
シーン満載でした。
派手な戦闘は一切ないけど、
ヤンのヘボポエム(論文)とか
ユリアンのフライング・ボール話とか
ユリアンが旅立つ時に
みんながヤンの心配ばかりするのとか
しみじみ良かったです。
もう一回、観ようかな…。


8日、月食を見ました。
自分の部屋から月がよく見えるので
早く帰るつもりが、
もう、ホントに無理だったので
職場から見ました。
帰宅途中も見ました。
帰ってからも見ました。
やー、面白かった。
宇宙の端っこが気になって
しょうがないオバサンとしては
見逃せませんでした。
もちろん天王星食は肉眼では
見れませんでしたが、
素敵な天体ショーでした。

瀬戸内国際芸術祭2022 3日目 鬼と彩りとお土産と(10/29)

2022-11-09 08:08:48 | 芸術
あぁ、もう最終日ですか…。
やだ…。

昨日、湯船につかって脚をほぐし、
湿布を貼りまくったせいか
下半身はだいぶ復活してました。
でも睡眠時間が短かったため、
楽しみにしてた朝食ビュッフェは
少し少なめに抑え、
朝早めに宿をおさらばしました。

今日の目的地は、
3年前も行った女木島です。
今回、ニコラ・ダロさんが女木島に
出展するとのことで
再び訪れることにしました。

シマシマめおん(フェリーの愛称)で
朝日輝く海を走り、
到着したはいいものの
早すぎてまだ作品が開いておらず、
しばらく砂浜でぼーっとしてました。

やだもう、帰りたくない…。
横浜は嫌いじゃないけど、
今の仕事が嫌すぎる…。
こっちに仕事ないかな…。
あぁ、海がきれいだ…。

と思ってたら作品が開場したので、
さっそくニコラさんの
作品を観に行きました。
彼の作品の醍醐味は、
機械仕掛けと音楽、
そしてキャラクター性です。
今回も天井まで使った
紙製オルゴールが
穏やかな音楽を奏で、
なんとも言葉では
形容し難い機械がゆるゆると
動いてました。

初めは気が付かなかったんですが、
今回もゆるーくキャラ達が活躍し、
つぶらな瞳の一つ目ちゃんは
首を回しながら瞼を開け閉めし、
ぽってり唇の持ち主ちゃんが
その口から、
何やら出し入れしてました。
たまんねぇ。

曲は12曲あるようだったのですが、
全部聴いてるとここだけで
女木島が終わりそうなので
他の作品も観に行きました。

3年前とは作品も変わってて、
今回も小さなお店プロジェクトは
とても楽しかったです。
小さなショッピングセンターのようなところで
色々な作家が作品を展開しているのですが、
ここは作品が買えてしまうのが良いですね。

女木島は鬼ヶ島とも言われており、
鬼関係の作品もいくつかあるのですが、
ここには鬼ヶ島ピカピカセンターという
リサイクルショップ
(というコンセプト)があって、
扇風機や灯油のポリタンク、紙袋などが、
ステキなランプになってました。

奥様グループが一緒に作品を観ていたのですが、
鬼ヶ島ピカピカセンターの紙袋ランプを見て
ゴミと思っていても作品になるんだ、
うちの紙袋も作品になれるんだと仰ってたのが
印象的でした。

島で金を使うプロジェクトとして、
ここではめおん号クッキーと、
鬼ヶ島ピカピカセンターキーチェーンと
紙袋ランプ制作キット、タコさん柄のメダル、
それから島で拾ったものを
石膏に押して型を取り、
型は遺構として残し、押した当てたものを
鑑賞者が買って帰れる作品があったので、
小さなガラス瓶に男木島の水道水と
青いラメが入っていて、口をコルクと
石膏で固めているスノードームを買いました。
これを買ったら作品のポストカードが
ついてきたのですが、
よく見ると「001/100」のメモが…。

女木島の作品は、とにかく明るい!
楽しいなー面白いなーというものが
たくさんありました。
時間が微妙で、鬼うどんを食べることも
作品でもあるカフェにも
行くことはできなかったけど、
楽しい半日でした。

お昼少し前のフェリーで高松港に戻ると、
港で芸術祭のプロジェクトの一環である
島キッチン特製弁当を買うことができました。
献立は鶏飯、秋野菜と鶏の天ぷら、
醤油豆、お漬物、果物でした。
ほとんど、香川県産。
港のテラスで海を見ながら風に吹かれながら
香川の特産品を美味しくいただきました。

お昼ごはんのあと、港の周りの作品を見て、
ロッカーに預けていた荷物をピックアップし、
ローカルカフェで
「讃岐ミックスジュース」を
頂いてから、リムジンバスで高松を後にしました。

高松空港でかがわ割で
もらったクーポンを使って、
小豆島にある作品「オリーブのリーゼント」の
チョコを買いました。
なんて素敵なお土産なの。
しかもちゃんとオリーブが使われているし。
あと、観音寺というお菓子を買いましたが、
美味しい上にパッケージがカッコよくて
衝撃でした。

色々あったけど、お天気も良くて
最高な芸術旅でした。
また3年後、お会いしましょう。





瀬戸内国際芸術祭2022 2日目後半 不在の存在と人の営みと(10/28)

2022-11-08 00:36:17 | 芸術
瀬戸内国際芸術祭、2日目後半。
本島に上陸です。
この島は少し広いので、
港で電動自転車を借りました。

この島で1番見たかった、
まずは「産屋から、殯屋から」とい作品へ
向かいました。
作品受付をずませて作品の
直ぐ側に自転車をとめ、
イノシシ注意の看板にビビりながら
作品の入口に行くと、

う、うわー…。

山でもない薮でもない、
広場のようなところに土山に入っていく
細い道が一本。
その両脇に、真っ赤なてるてる坊主のような人形が
わんさか林立しているのです。

しばらく、その不思議な雰囲気を味わい、
道を辿って土山の中へ。
正直、怖かったです。

土山の中には、焼物の神のような
ものがありました。

本島は気持ちのいい海沿いの道路や
民家を縫うように走る小道、
古い瓦屋根の家が残る保存地区と
少し移動するだけで様々な表情を
見ることができました。

保存地区の家に雰囲気がしっとりと合う作品や、
反対に畳敷きの部屋に宇宙が広がる作品があったり、
どうして立っていられるのかわからない、
たった一本の柱で立っている
重力無視の巨大な船やら、
咸臨丸の水夫がいたという名残の作品や
色々ありました。
途中、若冲等の作品がある家があったのですが、
時間が読めなかったのでスルーしました。
残念!
この島でもボランティアさんが丁寧に
作品を解説してくれました。

島で金を使うプロジェクトとして、
地元のタコからとタコ天を
買いました。
本当はバラバラにパックされて
販売されているのですが、
もう店仕舞いということでワンパックに
なっており、オマケもしてくれました。

途中、イノシシに遭遇してしまいました。
イノシシは…怖いのです。
しかも3頭。
少し離れたシルエットで確認できる距離だったので、
自転車をとめて行き過ぎるのを待っていたら、
道路の真ん中で遊び始めてしまいました。

迂回もままならず、終わった…と思ったら、
車が通ってイノシシが逃げて行ったので
大事にならずに済みました。
自然と共存するってこういうことなのかな…。

港に早めに着いたので、自転車を返し、
島ピアノを弾いたり
クリームソーダを飲んでみたりしながら
ゆっくり塩風に吹かれてぼーっとしました。
たまんねぇ…。
帰りたくない…。

定刻通りフェリーが来てしまったので、
西の空に沈む夕日を堪能しながら
丸亀港に向かいました。

丸亀から高松に移動し、高松港周りの作品を見てから
宿に行く予定だったのですが、
もう脚がガクガクブルブル過ぎて
無理だと判断し、すぐに宿に行きました。
夕飯は3年前にも行ったうどん屋に行く予定でしたが
もうそれすらも無理だと判断し、
地元ラーメン屋とコラボしたコンビニおにぎりを買い、
タコからタコ天ミックスとで済ませました。
タコからタコ天はもちろん冷えてましたが、
タコが柔らかくてモチモチで、とても美味しかったです。

この宿のランドリーで1日目に来た服を洗って
最終日に着る予定だったのですが、
よっぽど疲れていたのか肝心のシャツを洗うのを忘れ、
洗濯だけに2時間以上かかってしまいました。
しかも、本当は今日見る予定だった高松港の作品を
スルーしてしまったために、最終日の女木島行きを早め、
帰りも一本の早いフェリーに乗って高松に
戻ってくることにしました。
洗濯やルート変更をしていたら、夜中の2時過ぎてました。