M's 備忘録

「頭蓋咽頭腫」という脳腫瘍の闘病記を主軸に、
日々の備忘録をブログにつづります。

年末からの波乱万丈31(頭蓋咽頭腫と血管奇形、退院後13 転院先血管奇 形治療確定)

2010-09-08 19:51:52 | 闘病記
疲れが溜まっているせいか、
更新が当日できないでいます。(T_T)

昨日は、9月1日に行った血管造影検査の結果を聞く日でした。

予約の時間は、午後だったんで、お昼余裕を持って
病院に向かいました。
治療方針の話もしていただくので、相方も今回は参加です。

偶然にも、途中で相方と合流して病院に着きました。
受付を済ませたところ、予約の時間まで結構時間が
あったので、病院の食堂でご飯を食べることに。

食堂でいざ食べようと食券の販売機の前に立ったとき、
相方がメニューにないものを見つけました。

「すじ煮込みうどん」

無性に興味が沸いて、私はそれを食べることに。

そこでなんと!、主治医の先生がいらっしゃって、
「こんにちは~」
と爽やかに挨拶していただきました!
なんとフレンドリーな先生でしょう!
二人して感激です。
(今までかかった病院の先生は、すれ違っても会釈すら
 無かったもので・・・。)


食事を済ませていよいよ診察です。


今回も、詳しく説明して下さり、とても分かりやすかったです。
血管造影検査で撮影した写真を見ながらの説明で、
どの血管が悪くて、どのような状態になっているのか、
とても丁寧に説明して下さいました。
(内容としては、前回の診察とほぼ同じです。
 ただし、今回は血流がおかしくなっている部分を、
 実際の写真で確認できました。)

そして、この血管奇形ですが、残念ながら治療を
したほうが良いという判断でした。
カテーテルを入れて、異常な静脈血管にコイルを入れて、
静脈の流れを正常にして、ガンマナイフでさらに
動脈とつながっている部分を治療するという、
二段階の治療だそうです。

この治療に関するリスクのお話です。
 ・治療するカテーテルは静脈に入れる。
 ・治療中には、血管の状態を見ながらになるが、
  動脈はそのままだと映らない。
 ・なので、動脈にもカテーテルを入れて、
  動脈が映るようにしてやる必要がある。
 ・動脈の血流は、異物(カテーテル)が入ると、
  血が固まる性質がある。
 ・血が固まらないようにする薬を投与するが、
  絶対に固まらないというものでもない。
 ・血が固まると、その塊がどこかの血管を塞ぎ、
  脳梗塞を起こす可能性がある。
パーセンテージとしては、かなり低いそうですし、
私自身安心しきっているので、あまり心配には
なりませんでした。

治療の入院日数ですが、先生によると1週間位だそうです。
(開頭手術ではないので、体力の低下も心配しなくて
 良さそうです。)
予後の状態により、もう少し早く退院できるかも知れない
そうですが、色々とこちらの都合もあり、そうなっても
一週間は入院させて欲しいと伝えました。


血管奇形の治療の件は決まったのですが、
折角なので、色々と現在の症状で相談させて頂きました。
 1.コートリル錠の副作用のせいか、
   体の節々が痛い。
   →最初は足の関節程度だったのが、最近では
    手の関節も痛く、手をグーにするのも辛いです。
 2.夜、尿意により目が覚めることがあり、
   それが1時間半~2時間に一度という頻度。

1.の件については、「コートリル錠を減らす」ことになりました。
現在、朝晩それぞれ1錠ずつでしたが、今後は朝1錠のみです。
先生いわく、
 「コートリル錠が原因かどうか分からないが、
  減らすこと事態問題ではないので、減らしてみて
  症状が良くなれば、コートリル錠が原因とみましょう。」
だそうです。他の原因で無いことを祈ります。

2.の件については、「デスモを夜2回のみにする」ことになりました。
現在、朝晩それぞれに1回ずつでしたが、以前私が朝忘れていたにも
かかわらず、大変な事にならなかった事を伝えたところ、
「じゃあ、夜増やしましょう」という事になりました。
やらないで済むなら、なるべくやらないほうが良いようです。

と、ここまでも丁寧に答えていただき、相方と二人、
とても安心して帰りました。
薬の飲み方を変えたことで、他に良いことが起こるのでは?
とまで考えちゃいます。


そして、今回の診察で大発見をしました。
「病院の食堂の
『すじ煮込みうどん』は、

めっちゃ美味しい。」


病院の食堂、恐るべしです。