明治時代根室の漁業が
盛んだった
その時建てた家
そのあとを
護ってきた兄
もうこの玄関のチャイムを
ならすことできない兄
でも、そーーと
風のように家の中を
まわているに違いない
風のようにそーーと
明治時代根室の漁業が
盛んだった
その時建てた家
そのあとを
護ってきた兄
もうこの玄関のチャイムを
ならすことできない兄
でも、そーーと
風のように家の中を
まわているに違いない
風のようにそーーと
明治時代根室の漁業が
盛んだった
その時建てた家
そのあとを
護ってきた兄
もうこの玄関のチャイムを
ならすことできない兄
でも、そーーと
風のように家の中を
まわているに違いない
風のようにそーーと
急死した兄
あれから49日経った
兄を皆で支えて
阿弥陀様の元へ
おくりだす時だという
どうか仏の元へと
祈り、念仏を唱えた
しかし、兄の魂は
私の胸に住み着いたように
おもえた・力が湧いてきた
兄たちと一緒に
生命の脈を
壱刻一刻と刻もう
不思議な力だ
これが生命の息吹か？
うららかに春の日差しが降ってくる
よい日よよい日よ
よい日今日は
きみたちよ
先生はいつも
みつめてる
たとえ嵐が来ようとも
羽ばたけ羽ばたけ
君たちよ
楽しい未来が
待っている
あれから50年
みんな
よい日を送っておられるでしょう
もはや命を神のもとへと
逝った方もいますが
いずれみなさんが
そこへ・・・・？
どうか素晴らし
未来をつかんでほしい
いつも見つめています。
たっぷりとバターが
たっぷりと時間が
店頭では
ころころと安値で
並んでいるのに
手作りでは
半日ちょっとかかった
バター・ミルク
何度も練って
折りたたんでまたねって
ついに出来上がり
食べたら止まらない
価値をあらためて
認めた
９５名の楽員が各地から
集まっての吹奏楽の演奏会
子どもたちも熱心に演奏
入場料・義援金で震災地へと送る
何と７万以上集まったと
思い切り拍手を送り
心温まる演奏会
今もなお続く災難
被曝災害も不安を煽る
せめて水道水でも
自由に使えるように
祈っている
暗雲これから
いつまでも続くことか
今日は川湯硫黄山
なんとこれまでにない
荒々しい
地球の息吹
岩肌を硫黄で染めて
おそろしい
自然の力
でも、潤いもある
２５０円の硫黄温泉
公衆浴場
質素で単純・清潔
吹きだした
硫黄泉をそのまま
湯船に
綺麗な冷泉を
そのまま湯船に
なんと癒されることか
静かに微かな地球の
呼吸を聞きながら
体を任せた
ゆったりと時を
刻んでいるとき
クッキーつくりをする
それをゆっくりと
紅茶・コーヒー・抹茶で
いただくと
時がゆっくりと
音を出して
刻みだす
なんとすごい世の中
地震・津波・放射能汚染
凄い映像と
闘う人々
どうしよう？どうしよう？
から・こうしょう・
ああしようと
生きていく正しく
フアイト
フアイト
地に足をつけて
フアイト
フアイト
