デジブック 『さくら満開の根室の里』
根室の街路の面影を
見つけることは難しくなった
そのたたずまい
今でも鼻たらしの小僧が
輪回しをしながら飛び出て
くるような街路地は
もう、消えたたかも知れない
旧友とふるさとの話
根室らしさがぞんざいするところは？
口をそろえて言う
金刀比羅さんの参道
深い森と鳥居古びた
石段このあたりで
幼い時代の自分たちが
動き始めるという
みんなの回想にふるさとが
浮かんでくる
小さな自分・鼻たれ小僧
がひもじい姿で
動きはじまめ
頭の中を駆け巡る
みんな自分をたたえるように
思いを巡らせ
寝るのも惜しみながら
一日が過ぎる
春雨のなかの桜に
寒いかな？と、話かけてみた
みんなうつむいて首を振った
やち坊主たちが芽を覚まして
みんな楽しそうに笑っていた
素敵な冠をつけて
いまでも躍りそうだ
ここは昔、日本のゴム源であった
今もゴムは健在らしい
住民は象・さる・ショウと
民芸品で働いていた
一方豪華なレストラン
海岸のレジャー産業は
他民族の事業で賑わっている
古寺院では住民も
心こめて祈り奉げる
静かな空間であった
船は静かにプーケット島港へ
自由散策・・案内を断り近くの公園へ
昔、英国・日本軍が基地として
使用した今は公園で
家族で楽しんいる
ゆったりと時が流れて
家族の微笑みにみとれる
夕食は思い切って
中華料理・美味しさに・値段を忘れて
楽しむ