くらい春

くらい一日
せめて家の中で咲く
花を見つめて
気を紛らわして

素焼きした焼き物への
絵付けをして
楽しみをもった
果たして焼いて見ると
思ったように行くだろうか
楽しみが増えた

春の流れ

水鳥たちも公園の沼に
羽を休め春を楽しげに
飛んでいた

標津川も水を豊かに
そしてゆっくりと
冬を流していく
川面に木の芽をふらませた
木々の春の影を映し
春を告げながら
ながれていた

春もやを抜けて

春のもや？霞を抜けるように
釧路へ向かった

やち坊主に出会うためdもあった
なんとやち坊主たちが今年も
元気に顔を出していた

いつも親方風の坊主も
威厳を保って
現れていた「よーー。」と、
声をかけてみると
向こうも「やーー。」と、
迎えてくれたように
体を揺すっているように見えた

春路

好天き春日和
久しぶりに街路を歩いてみた
雪残りの街・雪どけた垣根
春の日差しに
輝いた歩道を
ただただテクてくてくと
歩いて春を背に背負って
歩いてみた

再開 兄の絵

小屋の片づけをしていると
ぽいっと、３０年ほど前に
北海道新聞に掲載された
兄の絵が出てきた
懐かしさに胸が詰まった
中国交流１００周年？の時
中国へ行き描いたもの
他にたくさんのスケッチもあったはず

ペンの動き色彩の深さ
彼が急いでスケッチした姿が
目に浮かんだ
早速額に入れて部屋におくことにした

得意になって

焼き物の一つ
しほんケーキをやってみた
是はもう５年目
様々なシフォンケーキは
失敗あり成功ありで
楽しい
失敗のケーキは
後始末が大変
食べきるのが大変
紅茶ケーキは基本中の基本
計量から後始末まで
結構修行になるケーキ作りだ

さて、どの形が

周りの人たちは
この形が良いという
この形も捨てがたい
迷う楽しさ
使ってくれる人が
どんな気持ちになるのか
考えるのも面白い

精選

創作品に磨きをかける
その作品の良さや欠点が見えてくる

高校合唱部の定期演奏会で
合唱を聴いた時も
物作りの精選とよく似ている
磨きをかけて
素晴らしい発声の合唱
終わってから
温泉へ体に磨きをかけた
若者はつやが出て健康
老いには？？？？？

ハーモニー

いろいろな合唱団の発表を聴いて
技能をこなすと
心に届かず
また、心に響かそうとすると
なお遠くなる
是は陶芸創作でも同じ
やはり日頃の心の高まりを
欠かさないで創作する事であろうか
己を磨く・何のために
このこたえは難しい

明るい日差し

朝日が眩しいくらいに
家の隅々まで入り込んでくると
体の奥まで光が入った気分
機嫌良く今日も出発
楽しく買い物
パンつくりと
お日様に笑われないように
頑張った