八月三十一日といえば夏休み最後の日・・・
寒冷地などでは冬休みを長く取る関係で必ずしも全国的でないのは承知していたが、近県でも「ゆとり教育」とやらの見直しで八月下旬に始業式が行われたようだ。
わが町ではそんなこともなく例年通りの二学期の始まりのようである。
さて、昨日のキノコの記事の《中略》の話を。
かねてから知り合いの某氏たちがMatszさんとトンボの調査をするという情報を仕入れていたので草刈をサボって集合地点に向かった。
集合地点で待っていたトンボ
オオシオカラ
コオニヤンマ
オオシオカラぐらいは一目で判るのだが、コオニは一目でという訳には行かなかった。
とりあえず数枚押さえたから家に帰ってからでいいか・・・
という所へMatszさんが到着。
Matszさんとは数回お会いしているのだがいつも暗闇に近い状態で明るい所では初めてという間柄(笑)
当日のメンバー六名+飛び入りの私=総勢七名が揃った所で簡単に紹介していただいてともかく目的の場所へと出発。
山道を行くオジサンたち
目的はトンボの調査なのだが野山にあるもの全部に興味がある人たちの集まりゆえ朽木に生えたキノコやハチの巣を見つけてはカメラを向けている。
ほどなく水路に出るとここでしばし観察。
Matszさんが
「時々飛んでるのはオジロですね」というが
「えっ!?どこ?」ってなもの・・・
撮れるはずがない(笑)
休耕田の手前でミルンのメスが登場。
ミルンを見るんは初めて。
今日は初めてのフラッシュ撮影
ミルンヤンマ
70-300ズームの300mm手持ち
露出優先の1/250で内臓フラッシュの強制発光
背景がすっかり暗闇でイマイチだが証拠写真としては充分。
とりあえず初物をゲット。
休耕田ではシオカラやオオシオカラが飛び回っていた。
シオカラ連結
前がオス、後の黄色っぽいのがメスです。
やがてちょっと大きめのトンボが高いところを飛び始める。
「なんだろうねぇ~?」
と皆は口にするが、Matszさんは「ギンのようですねぇ~」
何で分かるの?と思ったら飛び方や体型で分かるのだとか。
ならばとダメモトで一枚!
かなり偶然に近いショットだが置きピンでなんとか収まった。
その場で画像を拡大してみると確かにギンヤンマらしい。
しばらくその場で観察を続けてから別の場所に移動。
途中の山道にナンバンギセルを見つけた。
家の近くで見たことはあるのだがそれっきりでここ数年見ていない。
ナンバンギセル
ススキに寄生することで知られているがススキは何処よ?
やがてコバギボウシの群生する沢に出た。
コバギボウシを撮影する某氏
ほどなく大型のトンボが現れる。
珍しくもないオニヤンマなのだが産卵を始めたので撮影モードに切り替え。
そこへもう一頭のオニヤンマも現れWで産卵。
オニヤンマ産卵
同じ場所に繰り返し産卵するので比較的ピント合わせがラクチン。
Matszさんはと見れば広角レンズでノーファインダー撮影。
20cmほどの距離で撮っている。
「凄いですねぇ?よくそれで撮れますね?」と聞くと
「広角でピントが深いですからねぇ。案外大丈夫なものなんですよ」
とはいうもののお気に入りの画にはならなかったようでレンズを付け替えていたようだ。
ほどなくミルンも登場。
しばらく枝で羽休め。
Matszさんが
「翅を震わせ始めたら産卵のために降りてくると思います。」
というとほどなく翅を震わせはじめ地面に舞い降りると産卵を始めた。
「えっ?水の中じゃないの?」
「柔らかい土だとか朽木に産卵するんです」
トンボの幼虫(ヤゴ)は水中にいるとは限らないのは知っていたが、朽木に産卵するのは初めて見た。
ミルン産卵(画像は暗かったので修正)
しばらく待ったが他のトンボは現れずに撤収。
朝の集合場所に戻るとまた大きなトンボが現れた。
Matszさんは一目でこう言った。
「コオニですね」
家に帰ってモニターで拡大して確認。
確かに足が長くて頭が小さく黄色い模様もコオニヤンマそのもの。
あの人の動体視力はどうなってるんだろう?
皆と別れて午後からは草刈で大汗を流し、畑に植えた早生の栗を両手いっぱいほどをお土産に。
刈払い機を肩に栗の入ったレジ袋片手に家の前まで来るとノウゼンカヅラにクロアゲハが来ていた。
でもちょっと違う。
モンキアゲハ?
いや!!紋がちょっと違う!!
オナガだぁ~!!
ちょっと待ってろよ~!!
と言う間もなく飛んでいってしまった。
「夏休みの宿題」ならぬ「九月の宿題」ができてしまった。
寒冷地などでは冬休みを長く取る関係で必ずしも全国的でないのは承知していたが、近県でも「ゆとり教育」とやらの見直しで八月下旬に始業式が行われたようだ。
わが町ではそんなこともなく例年通りの二学期の始まりのようである。
さて、昨日のキノコの記事の《中略》の話を。
かねてから知り合いの某氏たちがMatszさんとトンボの調査をするという情報を仕入れていたので草刈をサボって集合地点に向かった。
集合地点で待っていたトンボ
オオシオカラ
コオニヤンマ
オオシオカラぐらいは一目で判るのだが、コオニは一目でという訳には行かなかった。
とりあえず数枚押さえたから家に帰ってからでいいか・・・
という所へMatszさんが到着。
Matszさんとは数回お会いしているのだがいつも暗闇に近い状態で明るい所では初めてという間柄(笑)
当日のメンバー六名+飛び入りの私=総勢七名が揃った所で簡単に紹介していただいてともかく目的の場所へと出発。
山道を行くオジサンたち
目的はトンボの調査なのだが野山にあるもの全部に興味がある人たちの集まりゆえ朽木に生えたキノコやハチの巣を見つけてはカメラを向けている。
ほどなく水路に出るとここでしばし観察。
Matszさんが
「時々飛んでるのはオジロですね」というが
「えっ!?どこ?」ってなもの・・・
撮れるはずがない(笑)
休耕田の手前でミルンのメスが登場。
ミルンを見るんは初めて。
今日は初めてのフラッシュ撮影
ミルンヤンマ
70-300ズームの300mm手持ち
露出優先の1/250で内臓フラッシュの強制発光
背景がすっかり暗闇でイマイチだが証拠写真としては充分。
とりあえず初物をゲット。
休耕田ではシオカラやオオシオカラが飛び回っていた。
シオカラ連結
前がオス、後の黄色っぽいのがメスです。
やがてちょっと大きめのトンボが高いところを飛び始める。
「なんだろうねぇ~?」
と皆は口にするが、Matszさんは「ギンのようですねぇ~」
何で分かるの?と思ったら飛び方や体型で分かるのだとか。
ならばとダメモトで一枚!
かなり偶然に近いショットだが置きピンでなんとか収まった。
その場で画像を拡大してみると確かにギンヤンマらしい。
しばらくその場で観察を続けてから別の場所に移動。
途中の山道にナンバンギセルを見つけた。
家の近くで見たことはあるのだがそれっきりでここ数年見ていない。
ナンバンギセル
ススキに寄生することで知られているがススキは何処よ?
やがてコバギボウシの群生する沢に出た。
コバギボウシを撮影する某氏
ほどなく大型のトンボが現れる。
珍しくもないオニヤンマなのだが産卵を始めたので撮影モードに切り替え。
そこへもう一頭のオニヤンマも現れWで産卵。
オニヤンマ産卵
同じ場所に繰り返し産卵するので比較的ピント合わせがラクチン。
Matszさんはと見れば広角レンズでノーファインダー撮影。
20cmほどの距離で撮っている。
「凄いですねぇ?よくそれで撮れますね?」と聞くと
「広角でピントが深いですからねぇ。案外大丈夫なものなんですよ」
とはいうもののお気に入りの画にはならなかったようでレンズを付け替えていたようだ。
ほどなくミルンも登場。
しばらく枝で羽休め。
Matszさんが
「翅を震わせ始めたら産卵のために降りてくると思います。」
というとほどなく翅を震わせはじめ地面に舞い降りると産卵を始めた。
「えっ?水の中じゃないの?」
「柔らかい土だとか朽木に産卵するんです」
トンボの幼虫(ヤゴ)は水中にいるとは限らないのは知っていたが、朽木に産卵するのは初めて見た。
ミルン産卵(画像は暗かったので修正)
しばらく待ったが他のトンボは現れずに撤収。
朝の集合場所に戻るとまた大きなトンボが現れた。
Matszさんは一目でこう言った。
「コオニですね」
家に帰ってモニターで拡大して確認。
確かに足が長くて頭が小さく黄色い模様もコオニヤンマそのもの。
あの人の動体視力はどうなってるんだろう?
皆と別れて午後からは草刈で大汗を流し、畑に植えた早生の栗を両手いっぱいほどをお土産に。
刈払い機を肩に栗の入ったレジ袋片手に家の前まで来るとノウゼンカヅラにクロアゲハが来ていた。
でもちょっと違う。
モンキアゲハ?
いや!!紋がちょっと違う!!
オナガだぁ~!!
ちょっと待ってろよ~!!
と言う間もなく飛んでいってしまった。
「夏休みの宿題」ならぬ「九月の宿題」ができてしまった。
夏休み最後の休日を楽しく拝見いたしました。
おじさんたちの後姿素敵ですね
トンボたちを追いかけている姿は、おじさん返上で少年のようです~♪
それにしても、ミルンを見るんは初めて!
親父ギャグは健在のようですね(笑)
PS.Matszさんって、凄い人ですね
この後姿の三人が話すトンボの話題には私ごときではついていけません(笑)
その中でもMatszさんは経験・知識・行動力・眼力の全てで群を抜いた「ネ申」ですね。
ご一緒できただけでも幸せです。
今度はsizukuさんもご一緒にいかがです?
長靴で来ていただくようですが、電車の中からだとかなり目立つんじゃないかと(笑)