トーキング・マイノリティ

読書、歴史、映画の話を主に書き綴る電子随想

書評にブチギレる物書きたち その⑧

2017-12-29 20:40:06 | マスコミ、ネット

その①その②その③その④その⑤その⑥その⑦の続き
 Kが誰かに賛同を求めたい時、決まってもちだすアンケートだが、以下は拙記事へのアンケート

アンケートのお願い
[1] 皆様は、匿名M氏ほど徹底的に組織的に体系的に、原文を歪曲・改竄して「引用」する「書評」を他にご存じですか。
[2] 皆様は、匿名M氏の「書評」に何らかの価値があるとお思いですか。

 ここはあくまで趣味で行っている無償のブログに過ぎず、[2]は全く問題ない。私自身、Kの罵詈雑言記事には何の価値もないと思っており、それはお互い様。だが、[1] には唖然となった。件の記事は書評というよりも本の内容の紹介に感想を少し加えた雑感に過ぎず、「組織的に、体系的に」書いた論文ではないのは、17歳の高校生でも分かるはず。
[1] を見た時、「この人、頭がおかしいのでは?」と感じた。己自身が常に体系的に歪曲した批難記事を書いており、他人と同一視している。Kの誹謗中傷は全て「自己投射」であり、鏡に写る己自身に噛みついているのだ。
 先に原文と違う表記をした私に非があるのは確かだし、とりあえずKのブログにコメントを入れた。例によって非公開扱いなので、コメント全文を挙げる。

初めまして。2017/11/16(21:38)
匿名のコメンターさんからこちらのブログを紹介され、記事を拝見致しました。

まず、何度も本文とは違う表記を繰り返したことは謝罪いたします。私は研究者や専門家ではございませんから、一般に日本で知られていたり、wikiに載っている表記に従いました。

しかし、「歪曲」とはお言葉ですね。F爺様の著書を購読、良書だと思い、その感想や要約を書いたまでです。原文通りではなかったため、F爺様が激高されたことには大変失礼致しました。記事の誤表記を順次訂正しますので、ご了承願います。

しかし「F爺・小島剛一を嘘吐き呼ばわりしています」とありますが、何処に私がF爺様を嘘つき呼ばわりしましたか?「これに類した「根拠の無い嘘吐き呼ばわり」が他にもあります」とまでありますが、「誠に心外です」とは私の台詞です。これほど執拗に「根拠の無い嘘吐き呼ばわり」と繰り返しているのは貴方側では?早速チョルス氏が同意のコメントをしていますね。

これぞ歪曲・ねつ造・侮辱ではないでしょうか?、「しょっちゅう、F爺・小島剛一の著作を批判する(つもりの)時に…」とは誤解もよいところ。浅学菲才の一庶民である私が、F爺様のような専門学者を批判する気は全くありません。良書だったため拙ブログで取り上げたのですが、原文を「改竄」したことに関しては、お詫び申し上げます。

私は匿名の単なるネット・ゴキブリに過ぎませんが、F爺様を逆恨み、復讐するつもりである可能性は全くありません。F爺様がブログをされていたことは今回初めて知ったし、貴方の著作も『トルコのもう一つの顔』しか見たことはありません。逆恨みする理由は全くない。逆に著書から、貴方の真摯な研究姿勢には感銘を受けました。
副題にあるように拙ブログは「電子随想」、私見に過ぎず、「組織的に、体系的に原文を歪曲・改竄して「引用」する」とはずいぶん大げさに感じました。

いずれにせよ、原文の改ざんや誤記述、稚拙な引用には重ねてお詫び申し上げます。
では。

 本当に馬鹿だった。Kがどんな人物なのかよく確認もせず、コメントしたのだから。結果は燃料投下、Kに喜んで食いつくエサを与えただけだった。先月は原文を改ざんしたことを激怒していたKだが、最近は表記を原文どおりに訂正したことを責めている。チンピラ同然の因縁だし、これほど性格の歪んだ老人は初めて見た。

 年をとれば人は短気になり易いと云われるが、「小島剛一の「もう一つの顔」(1)」という記事には昔から気難しかったことが載っている。Kはフランス人にフランス語の発音をこう注意していたのだ。
きみは今 ... と言ったが、発音が間違っている。その意味では ... と発音するべきであるとの 19xx年のアカデミーフランセーズの報告が出ているよ。
 いとう・あきら氏がこれを紹介しているが日付は92/04/12、この時点でKは老人どころか50前である。語学力に優れているはずの言語学者がコミュニケーション力に乏しく、誤読というより他人の文章を妄想で読み解いているのは殆ど冗談のようだ。他者を叩くことで溜飲を下げたいだけの不遇者であり、天性の語学力は彼を幸せにしなかったらしい。

 古野まほろやKのようにネットを徘徊して書評をチェック、ブチギレる物書きは他にもいるだろう。炎上商法目的も考えられるが、このような物書きの書物を購入するのは考え物だ。
 私もKがあのようなブログをしていることを事前に知っていれば、『トルコのもう一つの顔』は決して買わなかった。どうしても気になるなら、図書館で借りた方がいい。そうでないと私のように作品を購読して、作者に罵倒されるようなバカを見る羽目になるから。

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