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見ました!鬼滅の刃 その一

2021-05-01 21:40:43 | 漫画

 いささか遅ればせながら、『鬼滅の刃』コミック全23巻を読了した。先月の記事で書いたように、3月の彼岸に親戚の家に行った時、従妹から借りてきたのだ。単行本全巻を買ったのは従妹ではなく彼女の夫だが、今では夫婦でハマっているようだ。従妹からこの漫画はとても面白いと勧められ、やっと全巻を読了した。
 実は私は最近のアニメや漫画は殆ど見ていない。鬼滅の刃は昨年後半から大評判になっていたが、アニメ映画なので見る気になれなかったし、DVD化された時にでもレンタルしようと思っていたほど。

 アニメや漫画をあまり見ないのは、私自身の偏見や偏屈が大なのだ。一部の成人向け作品は別にせよ、私はアニメや漫画は基本的に子供が見るものと思っている。中年になってもアニメや漫画ばかり見ている者はキモいだけでなく、痴愚にしか思えない。一流漫画家は大変な読書家ぞろいだし、漫画家を志す少年少女には出来るだけ本を読めと勧めていた人もいる。
 硬質な書物を読みつつ、同時に話題のアニメや漫画を見る社会人には敬意を抱くが、へそ曲がり歴女ゆえアニメと漫画しか見ない者は軽蔑していた。所詮少年誌に掲載された作品だから、小説より劣るだろうと思って鬼滅に目を通したが、早々に大変な誤解だったのが分かった。

 とにかく面白い!これほど最後まで飽きさせず、夢中になって見た漫画はあまりない。設定は大正時代となっているが、この時代の漫画といえば、私は『はいからさんが通る』くらいしか知らない(但しこの作品も私は未読)。
 鬼滅でまず驚いたのがあまり見かけない漢字が使われている登場人物名。主人公が竈門 炭治郎(かまど たんじろう)、その妹で本作のヒロインは禰󠄀豆子(ねずこ)。“竈”と“禰󠄀”は読み仮名がなければオトナでも読めない人が多かったはず。この2人に限らず、主要キャラに平易な漢字名の者はいない(例外は富岡義勇)。

 章名や地名も讀み難く、主人公が繰り出す技には「灼骨炎陽(しゃっこつえんよう)」「烈日紅鏡(れいじつこうきょう)」「輝輝恩光(ききおんこう)」等があり、作者はあえて小難しい四字造語に励んでいるとしか思えない。但し漫画の世界でも、独特の造語はストーリーを楽しませる小道具でもあるのだ。設定が大正時代だし、これらの漢字造語は時代の雰囲気に合っている。カタカナ連発では興ざめしただろう。
 今時の作家でも、これほど難読な漢字に拘る人は少ないのではないか?作者・吾峠呼世晴さんが漢字に拘った理由は不明だが、表紙裏の言葉は簡素で温かみのある内容ばかりだった。例えば……

漫画は読んでもらえなければただの紙なので、誰かが手にとって本を開いてくれるのはとても光栄なことです。皆さんの幸せを願って感謝砲を発射します」(第9巻)
最近は天災が多いですが、そんな大変な中でも漫画を手にとって読んでくださる方々、本当にありがとうございます。苦しいことや、ぐっと辛抱しなければならないことは誰のところにも次々とやってきますが、ほんの少しの間でも、楽しんでいただけたら、前向きな気持ちになっていただけたら嬉しいです」(第13巻)

 実に謙虚ではないか!売れてから日が浅いことはあろうが、吾峠呼世晴さんが読者に感謝の言葉を何度も述べているのには感心させられた。
 何しろ漫画に疎いので他の同業者はどうなのか知らないが、売れっ子になったため盛んにТVに出演、欧州と日本の比較文化論を展開する女性漫画家もいる。その論調は常に「上から目線」で日本sageばかりだったので、読む気も失せた。

 作家や学者は読者に感謝の言葉を述べる人はあまり多くないように思える。東大出を鼻にかけ、大学生読者を罵倒したラノベ作家もいた。学者があとがきで感謝の言葉を云うのは出版関係者だし、「SNSの時代に本を書くということ・・・新書「ヒトラーの時代」に思う」という記事で、ドイツ文学者の女性は言ったことは、読者は眼中にない学者気質がにじみ出ている。職業作家ではないため、読者サービスなど必要ないのだ。
自分の本が、ワクワクした読書の楽しみをもって人々の手に取られているという感覚が全くない。むしろ、市場に出た途端に心ない人びとの手で公開処刑されるかのような恐ればかりが湧いてきた
その二に続く

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16 コメント

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Re:藤田和日郎 (mugi)
2021-05-14 23:19:17
>motton さん、

 未だに『うしろととら』『マップス』は未読ですが、紹介された漫画家の姿勢は素晴らしいですね。これぞ真のプロフェッショナルというもので、難解な作品を発表して悦に入るタイプとは対照的です。

 読者を嫌な気持ちにさせる漫画もあり、それ自体は表現の自由だから問題ありませんが、読者としてはいい読後感が与えられる作品のほうを望んでいます。
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藤田和日郎 (motton)
2021-05-14 10:34:49
『うしろととら』の藤田和日郎も似たことを言っています。
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/藤田和日郎#人物

>漫画の最大の目的は人を喜ばせること。そのためにはまず分かりやすい漫画を描くこと。そしていい読後感を読者に与えること。これがきちんとできているのが最強の漫画。読者を嫌な気持ちにさせるのは漫画ではないという考えを持っている。
>そして、その理想の漫画を描き続けているのが高橋留美子であり、「高橋先生こそが最強の漫画家」だと答えている

『マップス』などの長谷川裕一も似た考え方だと思います。
彼らは、登場人物を1人1人大事にして、広げた風呂敷をきちんと畳んでくれるんですよね。
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アミさんへ (mugi)
2021-05-12 22:29:44
 高橋留美子氏の作品は未だに未読ですが、実に謙虚な言葉で感心しました。漫画に限らず小説も読者がいないと成立しませんが、これほど謙虚なことを言う作家はいるのでしょうか?売れると妙に選民意識が出てくるタイプが少なくないような。

 藤子F不二雄氏の言葉も意味深いものがあります。氏が「冬の時代」を長年経験していたことは初めて知りましたが、一旦読者の支持を失った漫画家が復活するのは容易なことではないと思います。第一線で描き続けてこられた方の意見は貴重です。

 漫画家に限りませんが、売れっ子になると総じてお天狗になりがちで、初心を忘れる傾向があります。漫画を描くよりメディアに盛んに出て、調子づいて発言している人もいますが、漫画家としては「冬の時代」を迎えることになるでしょう。
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Unknown (アミ)
2021-05-11 13:57:11
「漫画は読者がいないと成立しません。楽しんでくれる人達がいるのは、本当にありがたいし、自分のモチベーションです」
「読者が傷つかないことを、漫画を描くうえで大事にしています」
「同じ傾向のものを描くと、読者に飽きられるという怖れを感じています」
「漫画のキャラの尊厳も大切にしたい」
これは、女性漫画家の高橋留美子氏が、昨年の雑誌「ダ・ヴィンチ」12月号のインタビューで語った言葉です。
別のインタビューでも、「読者が楽しんでくれる作品を描いてゆきたい。これにつきます」とと再三語っていますが、彼女がデビュー以来、40年以上、第一線で描きづけてこられたのは、力量もさることながら、「読者の支持があっての漫画」「読者のために描く」とシンプルですが、基本的な事を抑えていたからだと、最近つくづく思うのです。

藤子F不二雄氏は、「漫画家の一番の危機は、ベテランになった時です。一作一作初心に帰りましょう」、つまり調子づいている時が一番危ないと自分への戒めの言葉として、アシスタントたちに語っていたと言います。作品が読者から支持されない「冬の時代」を長年経験しているからこその戒めだったのでしょう。
才能はあっても、一発屋として消えてゆく漫画家が多い中、息が長い人達は、やはり違うものが根底にあるのではないでしょうか?
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Re:売れない文士 (mugi)
2021-05-08 22:06:01
>スポンジ頭さん、

 響凱は人間で文士だった頃、知人から「つまらないんだよ 君の書き物は 全てにおいて塵のようだ……」と言われていましたね。さらに駄目押しが「もう書くのはよしたらどうだい」。文士にとってこれほど酷い言葉もありませんが、漫画家も同じです。

 永井荷風の実家の事情は初めて知りました。確かに家が裕福か、親族や妻の支えがなければ文士を続けることは難しいでしょう。中島敦のように才能があっても、生前はほとんど知られなかった文豪もいますし。

 コメントで初めて気付きましたが、響凱の屋敷には家具はあっても書物が見当たらなかったですね。売れない文士という設定にも関らず、本が積んである部屋がないのは妙です。生活に困り本を売ったか、文士になる夢を断って本をすべて処分したのやら。

 響凱はせっかく十二鬼月になっても人が食べられなくなり、十二鬼月の地位をはく奪されました。鬼の世界も実力主義なのは面白いですが、響凱の才能を初めて認めたのが鬼狩りの少年というのも皮肉です。売れない作家への作者の気遣いにも感じました。
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売れない文士 (スポンジ頭)
2021-05-08 10:06:20
 鬼滅の刃に登場する鬼に売れない元文士、響凱が登場します。漫画同様に小説も売れなければ、才能がなければどうにもならない世界です。作者の感情の一部が入ったキャラクターかな、と思ったり。

 永井荷風のアンソロジーが出ているのですが、その中で荷風は職を転々としながら小説を書いています。荷風は実家の社会的地位が高くて裕福だからこのような事ができるのですが、この本を読みながら響凱を思い出しました。文士になるには家が裕福でなくてはいけません。荷風もそう言っています。響凱もかなり大きな家に居住しているので、もともとそれなりに社会的地位があったのだと思います。しかし、家の荒れ方を見ていると、売れないうちに財産を使い果たしたのか、と考えたりしました。
 響凱も有名作家の元に弟子入りや訪問したりとかしていたのでしょうか。

 そう言えば、響凱の家に書物が見当たらなかったのですが(見ていないだけ?)、売れない文士と言う設定ですから、本が積んである部屋もあればよかったですね。
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Re:フィクション (mugi)
2021-05-06 22:14:01
>motton さん、

 最近のフィクション(特に漫画やアニメ)の多くは、主要キャラに平易な漢字名の者はいないことは知りませんでした。漫画やアニメだけではなく、今の日本文学もあまり見ていないため、最近のフィクション傾向にはまるで疎いのです。案外ハッピーエンドの作品は多くないかもしれませんね。

>>多くの人が読むことで競争に晒されている漫画は、質・量とも日本の「本(文字の文学)」よりはるかに上だと思いますよ。

 未だに私は漫画やアニメを子供向きという偏見があります。何しろ私の学生時代は、漫画を読むとバカになる!とさんざん言われていた時代でした。これでは若者の本離れは当然の流れでしょう(私の学生時代でも同じことが言われていましたが)。むしろ偏った新書や新聞を見た方が、バカになりそうです。

『大正処女御伽話』も初耳ですが、これも少年ジャンプ掲載なのですね。ヒロインは主人公の父が息子の世話をさせるため買ってきた嫁だそうですが、この設定に噛みつく類が現れるでしょう。遊郭に買われるよりマシと思いますが。
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Re:キンドル (mugi)
2021-05-06 22:11:46
>スポンジ頭さん、

 キンドルデータはキンドルでなければ読めないと思っていましたが、一応PCにも落とせるとは知りませんでした。

 タブレット購入を考えているのは、老眼の世代なので画面がより大きめだからです。メーカーは特に問いませんが、Huaweiならお断りです。
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フィクション (motton)
2021-05-06 10:51:31
>この2人に限らず、主要キャラに平易な漢字名の者はいない
『鬼滅の刃』だけではなくて、最近のフィクション(特に漫画やアニメ)の多くは意図的にそうなっています。
おそらく理由は2つで
1. キャラのイメージを実在の人物と分離する
2. キャラと同名の実在の人物(特に子供)への悪影響を排除する。

技の名前もそうですが、『鬼滅の刃』はこうした現実からの分離を徹底しています。そうすることで、完全なフィクションを構築しています。
私小説が重視されすぎてフィクションへの評価が低い日本の文学界へのアンチテーゼなのかもしれません。
あと、安易に悲劇的結末で泣かそうとする「本(文字の文学)」やそれを原作とする映画やTVドラマへのアンチテーゼなのかもしれません。多くの人は、本当は一流のハッピーエンドを見たいのです。

多くの人が読むことで競争に晒されている漫画は、質・量とも日本の「本(文字の文学)」よりはるかに上だと思いますよ。その分、大量の駄作はありますが。

ちなみに、大正時代を背景とする最近の漫画では、今秋にアニメが放映される『大正処女(オトメ)御伽話』がなかなか良いと思います。
(mugiさんには会わないかもしれませんが。)
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キンドル (スポンジ頭)
2021-05-06 00:24:56
 一応PCにも落とせます。>キンドルデータ

 アマゾンのタブレットは赤字を出して作っているレベルですので、アマゾンのタブレット購入を考えておられるなら、キンドルよりタブレットの方が色々使えると思います。とは言うものの、私はタブレットを購入していませんが。
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Re:キンドル (mugi)
2021-05-05 22:52:56
>スポンジ頭さん、

 実は私は未だにキンドルを持っていません。キンドルにするか、タブレット購入の方がいいのか、迷っています。

 ついに学術文庫がキンドル化されましたか!『興亡の世界史 オスマン帝国500年の平和』がベスト3に入っていたとは驚きます。ラヴクラフトはとうにキンドルになっていたのでしょうね。
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鳳山さんへ (mugi)
2021-05-04 22:25:24
>>私は天邪鬼なので世間でブームになっているのは避けるんですが、

 実は私も全く同じなのです。昨年のメディアの鬼滅押しがうざくて敬遠していましたが、従妹がコミック全巻を貸してくれなければ未だに未見だったと思います。
 アニメ版は未見ですが、鬼舞辻無惨のパワハラ会議の回を解説したサイトに目を通したら笑えました。ボス鬼なので人間の様な倫理観は欠片もありません。にも関らず企業の上司に準えるのはおかしい。

 続きにも書きますが、鬼滅について低劣なイチャモンを付けているフェミどもが湧いて出ているようです。もしかすると、はいからさんが通るにもケチをつけているかも。
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キンドル (スポンジ頭)
2021-05-04 17:25:33
>一流漫画家は大変な読書家ぞろいだし、漫画家を志す少年少女には出来るだけ本を読めと勧めていた人もいる。

 講談社関係のキンドル版が50%引きです。私も購入しました。特に、勢いでラヴクラフトを5冊購入しました。
https://twitter.com/kodansha_g/status/1388884921314283521

 鬼滅の刃はキンドル版もありますが、とりあえずアニメ待ちです。
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Unknown (鳳山)
2021-05-03 22:09:25
私は天邪鬼なので世間でブームになっているのは避けるんですが、鬼滅の刃はネットであらすじだけ見ました。あとアニメでは鬼舞辻無惨のパワハラ会議の回、あれは笑いましたね。鬼だから人望とか関係ないんでしょう。

とても面白い作品だと思うのでいつかブームが去ったら読むと思います。はいからさんが通るは高校時代はまって外伝も含めてすべてコミックを集めました。

私は青江編集長と鬼島軍曹の大ファンなんですよ。あと袋小路つめ子さん。何かあると正拳突きで脅すところがツボです。貴族のお嬢さんのはずなんですがね(爆)。
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牛蒡剣さんへ (mugi)
2021-05-03 21:29:08
 名は挙げていませんが、「一流漫画家は大変な読書家ぞろい」「漫画家を志す少年少女には出来るだけ本を読めと勧めていた人」とは、手塚治虫や石ノ森章太郎(※宮城県出身)でした。はらたいらも読書を勧めています。
 石ノ森氏の自伝には、就寝前に必ず読書していたことが載っていました。但し赤塚氏の女性連れ込みは初耳です。後年の赤塚氏からは想像できませんが、若い頃は本当にイケメンでした。

 今後は変わる可能性もありますが、重ねて感謝の言葉を述べる吾峠呼世晴さんのような漫画家は意外に少ないかもしれませんね。若くなくても出来てない者ほどメディアに盛んに出て、「日本人は国家を信用しすぎる」等と腐すのです。

>>義勇さんがいるじゃないか!!!!!

 うわぁぁぁぁぁぁぁ、お恥ずかしい。 確かに富岡義勇は主要キャラの中では例外的に平易な漢字名でした。主人公を鬼殺隊に導く重要なキャラにも関らず、私的には印象が薄いのです。たった2人の生き残った柱の1人なのに、他のキャラの個性が強すぎ。せっかく指摘を受けましたので、記事を訂正しました。

 本来は義勇が主人公の予定だったのに、担当者の意見で炭次郎に変更されましたが、その方が良かった。原型になった「過狩り狩り」がネットで見られるとは知りませんでした。珠代さんと諭史郎君は既にキャラとして確立されていますが、表紙から主人公はどうも義勇さんに見えます。
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Unknown (牛蒡剣)
2021-05-03 00:21:03
確かに一流漫画家の読書量は凄いですよね。
手塚治虫や石ノ森章太郎の作品のネタを見ると
海外のSF小説ネタ映画ネタがふんだんに盛り込まれてます。サイボーグ009なんかSF小説「虎よ 虎よ!」影響されすぎ!
トキワ荘時代赤塚不二夫と石ノ森は同室でしたが、赤塚氏の話だと常に本を読んでいて毎日何冊か読破していたとのこと。(逆に石ノ森氏は赤塚氏は日替わりで女性をつこんでいて驚いたとありますw)

>実に謙虚ではないか!売れてから日が浅いことはあろうが、吾峠呼世晴さんが読者に感謝の言葉を何度も述べているのには感心させられた

若いのにできた人ですよね。とくに最終巻のあとがきが素晴らしかったです。もっと引き延ばして稼ぐこともできたでしょうに。あの決断はなかなかできません。

>主要キャラに平易な漢字名の者はいない
義勇さんがいるじゃないか!!!!!
なんでも当初は富岡義勇が主人公の予定だったのが
モブの鬼殺隊員の炭次郎の設定を担当者に話したところ「むしろこちらを主人公にしたら」となったらしいですよ。原型作品の「過狩り狩り」ではすでに
珠代さんと諭史郎君が大体のそのまんま。主人公は
名前が出てきませんが義勇さんぽい

ttps://www.itmedia.co.jp/news/articles/2010/19/news117.html「過狩り狩り」
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