面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

出国税について

2019-01-09 17:08:20 | 政治
出国税、国際観光旅客税が7日から徴税される。国籍を問わず満2歳以上の人を対象に課税する。年間でおよそ500億円を見込んでいる。

入国後24時間以内に出発する乗客は支払う必要はない。いわゆる「トランジット」だ。

天候などやむを得ない事情で立ち寄るかまたは引き返した場合。さらに政府専用機で出国する場合。それに強制送還された者は支払わなくて良い。

海外に出たことのない自分にはあまり関係のない税だ。使い途も観光の整備とあまり恩恵もなさそうだ。

外国人優遇の安倍晋三にしては珍しく外国人にも新たな負担をさせる税だ。日本人も徴収されるが。

年間で500億円では大したことはないが、これも円高要因になるだろう。円で支払わせるのだから。

そもそも自分は政府の「観光立国」に賛成ではない。外国人観光客が日本で消費するお金は「輸出」だから円高要因だ。消費が増えれば増えるほど円高になり自分の首が絞まってしまう。

それに観光客による「観光公害」が懸念される。狭い日本に外国人観光客がごった返すとそれだけで苦痛だ。梅毒感染者が増えているのも支那人観光客が持ち込んだものと言われている。

それならば日本人観光客が国内旅行をする方が良いのだが、今の経済ではそれも期待できまい。政府は「大本営発表」で景気は良いなどと強弁しているが。

それでも提言するのであれば、使い途はまず観光地の案内板の多言化などよりも災害の際の避難の拡充に使うべきだ。

日本は「災害列島」で毎年災害が起こる。地震はなくとも台風は毎年来て被害を撒き散らす。外国人観光客の安全に気を配らねばならない。もちろん日本人を疎かにして良いわけではない。

出国税の使い途はまず災害への備えだ。

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