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『クリスマス・キャロル』 映画

2009-11-16 14:50:29 | movie
2009年  製作国:日本
監督:ロバート・ゼメキス/ゲイリー・オールドマン/ロビン・ライト・ペン/コリン・ファース


【ストーリー】
金がすべてで、家族を持たず、人とのきずなに背を向け、ただ己の金銭欲を満たすためだけに生きるスクルージ(ジム・キャリー)は、街一番の嫌われ者。あるクリスマス・イブの夜、かつてのビジネス・パートナーの亡霊が現われ、スクルージを彼自身の過去・現在・未来をめぐる時間の旅へと連れ出す亡霊にとりつかれると予言する。


【感想】
現代技術を多用した3D映画『クリスマス・キャロル』
1951年の白黒版クリスマス・キャロルは鑑賞済みで、正直ラストに納得いかず、好きなクリスマス映画ではなかったんだけど、ロバート・ゼメキス監督好きだし、3Dにチャレンジしてみたかったから観たの。
3Dすごい。すごいけど高いよ。通常料金プラス700円は高い。
そして、3D酔う~。
ラストのまとめ方は私が観た1951年の実写版より良かった。
お金のばらまきがあんまり前面に出てきてなかったから。
絵かわいくないしちょっとシニカルだし、「はい、悪い例見てこうならないようにしましょーねー」的お説教くささもたまにあるけど、そんなクリスマス映画があってもいいと思う。
同じおじーちゃん主人公でも、かわいい「カールじいさん」とはえらい違いだ!

『笑う警官』 映画

2009-11-16 14:45:42 | movie
2009年  製作国:日本
監督:角川春樹
出演:大森南朋/松雪泰子/宮迫博之/忍成修吾/大友康平/鹿賀丈史


【ストーリー】
札幌市内のアパートで女性警官の他殺体が発見されたことで、元交際相手の巡査部長・津久井に容疑がかけられ、即座の射殺命令までもが下される。この流れに疑問を抱いた所轄の刑事・佐伯は、信頼できる仲間を集めて独自に捜査を開始するが……。

【感想】
まじ、これ、ひどいっす。失笑ものだった。
なんでかっていうと、めっちゃ古いから。
現代劇で、携帯とかPCとか登場させながら、こんなにも古臭く撮ってしまえる角川春樹はさすが角川春樹だなーとしょーもない感想を抱いたよ。
だってさー、キャストがよかったからさー、角川春樹が監督ってところに一抹の不安を覚えたものの、行ってしまったー。
大森南朋に松雪泰子に宮迫よ。キャストだけ観ればいい映画間違いないのに。
酒と葉巻とサックス(JAZZ)といい女。あー、分かりやすすぎる古さだー。それをよしとするセンス、分からなくはないけど。分からなくはないけど少なくとも「いま」ではないことぐらい分かって。
サックスを吹く大森南朋を画面奥に据え、手前で足を組みながら耳を傾けている松雪の手にあるのは、そう、マティーニ。あぁ。
何度も「お願いだからナオさんと松雪にそんなセリフを言わせないでー。」と思いました。
「あなたの裡にはどんな音色が秘められてるのかしら」とかなんとか。あぁ。
イメージ的には1980年代後半の土曜ワイド劇場。
大友康平のメイクが濃すぎるところも妙に古臭さをかもし出してたな。