製作国:日本 1954年公開
監督:黒澤明
出演:志村喬、三船敏郎
【ストーリー】
戦国時代の貧しい農村を舞台に、野盗と化した野武士に立ち向かうべく農民に雇われた侍たちの闘いを描いた作品。言わずと知れた黒澤明監督による日本映画を代表する傑作のひとつ。麦の刈入れが終わる頃。とある農村では野武士たちの襲来を前に恐怖におののいていた。百姓だけで闘っても勝ち目はないが、麦を盗られれば飢え死にしてしまう。百姓たちは野盗から村を守るため侍を雇うことを決断する。やがて、百姓たちは食べるのもままならない浪人たち7人を見つけ出し、彼らとともに野武士に対抗すべく立ち上がる……。
【感想】
面白い!
極上のエンタメ。200分と長い映画だけど、引き込まれる。ユーモアもあって、大笑いした。7人の侍それぞれが人間的魅力に溢れてるだけじゃなく、百姓たちも、前半にちょっと出てきた人足も、魅力的に描かれていた。
勉強になるわ、この映画。人間としての魅力って何か。リーダーって何か。人をまとめる術って何か。物事をなしとげるときに必要なバランス。
言わずもがな、三船敏郎演じる菊千代がめちゃめちゃカッコイイ!!
アツくてバカで強くて破天荒で根は優しい。
自分ではそんなつもりはなくても皆を笑わせ、百姓達と侍達を結びつける重要なポジションを担ってる。
私が一番笑ったのは、志乃が思い切って勝四郎の前で寝そべるシーン。めちゃ笑った。大笑いよ。いやー、女の子って大胆ね(笑)
勝四郎を誘う眼とか、「THE今私誘ってます」って感じなんだもん(笑)
ほんの少ししか出演場面はないのに、野武士らに連れ去られた利吉の奥さんが幽霊みたいな表情を浮かべるシーンはとても強く印象に残る。
黒澤映画、小津映画等々、昔の素晴らしいとされている映画に対して苦手感を持ってたけど、これから少しずつ観ていこうと思う。
私のように、映画は好きだけど黒澤映画って何かね・・・いつか観るつもりではいるけどなんとなく気が向かない、って思ってる若い人は早いうちに観た方がお得だと思う。
「さすが」としかいいようのない映画。
監督:黒澤明
出演:志村喬、三船敏郎
【ストーリー】
戦国時代の貧しい農村を舞台に、野盗と化した野武士に立ち向かうべく農民に雇われた侍たちの闘いを描いた作品。言わずと知れた黒澤明監督による日本映画を代表する傑作のひとつ。麦の刈入れが終わる頃。とある農村では野武士たちの襲来を前に恐怖におののいていた。百姓だけで闘っても勝ち目はないが、麦を盗られれば飢え死にしてしまう。百姓たちは野盗から村を守るため侍を雇うことを決断する。やがて、百姓たちは食べるのもままならない浪人たち7人を見つけ出し、彼らとともに野武士に対抗すべく立ち上がる……。
【感想】
面白い!
極上のエンタメ。200分と長い映画だけど、引き込まれる。ユーモアもあって、大笑いした。7人の侍それぞれが人間的魅力に溢れてるだけじゃなく、百姓たちも、前半にちょっと出てきた人足も、魅力的に描かれていた。
勉強になるわ、この映画。人間としての魅力って何か。リーダーって何か。人をまとめる術って何か。物事をなしとげるときに必要なバランス。
言わずもがな、三船敏郎演じる菊千代がめちゃめちゃカッコイイ!!
アツくてバカで強くて破天荒で根は優しい。
自分ではそんなつもりはなくても皆を笑わせ、百姓達と侍達を結びつける重要なポジションを担ってる。
私が一番笑ったのは、志乃が思い切って勝四郎の前で寝そべるシーン。めちゃ笑った。大笑いよ。いやー、女の子って大胆ね(笑)
勝四郎を誘う眼とか、「THE今私誘ってます」って感じなんだもん(笑)
ほんの少ししか出演場面はないのに、野武士らに連れ去られた利吉の奥さんが幽霊みたいな表情を浮かべるシーンはとても強く印象に残る。
黒澤映画、小津映画等々、昔の素晴らしいとされている映画に対して苦手感を持ってたけど、これから少しずつ観ていこうと思う。
私のように、映画は好きだけど黒澤映画って何かね・・・いつか観るつもりではいるけどなんとなく気が向かない、って思ってる若い人は早いうちに観た方がお得だと思う。
「さすが」としかいいようのない映画。