雅藍(がお)っぽさまるだし2。

芝居やゲームやWWEや映画やライブを糧に人生を何とか過ごしてる、そんな雅藍(がお)さんの日々をまるだし。

こういう「ドラマ」はそんなに嫌いじゃない。

2005年08月24日 | それでもナントカ生きてます(日記)
中盤に入り突然仕事が忙しくなり、
気がついたら9時過ぎてた水曜の夜。

仕事が忙しいのは、別にそんなに苦じゃない。
忙しすぎるのは流石に嫌だけど。

それでも結構疲れて家に帰ったら、
そういえば今日は「日本のこわい夜特別編」っていう、
ホラードラマをやってることを思い出した。

去年の夏にやったホラードラマの第2弾。
去年のが結構面白かったので、今年も期待してたんだけど、
今年は「セミドキュメンタリー」形式で進行してた。

帰ってきたのが10時ごろだったので半分しか見れなかったけど、
私は好き。こういう展開のドラマ。

リアルとドラマの境界線をうまく漂うのって、
視聴者がそのことを判ってると俄然面白いと思うわけで。

「ドラマ」だからこそあえてそこに浸って楽しむって言うのは、
多分近年やっと確立されたものだと思う。

一番端的なのは、WWEね。
アレはもう完全に「エンターテインメント」。
「ドラマ」をしっかりやってる分、
「ドラマ」だからと舐めてない分、わかってても面白い。
次の展開が読めるからこそ、送り手はその裏をかこうと努力し、
受け手は予定調和も楽しむし、意外性はもっと楽しめる。

だから、今回の「日本のこわい夜」は、
2人「ドラマ」だと知らせてないキャスティングを入れたのが、
非常によかったと思うのですよ。
そこで「リアル」と「ドラマ」の間をすり抜けさせてる。

じっさい、こんな「興味本位で首を突っ込んでみました」っていう
ホラー特番やられたら、抗議の電話が殺到するだろうし、
私も電話してると思う。

実をいうと、最初から「これはフィクション」って言うのが判っていながら、
ドラマの中の「特番」の展開にイラっとしてしまった自分がいた。
「こんなひどい特番なんで流すんだよ!」って思ってる自分が。

要するにそう思った段階で、私の負けなのだ。
だって、それを「あ、そんな風に思ってしまった!」って認識してる
自分がいるんだもの。

だから、オチが弱めでも、最後にネタ晴らし的なエンディングが
入っていても(ホラーでそれをやると興ざめになるはずだけど>、
私は全然オッケー。
むしろ救われたような気さえするのだから。

でも、ドラマを見終わった後シャワーを浴びてるときに、
風呂場で突然物音がしたときにいつも以上にビクッ!とした私は、
やっぱり怖がりなんだろう。

思わず誰もいないのに「やーめーろーよー!」って、
天井に向かって叫んでたもの。

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