双龍の感動の書生活

日々の感動を一文字で表現

「変」にこめられた想い

2005年09月15日 15時26分20秒 | その他
「バカの壁」(著書 養老孟司)からの引用ですが、
反証主義
 「真に科学的である、というのは”理屈として説明できるか  ら”それが絶対的な真実であると考えることではなく、そ  こに反証されうる曖昧さが残っていることを認める姿勢」

世の中において、科学的根拠として実証されている物事も、「推測であって、真理ではない」という表現に、私は感銘を受けました。

この「変」に込められた真の意味は、目に見えるものだけを事実として受け入れるのではなく、一度、既成の概念を完全に壊し、"自分なり"の解釈を見出していく姿勢をこめたのです。

書という芸術は、確かに二次元的な平面の世界ですが、見方によって立体的にも見出すことができると考えているのです。

だって、書を裏から見たっていいじゃないですか 笑
書道という芸術の定義は存在しませんからね。

私はこれから先、たくさんの情報、知識などを取り入れていきます。
しかし、それを鵜呑みにするのではなく、「物事の裏側」に十分に留意しながら、自分なりに判断をしていく姿勢を大事にしたいです…

私はまだまだ若造です。
まだ頭の中は真っ白です。

しかし、「真っ白」だからこそ見出せるモノもあるんではないでしょうか…

これから、書道という小さい世界にとらわれるのではなく、様々な文学や芸術を勉強していき、会得した想いを書にこめていきたいです。



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見つけました! (熊井)
2005-09-17 18:05:25
双雲さんの友人の熊井です。(何度かお会いしていますね)

双雲さんから、双龍さんが「書道家として独立宣言をした」というお話を聞きました。

とってもすばらしいと思います。応援してますのでがんばってください!ではー
返信する
こんにちは! (双龍)
2005-09-18 09:38:49
お久しぶりです^^



兄から聞きましたか^^;

そうです。

がんばります!
返信する
2Dだけど3D感じます (ゆかり)
2005-09-23 00:26:16
そう、私は双龍さんの書からは3D感じることがしょっちゅう。

先日頂いた色紙の入っていた封筒の「双龍」の字。

正に!でした。手に取ってみるとほんとよくわかる。

思わずいろんな角度から見ちゃった。帰り電車の中で。



多角的な視野はこれからの時代に不可欠。経験積むことでしか

鍛えられないけど、だったらどんどん肥やしにしていきませう!



大事なものは目では見えない。心で見るんだ。



サンテグジュペリの言葉。ではまた。
返信する
こんばんは。 (双龍)
2005-09-23 01:52:16
ありがとうございます^^



まさにその通りですね。

いろんな角度から物事を捉えることで、今まで気付かなかったことが見つかりますからね。



返信する