アナタジオ
マリアがお生みになった御子が王であるならば、その母なる童貞マリアは、当然、女王、元后であって、そのようにお呼びすべきである。
シエナの聖ベルナルディノ
マリアは、永遠のみ言葉の御母となる事に同意した時から、世界の元后、被造物全体の元后となったのである。
マリアの同意は、世界の王笏、宇宙の帝国、
全被造物に対する主権を与えられる価値があった。
アルノー・ド・シャトル
イエズスの肉とマリアの肉とは、ただ一つの肉、同じ肉である。それなのに、御母が御子の主権にあずかれない訳があろうか。
あずかるという言葉さえも適切とは言えない。御子の光栄と御母の光栄とは、ただ一つの栄光、同じ光栄である。