mryjの“戯言・寝言・独り言” (by yj山口)

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「近江神宮へ…リアル『ちはやふる』の世界へ」

2021年08月01日 00時25分10秒 | アニメ


昨年は残念ながら中止となってしまった「小倉百人一首かるた全国高等学校選手権大会」も今年は無事に開催され、ホッとしています。しかし、会場内は無観客での開催。致し方ないのですけどね。本音は淋しいです。

場内には入れないと判っていても、それでも自分には見送ると言う選択肢はありません。
朝から気温がグイグイと上昇する7月24日___
近江神宮前駅に到着した途端、汗が額からこぼれ落ちます。
 

一の鳥居を潜り、砂利の参道を進むのですが、毎度のことながらこの砂利を踏みしめる足音を聴くと精神が浄化されるような感覚になるのが不思議です。
二の鳥居を抜け、楼門に続く階段手前で写真撮影。誰しもが足を止める記念撮影ポイントですね。
 

拝殿でお参りを済ませた自分は勧学館へと向かいます。しかしここまで、出会った学生さんたちの姿が余りにも少ない!一般と思しき参拝者は何人かおられるのですが、学生さんたちの姿が本当に少ないです。
   

勧学館前でも主催や物販、その他関連のスタッフさんたちの姿はお見受けするのですが。
以前は、学生さんたちで賑わっていたのですけどね。おそらくは分散来館の上、館内ではロビーや待合室でその出場時間まで待機しているのでしょう。
   

ジョーシンさんは、恒例の無料団扇配布です。
 

勧学館前を何枚か写真撮影した後、受付スタッフさんにお願いしてエントランス内にある『机くんノート』を持って来てもらいました。こちらも『ちはやふる』ファンの書き込みは、コンスタントにされているようです。『ちはやふる』は実写映画も人気ですからね。
   

物販コーナーでは「百人一首さぶれ」と「かるた煎餅」を購入。これらは定番ですね。そして、今年の「第43回大会」の記念Tシャツも購入。例年、販売しているとの事ですが自分は今までノーチェックでした。背中に大きくプリントされた千早の凛々しい表情が何とも言えず、一目惚れです。
   

物販スタッフさんたちと少しお話をさせてもらい、感謝です。
スタ『建物のあの角から窓越しに場内が少し、覗けますよ』
自分『え?それは、遠慮しておきます。このご時世。通報案件になりますから』
などと笑い話をした後、少し境内の休憩エリアで一息つきます。
そして、近江神宮を後にした自分は琵琶湖湖畔に向かいました。その先に目指した目的地とは___


以前から一度、行ってみたかった「びわ湖大津館」。
昭和9年に建てられた「琵琶湖ホテル」は当時、“湖国の迎賓館”と称され、そのクラシカルモダンな建物を改修し、現在はレストランや会議室などを備えた多目的施設として利用されています。
実は、こちらも「高校生かるた選手権大会」の会場のひとつなのです。館内へは当然のように立ち入れるのですが、大会会場には流石に入れませんでしたね。
 

付近一帯は「柳が崎湖畔公園」として整備されており、イングリッシュガーデン(有料)やミシガンの発着場なども併設しています。湖畔沿いを歩くと広大な琵琶湖や大津市街が一望出来たり、そのロケーションはこの夏のイメージにピタリとハマります。40年ほど前から比べると、大津市街地もすっかり都会へと変貌しています。
   
  

今年は会場で白熱する試合は観戦出来なかったのですが、アニメにも負けない迫力でリアルに青春を賭けた彼ら彼女らのバトルが執り行われているのだと想像すると、それだけでもぅ、自分も高揚しちゃいます。
ロケハンとは少し違う、ある意味、アニメ世界に最も近いシーンがそこに在るように感じます。
  

因みに近江神宮駅に戻る途中、自分は少し、寄り道です。
ブランド米「滋賀羽二重糯(もち)」などで作る「近江あられ」を販売する「中西永生堂」さん。
一見さんの自分にも気安く接して頂き、感謝です。
 

 
来年もまた、リアル千早たちの熱い戦いを応援したいと思います。読手が詠む一瞬の静寂と畳を叩く激しさ。そして、札が自分のすぐ手前まで飛んでくる迫力。どちらが取ったのなんて、さっぱり解りません。でも、それがリアル『ちはやふる』の瞬間です。
コメント (4)
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