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mryjの“戯言・寝言・独り言” (by yj山口)

気ままに、適当に書いてますぅ~♪(笑)

もしよろしければ、お気軽にコメント頂けると嬉しいです。

「はっぴーばーすでい 佳穂左衛門」(針谷佳穂)

2025年07月09日 20時10分00秒 | 京アニ

「響け!ユーフォニアム3」のレギュラーキャラクターの中でも、その印象が微妙に薄いとされる新南中カルテットのひとり。主要キャラクターとして名を連ねてはいるものの、アニメ本編ではあまり、目立った役どころは無かった彼女。“モブに毛が生えた程度”と批評されそうなところなのですが、立ち位置としては結構、重要で、他のキャラクターたちの隙間を埋める事にひと役買っているみたいですね。

そんな彼女の誕生日である6月17日。自分は佳穂ちゃんの誕生日祝いも兼ねて宇治の街をひと巡りして来ました。

今年は縣祭り(5日)にも行けず、明後日(7日)の“お祭りフェスティバル”も不参加だった自分です。21日の“北宇治OB吹奏楽団ファンコンサート”には参加したものの、時間的都合でダイニングきくさんには立ち寄れそうも無く、その穴埋めの意味も込めてこの日、ぶらりと散歩を決め込んだ次第です。

この日も空色は、しっかり青色。梅雨空は何処へやら?と言う感じです。

先ずは許波多神社に立ち寄り。この神社はサリーちゃんの生誕の地であると同時に「新南中カルテット」の拠点と言っても過言ではないでしょう。

   

   

佳穂ちゃんの誕生祝いを記念すると共にもぅひとつ、先の京アニ事件で亡くなられた方々のご冥福もお祈りさせて頂きました。それは常々、お参りするたびに忘れずお祈りしている事なのですが、この時期になるとより一層、深く祈らずには居られない___そんな気持ちになる自分です。

   

 

そしてまた、今年も“祈りの夏”が間もなく、やってきます___

 

しばし、境内で彼女たちと遊んだ後は宇治へと移動を開始します。

京阪宇治駅からいつものように宇治神社・宇治上神社を目指し、自分は「宇治源氏タウン商店会」が連なる宇治川右岸を歩いていると…

「ん?何だか微妙に雰囲気が違うぞ」と違和感を覚えます。

その原因は、この右岸道を覆うように誇示していた“さわらびの一本松”が消失していた事でした。

今更ながら交通の不便を理由に伐採されよう筈も無く、カラーコンが設置されている幹の部分に到着すると一枚の貼り紙が。読んでいると、どうやら寿命を全うしたようです。我々にとって変わらぬ日常の中、「明日も当然のように一本松は凛とその威光を放っているのだろう」と。しかし、誰も想像もし得なかった一本松の自然倒木。

 

令和7年6月3日午前6時30分ごろ、眠るようにゆっくりと倒れていった___との事です。

その優美な姿が見れなくなることは本当に残念な事なのですが、「長い間、宇治の景観を守ってくれてありがとう。お疲れ様でした」と手を合わせずには居られない自分でした。

しかし、幹の袂にはその子孫となる2本の松が成長しています。自分は今、正に歴史の中に生きているのだと実感した瞬間でもありました。

 

 

宇治神社、宇治上神社とお参りした自分は宇治観光センターへ。

「縣祭り」や「おまフェス」の後だけあって「五線譜ノート」の書き込み量が半端ないです。

   

 

   

   

   

   

サッと目を通すだけでも大変です。やがて時間も頃合い。11時の開店と共に「ダイニングきく」さんを訪ねます。

 

先の「縣祭り」「おまフェス」、そして後日の「北宇治OBファンコン」でも「ダイニングきく」さんにはお邪魔出来そうにないので、今回の訪問はその埋め合わせのつもりです。交流ノートにはひっそりと佳穂ちゃん誕生祝いのメッセージを書き込む自分です。

   

   

きくさんも連日、大変なようです。これからの夏場、どうか無難に過ごされますように☆彡

   

いつものようにカレーを頂いた後は、縣神社をお参りし、「日の出園」さん、「喜撰茶屋」さん、「伊藤軒」さんと巡ります。

 

 

   

ラストは、こちらも最近、お気に入りになった「紅茶館」へ立ち寄り。色鮮やかなパッケージの数々と香り立つ紅茶の匂い。和みます。

  

まだこれから気温が上がりそうな気配のお昼過ぎ。今回、特に目的も無かった自分は早々に宇治の街を引き上げます。

  

久美子部長、ママちゃんセンパイ、奏先輩たちの背中を見て来た佳穂ちゃん。きっと2年後は後輩たちを包み込むような安心感を与えられる立派な先輩になっていることでしょうね。

  

佳穂ちゃん、お誕生日おめでとう☆彡

(※すべての店内撮影は許可を得て撮影しています)

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「小佐内スィーツセレクションin出町柳(後編)」

2025年07月05日 18時19分16秒 | アニメ

小佐内「6月に入り梅雨入り間近を思わせる、この数日」

小鳩「でも、その間隙を縫って、この日は雨の心配も無さそうな6月6日」

小佐内「小佐内スィーツセレクション in 京都出町柳、後編のはじまり…なの」

小鳩「presented by 小鳩常悟朗…だよ」

 

小佐内「で、小鳩君。今日はどこへ案内してくれるの?まだ8時30分だと言うのに」

小鳩「それはね、前回のリベンジからはじめたいと思ってね」

 

小鳩「先ずは名代豆餅でその名を全国に轟かせる『ふたば』さんから」

小鳩「8時半の開店と同時に既にお客さんが列を成している京都を代表する和菓子屋さんだよ」

小佐内「凄いのね?列が無くなったと思った途端に。次から次へとお客さんが買い求めにやってくるのね?」

小鳩「そうなんだ。日中は普通にお客さんの列が途切れることの無い和菓子屋さんで、この前は並ぶことも覚悟していたけど、今回は10分くらいで買えそうだね」

   

 

小鳩「小佐内さん。ここでひとつ、試食してみるのもいいんじゃないかな」

小佐内「あら、小鳩君にしては気が利く演出ね。京都を代表する和菓子を、京都を代表する鴨川デルタで頂くの。しかも朝9時からと言う背徳感が堪らないのよ」

小鳩「今回は豆餅のほかに田舎大福と季節限定、京水無月と抹茶水無月のチョイスだよ」

小鳩「ここでは名代、豆餅を味わってもらいたいな。どうかな」

 

小佐内「豆餅は結構、塩味が効いているのね。でも塩加減と甘みが丁度、良い感じね。お豆も口に残らないのが不思議なのよ。いくらでも食べれそうだわ。小鳩君もどう?」

小鳩「いや、僕は今は遠慮しておくよ。それよりも水無月は後で冷蔵庫で冷やしてから食べようね。それがふたばさんのお勧めだからね」

 

小佐内「残念だけど。うん、わかった。そうするよ」

 

小鳩「次は下鴨神社、糺の森の中にある茶屋“さるや”さんだよ」

小鳩「平安時代から続く『葵祭』に“葵祭の申餅”と呼ばれ広く親しまれていた申餅も明治の法制化の際には、庶民に伝わってきた習慣は廃止される運命となり、その名物も姿を消してしまったんだ。ところが、途絶えていた“申餅”を見事に復活させたのが、2011年5月にこの地に開店した“さるや”さんなんだよ」

小佐内「へぇ~。小鳩君、物知りね」

小鳩「とんでもない。付け焼刃だけどね。それよりも平安時代のスィーツをどうぞ、召し上がれ」

 

小佐内「食べやすいひと口サイズに甘さも控えめ。確かに時代を味わうお菓子て言う感じね」

 

小佐内「ところで小鳩君?豆茶の黒豆も食べていいんだよね」

小鳩「小佐内さん、それ、ちょっ」

≪モグモグ・・・≫

小佐内「小鳩君?これ・・・歯に残る。硬い。甘くない」

小佐内「こんなのスィーツじゃないよ」

 

小鳩「じゃ、小佐内さん。ここは一旦、間を開けて商店街に行こうか。僕も少し何か食べたいからね」

小佐内「わかったよ。そうするよ」

 

  

小鳩「今回も焼肉・さが喜さんでランチを頂くとするね」

  

 

 

たまこ「もしもし、もち蔵。どうぞ」

もち蔵「どうした?たまこ。どうぞ」

たまこ「今回もなにか、黒い影が暗躍しているみたいだよ。どうぞ」

もち蔵「それは心配だ。けど、俺たちも結構、暗く映ってるんじゃね?どうぞ」

たまこ「大丈夫かな?少し心配だよ。どうぞ」

もち蔵「確かに。京都の治安が悪くならければいいんだけど。どうぞ」

たまこ「じゃなくて!私たちの写真写りが使えるかどうかだよ。どうそ」

もち蔵「そっちかぁ~」

たまこ「うさぎ山商店街は私たちの手で守るよ。どうぞ」

もち蔵「・・・・」(うさぎ山限定なんだ…)

   

 

 

小佐内「小鳩君、ここは?」

小鳩「出町柳駅から柳通りを百万遍交差点に向かった途中にある『グリーンファーム』さんと言うお店だよ」

小鳩「大正3年から続く宅配牛乳屋さんが運営するお店で、店主は特技が“きき牛乳”と言うほどに牛乳好きな牛乳マニアらしいよ」

小佐内「流石、小鳩君ね。予習はバッチリだと思うの。是非、さっきの黒豆の減点を取り戻してね」

  

小鳩「奥さんは以前、洋菓子屋さんに勤めてもいたし、卵や野菜の仕入れにも拘っているみたいだね。」

 

小鳩「そして今回、小佐内さんに食べてもらうのは“ふんわりシフォンケーキ”と“ノンホモプリン”に“アイスカフェオレ”を添えて。どうぞ、召し上がれ」

小佐内「小鳩君!このシフォンケーキ、衝撃なの。全然、パサつかないの。かと言って、チーズケーキのようなベタつき感もないのよ。流石、京都。スィーツでも懐の深さを感じる逸品なの」

小鳩「それは何より。小山内さんに喜んでもらえて僕もひと安心といったところかな」

 

小佐内「それに、このプリンも!濃厚。だけど優しいの。作り手の拘りが感じられるのよ」

小鳩「近くには京都大学、少し離れたところには同志社大学とキャンパスの中には安価でボリュームのあるスィーツもあるんだけど、それはまた、いつか…」

小佐内「うん。楽しみにしているね、小鳩君」

 

小鳩「次がスィーツセレクションのラストになるんだけど、そのお店がこちら。阿闍梨餅本舗満月本店さんだよ」

 

 

小鳩「基本はお持ち帰りのお店で、店内に茶房は無いけれど、今すぐに食べてみたいと言うお客さんのために食事エリアも設けているんだよ。先ずはここで小佐内さんに食べて欲しくてね」

 

小佐内「ねぇ、小鳩君…」

小鳩「どうしたのかな?」

小佐内「まだ、温かいの。その温かさが空気に広がって、ほのかな甘みを臭覚に伝えてくる感じなの。期待に胸を膨らますって、こういう感覚だったのね」

小佐内「衣のしっとり感は、三笠饅頭やどら焼きとは全然、違うのね。忘れられない味になりそうなの」

 

小鳩「以上で京都出町柳のスィーツセレクションは終わりだけど、どうだったかな?パフェやケーキよりも京都らしさを求めたつもりだったけど、小佐内さんには満足してもらえたかな?」

小佐内「そうね。小鳩君にしては上出来だったと思うの。及第点と言ったところね」

小佐内「私、決めたわ。大学は京都にしようと思うのよ」

小鳩「小佐内さん。それって…」

 

小佐内「別に言っても構わないと思うの。アニメ本編とリンクしちゃっても」

 

小鳩「ま、いいか。それよりも、そろそろ帰ろうか。早く帰って持ち帰りのスィーツも食べなくちゃね」

小佐内「そうね。でも、帰ると言っても…やっぱり京阪電車なの」

(※店内外風景、提供された商品は許可を得て撮影しています)

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「2025夏アニメ」

2025年06月29日 04時55分56秒 | アニメ

7月より夏アニメが続々と放送開始されます。あくまでも個人的な見解としてですが、1クール放送本数としては過去最多?と思ってしまう程に賑やかなラインナップです。

顧みて自分のブログの更新が途絶えちゃっています。(6月の活動記事として3本、残ったままなのです)もぅ全然、持久力も落ちてしまって、仕事から帰ると連日連夜、寝落ちの連続。夕食後は洗い物もままならず、まともに布団に辿り着けないと言う悲惨な状況です。

アニメが好きな自分にとって、アニメ中心の生活を送る事に無理を感じ始めるこの頃。経済的にも体力的にも苦しく、今の生活もそろそろ限界かな?とか。それでもまだ、人生を楽しみたい。細々ながらも残された時間を楽しみたいとも思う次第です。

さて、夏アニメ(7月~9月期)は一体、どうなるのでしょうか?

 

「フードコートで、また明日。」

7/7(月)24:00~ サンTV

 

「サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと」

7/7(月)25:59~ 読売TV  ※制作:Studio五組 テーマ楽曲:羊文学

 

「盾の勇者の成り上がり Season 4」

7/9(水)24:30~ サンTV

 

「ダンダダン 第2期」

7/3(木)24:26~ MBS ※「スーパーアニメイズムTURBO」枠にて 制作:サイエンスSARU

 

「その着せ替え人形は恋をする Season 2」

7/10(木)26:04~ 読売TV ※制作:CloverWorks

 

「よふかしのうた Season2」

7/4(金)23:30~ 関西TV ※"ノイタミナ"枠にて

 

「彼女、お借りします 第4期」

7/4(金)26:23~ MBS

 

「ブスに花束を。」

7/4(金)26:53~ MBS

 

「雨と君と」

7/5(土)25:30~ ABC  ※“NUMAnimation”枠にて

 

   

「Jack the Reaper」「傷心タイムリープ」「ファムファタル育成計画」「マリー・アントワネットに転生したので全力でギロチンを回避します」

新感覚ショートアニメ『ラノベアニメ』より4作品

7/12(土)26:00~ ABC ※『ANiMAZiNG!!!』枠にて。

 

「青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない」

7/5(土)26:30~ ABC ※制作:CloverWorks

 

「薫る花は凛と咲く」

7/5(土)27:08~ MBS  ※制作:CloverWorks

 

「CITY  THE  ANIMATION」

7/6(日)24:40~ ABC  ※制作:京都アニメーション

 

===視聴継続アニメ===

「名探偵コナン」 毎週土曜 18:30~ 読売TVにて放送中

「キミとアイドル プリキュア」 毎週日曜 8:30~ ABCにて放送中

 

===その他、気になるアニメ===

「銀河特急 ミルキー☆サブウェイ」 CV:(チハル)/寺澤百花さん

「ばっどがーる」(放送状況未確認) ※まんがタイムきららキャラット

「うたごえはミルフィーユ」(放送スケジュール未確認)

 

 

放送スケジュールは個人的に確認したものであり不確定要素を含みます。視聴に際しては公式サイトを確認願います。

劇場版3作品を6月に地上波連続放送した「青ブタシリーズ」もいよいよ、梓川咲太大学生編としてテレビ放送されます。そしてこの「青ブタシリーズ」を手掛けるCloverWorksは今期、なんと3本ものアニメを放送!更に一部メディア(TOKYO MX、BS11、群馬テレビ、とちぎテレビ)では、この3本を連続放送するというコラボレーション企画も実現。驚きですね。

 

「よふかしのうた」や「ダンダダン」、「彼女、お借りします」など、今期の視聴ラインナップも注目アニメが満載の中、視聴見送りのアニメも多数。苦渋の決断です。

   

果たして、自分の夏の生活は一体、どうなるのでしょう。

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「花修羅ロケハン巡り③」(花は咲く、修羅の如く)

2025年06月12日 01時13分38秒 | アニメ

前回のブログでは「花は咲く、修羅の如く」のロケハン巡りで京都府立嵯峨野高等学校を訪ねたのですが、今回はその続きで京都御苑と京都教育文化センターを訪ね歩くことになります。

第9~10話では、すももが丘高校はライラック女学院高校、音羽高校、千鶴高校との合同練習会に参加する事になり、花奈はそこで知り合った千鶴高校の同じ一年生の曇美咲と昼食をとる事になる。先に昼食を約束していた杏も合流するが、杏と美咲は同じ中学の放送部で幼馴染だった。

そんな三人がお弁当を共にする公園のモデルが、どうやら京都御苑らしいのですが…

 

結論から言うと、これはもぅロケハンとは言えないかも。

三人が昼食を摂る作画背景の大きな丸太は、御苑北西の「児童公園」に実在しました。そして、作中の小川は御苑南西の「出水の小川」に在ります。これらを混在し、更に周辺もかなり改変されてしまっては何に重点を置いて写真撮影して良いのやら?トホホな気分にされちゃいました。先人の情報が無ければ、自分には到底、調べきれないところです。

加えてこの日は、公園整美の職員さんが草払い作業中で砂塵が舞っているとか、気持ちも萎えちゃいますね。取り敢えずは写真に収めてみたのですが、比較検証出来るような感じではないので、悪しからず…

   

   

写真は並べていますが、比較はできません。

   

   

融合させ、改変した作画……とても厄介なロケハンとなりました。

 

 

 

京都御苑を後にした自分は、この日最後の目的地・京都教育文化センターを目指します。予習としてHPの館内見取り図なども確認していたのですが、どうも怪しい。外観だけは辛うじて比較検証できそうです。

実際、現場に到着すると、外観は比較的良く再現されています。しかし、ショッキングなことに、階段は手前でチェーンで閉鎖されていて登ることができません。「う~ん。このまま帰るには余りにも肩透かしじゃね?」と諦めきれない自分は思い切って、管理事務所に館内見学の可否を伺いに行きました。

やってみるモンですね。応対頂いた職員さんの口からは開口一番、「あ~!あのアニメですね」って!「数日前にも同じように訪ねて来られた方がいたのですが、館内は全然違う間取りになっているんですよ」と。「作中に描かれている窓や自販機があるホールも、ここには無いんです」とも。とても親切に2階まで案内いただき、恐縮です。

(念のため、写真掲載しておきます)

   

  

   

更に屋外階段のチェーンも外して頂き、「存分に写真を撮ってくださいね」と。最早、恐縮至極の自分なのですが、もしかしたら職員さんも存外、楽しかったのかも知れませんね。

第9話より

  

  

※1カット目。編集時に撮り忘れに気づきました。ショーック!( ゚Д゚)

第10話より

   

   

 

 

 

俗に言う「聖地巡礼」、舞台訪問の醍醐味とは、アニメをリアルに感じる没入感や追体験を感じれる事が重要だと考えるのですが、このアニメではどうにも不完全燃焼感が拭えません。でも、それだけに今回の職員さんの神対応がとても有難く感じました。

   

最後の最後に見事なロケハン撮影が出来てストレスも解消です。

袖を捲った腕に少しばかりの火照りを覚えながら、満足げに帰路に就く自分です。

 

第7話Aパートより~

 瑞希「お前ら、撮影のいちばんの敵は何かわかるか」

 花奈「て・き?」

 瑞希「それは、吹奏楽部だ」

 

 冬賀「よーい!アクション!」

 ≪カチン≫

 夏江「まだ出してなかったっの…」

≪吹奏楽の音≫

 夏江「ふぇ」

冬賀「やめ、やめ~」

 

 瑞希「クッソー!吹奏楽部め」

夏江「これでもう何回目よ」

 

 冬賀「たまに休憩時間が入る。そこを狙って撮影するぞ」

 花奈「これは、確かに」

 

黄前ちゃんたちの猛練習の裏でこんな格闘があったとは。随所に感じる「ユーフォ」味。流石、武田綾乃先生の作品ですね。

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「花修羅ロケハン巡り②」(花は咲く、修羅の如く)

2025年06月03日 20時37分54秒 | アニメ

この日も朝から気温はグングンと上がり、薄手のジャケットも肘まで捲りあげてしまった5月の20日___

今回も「花は咲く、修羅の如く」のロケハン巡りです。この日、訪ねたのは府立嵯峨野高等学校、京都御苑、京都教育文化センターの3箇所。今回も先人の情報を元に、かなり改変されたロケハンシーンを訪ね歩いてきました。

京阪電車・三条駅で地下鉄に乗り換え、二条駅からJRに乗り継ぎ、太秦駅へと向かいます。同じ京都でも左京エリアとは違い、あまり足を運ぶことの無い右京エリアの慣れない感覚に少しばかりの戸惑いを覚えます。

とは言え然程、駅から離れている訳でもなく道のりを間違える事も無さそう。ただ、今にもセミの鳴き声が聴こえてきそうな空気感が、心の余裕を奪っていくのが少し辛かったかも。

それでも、やがて見え始めた嵯峨野高校の校庭にテンションは一気に上がります。正門前に辿り着くころには自分はすっかり、不審者?

カメラ片手にロケハン開始です。

 ⇒ 

 

   

   

3カット目は流石に、校内には入れないので、これが限界撮影です。

 

  

  

しかし、このアニメのロケハンは中々、手強い。構図が会っていそうな、なさそうな。妥協できそうな、できなさそうな。校舎の撮影は隣接する公園から挑戦してみましたが、校庭の樹木の緑で校舎が隠れているのもじれったいですね。

   

   

 

 ⇒ 

校内の建物も微妙に距離感が違うような。厄介です。3カット目(夏江杏が傘を差しながら振り返る場面)の背景建物がヤバイくらいに違っています。

 ⇒ 発見に至らず

周辺を歩いてみたのですが、校庭から外を描いたカット画に該当するような風景は確認出来ませんでした。

嵯峨野高校でのロケハンは以上です。

校庭フェンスには活躍したクラブを表彰する幕が張り出されていました。吹奏楽部も優秀なようですね。放送部も頑張っているようです。

  

少し歩けば太秦映画村までたどり着けそうな距離。「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」で何度か訪ねた、あの頃を思い出します。広隆寺界隈で「舞妓さんちのまかないさん」のロケハンもいずれは挑戦してみたいと思いながら、もぅ何年経つのでしょう。

   

少し名残惜しさも感じつつ、次に目指す京都御苑へと移動をはじめる自分です___【続く】

 

花奈の母親・春山理恵の丸く甘い声に、ついつい妄想(mryjのなナンちゃってストーリー)に耽ってしまう自分です。

理恵「瑞希ちゃんて良い子ね」

花奈「うん。素敵で頼りになる先輩だよ」(聞きたいけど聞けない・・・お母さんの正体)

理恵「花奈、それは禁則事項です」w___(ナンちゃって~)

 

校内にチャイムが鳴り響く中、意を決して扉を開ける花奈___

 

 花奈「こ、こんにちは」

 瑞希「おっ!来たなっ!!」

 瑞希「ようこそ」

 瑞希「すももが丘高校放送部へ」

 

我々アニメファンは知っています。入部歓迎の台詞を言うアニメは神アニメだという事を。

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「花は咲く、修羅の如く」(花修羅ロケハン巡り)

2025年05月28日 00時55分01秒 | アニメ

人口600人の小さな島・十鳴島(となきじま)に住む花奈は、島の子供たちに向けて朗読会を行うほど朗読が好きだった。高校入学を目前に控えた春休み。たまたま、この島を訪ね歩いていた一つ先輩の瑞希は、花奈の朗読会を目撃する。花奈の〝読み〟に人を惹きつける力を感じた瑞希は、自身が部長を務める放送部へ誘う。

「お前の本当の願いを言え、アタシが叶えてやる」

「私、放送部に入りたいです」

入部を決意した花奈は、たくさんの〝初めて〟を放送部のメンバーと共にし、大好きな朗読を深めていく…。

「響け!ユーフォニアム」でお馴染みの武田綾乃先生による原作小説がテレビアニメ化され、2025年1-3月期に放送されたもの。基本的な舞台背景となるのは京都府舞鶴近隣。ヒロイン春山花奈の暮らす「十鳴島」は、舞鶴漁港など海沿いの地域をモデルとして設定された架空の島。また、花奈たちが通う「すももが丘高等学校」のモデルは武田綾乃先生が実際に通学していた「嵯峨野高等学校」となっているらしい。その他、背景として登場したモデルは府内に点在しており、手の届く場所なら折を見て自分も訪ねてみたいと思います。

  

吹奏楽から朗読へと部活テーマは変わっても、その青春のすべてを賭ける熱い思いは変わらない武田綾乃先生による、もぅひとつの青春群像劇。そして、改めて≪声優さんて凄いな≫と視聴者を画面にくぎ付けにさせる作品でもあります。

そんな「花は咲く、修羅の如く」ですが、第7話では宇治文化センター、第8話では宇治川右岸(観流橋下流側)も背景モデルとして登場していたので、自分もロケハンに挑戦してきました。

 

時は5月の13日。天気も上々。気温もグングン上昇する中、7時過ぎに中書島駅に到着です。京アニ広告がこの夏公開、放送される「さみしがりやの竜」と「CITY」に差し替えられています。

宇治線に乗り込んだ自分は、ロケハンに臨む前に黄檗駅で下車。久々の許波多神社にお参りです。3か月ぶりでしょうか。参道の杜もスッキリと?夏仕様って感じですかネ。

 

朝8時で太陽はギラギラ。お参りを済ませたら、アクスタは、新1年生カルテットを広げて遊びます。

  

「交流のおと」も思っていた以上の書き込みの量に目を通すのもひと苦労。

   

   

 

今回は、サリーちゃんと弥生ちゃんには引き続き、頑張ってもらう事にしました。

   

沙里「初随行、緊張するね」

弥生「汗かいてもいいようにバンダナしてる、ちゅーねん」

沙里「でも今日は朝から暑くなったよね」

弥生「朝だけど、バンダナ」

沙里「・・・・ごめんね。佳穂ちゃんじゃなくて」

 

弥生「ほら!私たちの絵馬だよ」

沙里「沢山の人たちに愛されて、本当に嬉しいですね。有難うございます」

 

許波多神社を後にした自分は一路、宇治へと向かいます。

 

沙里「私も平安貴族衣装、着たかったな」

弥生「私は無理かな。十二単にバンダナは流石にネ~」

沙里「え~。うちの巫女服の時は着けたままなのに?」

 

そうこうしている間にバスの時刻となり、宇治文化センターへと向かいます。事前調査では今回に限らず、作品を通して背景作画は結構、改変されている場面も多いようです。

 ⇒ 

 

   

   

 

   

   

6カット目の西園寺修羅が通路を歩くシーンは、実際は該当箇所は見当たりません。場所的には、宇治文化センター内に併設されている軽食・喫茶店「For the life cafe」さんに当たります。屋外面には、作中に描かれたような植え込みは存在しません。但し、作画を拡大すると緑のパイロンと駐輪ポート(屋根)が確認できます。

参考 

かなり改変されていますが場所的には概ね、間違いないでしょう。

思い切って店内に突入!チーズケーキとアイスティーを注文し、店員さんに経緯説明をした上で店内撮影の許可も得ています。流石、宇治文化センター。アニメには寛容でした。因みに既に、このアニメの件でもお店に来られているファンが居たそうです。

と言うところで、ロケーションが合致したとは言えないのですが、自分的には及第点をあげたいところです。

 

再び、宇治市街地に舞い戻った自分は宇治神社、宇治上神社へのお参りを済ませ、宇治川河畔のロケハンへと向かいます。

  

 

場所は観流橋下流の石垣のある道路。作画は、街路樹が川側から石垣側へと改変されています。瑞希先輩の後ろには朝霧橋がバッチリと描かれていますね。街灯のデザインも合致しています。しかし、宇治川だから解りそうなモンなので、これほど改変されていると宇治川じゃなければ解らなかったでしょうね。

因みにこの時季、塔の島からの撮影は街路樹の葉が多過ぎて「俺は一体、何を撮っているんだ?」と思わず苦笑いしちゃいました。

   

   

瑞希「まさか西園寺見てビビっちまったか?」

花奈「わたし…」

   

   

花奈「なんか、才能で頭をガツンて殴られたような気になって。たぶん思い上がってたんです」

花奈「いっぱい練習したからすごく上手になったような気がしていて。でも…」

花奈「アタシ、悔しいんです。全然足りてないって思い知らされて。なんで自分はこの程度で満足してたんだろうって思って」

花奈「私、もっと上手くなりたいんです。もっともっと上手くなりたい」

 

   

   

夏江杏「そんなのアタシもだっつーの!」「アタシだって…」

杏「西園寺修羅に勝ちたーーい!」

花奈「わたしもーーー!」

瑞希「おいおい。青春だな。そんなら一丁、アタシらも叫ぶか」

整井良子「え~~」

瑞希「全国で一位取るぞーー!」

良子「みんな元気で本番に挑めますように~~!」

瑞希「なんかそれ、違くね」

良子「いいでしょ、べつに」

 

花奈「すももが丘高校がんばるぞー!」

杏「あ!エイエイオとかは、私やんないから」

 

西園寺修羅の才能の前に自分の力不足を痛感した花奈。宇治川に向かって絶叫する場面は「響け!ユーフォニアム」の黄前久美子ちゃんが宇治橋を駆け抜け絶叫したシーンを彷彿とさせます。そして宇治アイスアリーナ駐車場では結束いのりちゃん(メダリスト)が「勝ちたい」と心の叫びを上げるとか、宇治の街は何とも、熱い青春が交錯する地となっている模様です。w

  

  

 

と言う事で、今回のロケハンは無事、終了。後は観光センターに立ち寄り「五線譜ノート」に書き込み。

   

  

「喜撰茶屋」さんで「奏るショコラしっとりバー」を、「日の出園」さんで「10円玉ラムネ」と「パウンドケーキ」を、それぞれ購入。

 

  

日の出園さんでは先の商店街周遊企画で配布されていた「つばめ」ちゃんステッカーも頂けました。

 

弥生「サリー!これ見てよ。お店に10周年記念イベントのタペストリー飾ってるよ」

沙里「ホントだ!3期しか露出していない私たちが先輩方と肩を並べられるのは嬉しいよね」

弥生「ん?でも一人足りないような…」

沙里「それ言っちゃダメだよ~」

 

夏のような陽射しを浴びながら縣神社をお参りし、「ダイニングきく」さんへと向かったのですが、タイミング悪く満席状態。

 

今回、初めて通路待合いの椅子に腰かけ、時間を潰すことになりました。初体験です。しかもカレーが売り切れ。カレー以外のメニューなど注文した事がない自分には「何をどう注文すればいいの?」と眼球が落ち着きません。取り敢えず目に留まった「ロースカツとじ定食」をオーダー。しかし、これがまた何とも美味しかったです。思わずクセになりそうなほどに___

 

   

 

「ダイニングきく」さんでお腹を満たした自分は、「かんばやし」さんでグリーンティを、「紅茶館」さんで「心からのありがとうのおいしい紅茶」を購入。「かんばやし」さんでは昨年のイベントで配布していた「ユーフォ宇治十帖」のステッカーも貰えました。「紅茶館」さんは最近のマイブームみたいです。

 

 

ラストは「伊藤軒」さん。何を買おうかと迷っちゃいます。「ならず揚げ」「抹茶きんつば」「ともえ」「栗まん」と買っちゃいました。

 

今回は盛り沢山の一日となりました。真夏の疲労感とまではいかないですが結構、疲れたかも。昼下がりの直射日光が眩しいです。

 

さて。そろそろ帰るとしましょうか。サリーちゃんも弥生ちゃんも今日は頑張ってくれました。車内に乗り込むとヒンヤリと空調が効いてます。

  

今年もまた、ロケハン巡りにはキケンな季節が訪れました。

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「小佐内スィーツセレクションin出町柳(前編)」

2025年05月22日 03時01分26秒 | アニメ

 

小佐内「小鳩君、ここは?」

小鳩「京都、出町柳だよ」

 

小佐内「もしかしたら私は期待してもいいの?」

小鳩「お気に召すかどうか。あまり自信は無いけれどね」

 

 小佐内「小佐内スィーツセレクション in 京都出町柳___」

 小鳩「presented by 小鳩常悟朗……だよ」

 

メイストームとまではいかないけれど、午後からは雨予報の風の強い5月9日。二人が最初に目指したのは「加茂みたらし茶屋」。9時30分の開店を前に既に、修学旅行の生徒たちが十数人ほど列を成していました。

開店と同時に店内の最も奥の席を陣取ります。注文は勿論、「みたらし」。アイスティーを添えて。

 

 

 

小佐内「ねえ、小鳩君。どうしてこの団子は最初のひとつだけ、間隔が空いているのかしら」

小鳩「それはね、小佐内さん。下鴨神社境内に御手洗池(みたらしいけ)というのがあって、後醍醐天皇が水をすくったところ、最初に泡が1つ浮き、間隔を置いて4つの泡が浮き上がったことから、その泡を団子に見立てて作ったという言い伝えが残っているようだね」

 

小鳩「そして、みたらし団子発祥のお店がこの『加茂みたらし茶屋』だとも言われているんだ、けど…」

 

小佐内「やだ!このみたらし、美味し過ぎるの」

 

小鳩(あまり聴いてくれていないようだけど)「気に入って貰えたなら良かったよ」

 

  

小佐内「外には茶席風のテラス席もあるのね」

小鳩「そのようだね。流石、風情溢れる老舗茶屋だね」

 

小佐内「で、次はどこに連れて行ってくれるの」

小鳩「次のお店も開店前から店頭で待っておくべきお店があるんだ。開店してからだと待たされることも珍しくない人気店だよ」

 

小鳩「それが、この『いせはん』だよ」

小佐内「まだ開店まで20分あるの。この待たされるじれったさも小鳩君の策略かしら」

小鳩「そんなつもりは無いけれどね。待たされるのは気に食わないかな」

小佐内「ううん。むしろ、逆。小鳩君の術中に嵌まったとしてもこの期待感が堪らないのよ」

小鳩「やっと暖簾が上がったよ。じゃ、入ろうか」

 

小佐内「私たちの他にお客さんはいないみたいね」

小鳩「開店直後だからね。じゃ、中央のテーブル席に座ろうか」

女性スタッフ「いらっしゃいませ。あの…小佐内さんですよね。来て頂いて嬉しいです」

小佐内「え?どうして私の事を…」

女性スタッフ「いつも観ていますよ。スィーツを食べる時の笑顔がとても可愛くて大好きです」

小佐内「あ、有難うございます」

女性スタッフ「ご注文はお決まりですか?」

小鳩「それじゃ、彼女には特製あんみつと、僕はアイスグリーンティを」

女性スタッフ「かしこまりました。でわ、ごゆっくりどうぞ」

  

小佐内「見ているだけで美味しさが伝わってくるの。もぅ待ちきれないのよ」

 

 小佐内≪パクッ≫

 

 小佐内「ウ~~ン、これよこれ」

 

小佐内「でも、小鳩君。こんなお店をよく調べたものね。それとも知っていたと言うのかしら?」

小鳩「この『いせはん』は20席ほどの小さな甘味処なんだけど、満席の際には整理券も発行されることが有るらしいんだ。で、こちらの店長さんが“うさぎ山商店街”にある『焼き肉・さが喜』さんの店長と古くからの親交があってね」

小鳩「結局は、京アニ繋がりってところかな。僕たちも何かと京アニと繋がっているからね」

 

この会話を聞きつけ、厨房から出てきた店長さんとも挨拶を交わす事ができた小鳩君でしたが、彼の勢いはここまで。

次に予定していた「ふたば」さんはGW明けで連休しているという不運に見舞われます。更に、空からポツリポツリと雨も降りだす始末。

小鳩君は小山内さんを連れて、緊急避難的に“うさぎ山商店街”(桝形商店街)のアーケードに身を置きます。

   

 

 

小鳩「ここが『焼き肉・さが喜』さんだよ。スィーツじゃないけど、ごめんね」

小佐内「雨予報だったから仕方ないとは思うの。けど、小鳩君はまだ、私の白馬の王子様にはなれないのよ」

小佐内「かと言って怒ったり落胆している訳でもないの。小鳩君と居ると退屈はしないんだもの」

 

小佐内さんの機嫌を損ねないようにと口には出さなかったが、雨天に関係なく「さが喜」に立ち寄ることは小鳩君のタイムテーブルに沿ったものだった。実際、小鳩君はスィーツよりもご飯が食べたかったのが本音だった。店長に「いせはん」の店長と挨拶を交わした旨の報告と共に、オーダーの「カルビ、ウインナー、卵スープ、ご飯」をペロリと平らげる小鳩君であった。

  

 

   

たまこ「もしもし、もち蔵。どうぞ」

もち蔵「どうした、たまこ。どうぞ」

たまこ「なんか黒い影が暗躍しているみたいだけど大丈夫かな。どうぞ」

もち蔵「あ~、これね。大丈夫だと思うよ。お餅とかスイーツを求めて来てるらしいよ。どうぞ」

たまこ「だったら問題ないよね。安心したよ。どうぞ」

もち蔵(相変わらずチョロいな)

 

小佐内「小鳩君。今日の事は仕方ないけど、これで終わりじゃないよね」

小鳩「勿論さ。出来るだけ近いうちにまた…」

そんな二人の会話は京阪電車に揺られ、小気味よく続くのであった____

小佐内「帰りは京阪電車?  京阪電車……なんだ」

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「伊藤軒めぐり ~序」

2025年05月18日 13時14分37秒 | アニメ

時をさかのぼる事、約1か月前の3月22日。「宇治商店街周遊企画」で「伊藤軒・宇治平等院店」さんを訪ねたのが始まりでした。

この時、伊藤軒各店舗案内のフライヤー(チラシ)を戴きました。

 

その3日後の3月25日。自分は「菓楽」さんを目指して、京都タワーSANDOを訪ねていました。(残念ではありますが、「菓楽」さんは3月末で閉店するとの事でした)

ただ、その前に「伊藤軒・京都タワーサンド店」に初めて立ち寄ったのですが、応対して頂いたスタッフさんが偶然にも前回、平等院店で応対してもらえた方だったのです。自分は気付かなかったのですが、「先日、宇治にも来られていたお客さんですよね」と、そのスタッフさんから声を掛けて頂けたのには驚きを隠しきれませんでした。

 

更に4月1日には3訪目となる「宇治商店街周遊企画」でも、「伊藤軒・宇治平等院店」でまたしても同じスタッフさんと挨拶を交わすことになった次第です。

 

4月19日には「甘神さんちのロケハン巡り」で大岩神社を訪ねたのですが、道程途中に「伊藤軒・本店」さんがお店を構えている事を確認。偶然と呼ぶには余りにも出来過ぎた感じが少し怖いです。

 

続く4月22日には「茶摘み体験」で宇治の街を訪れたのですが、この時も「平等院店」さんでは、同じスタッフさんに応対して頂けました。

 

因みに、4月12日の「甘神さんちのロケハン」では、産寧坂の「清水店」も確認。ただ、開店前だったのでスルーしていますが…。

 

____と、長い前置きになりましたが、ちょっぴり風が強く、冷たくも感じる4月29日。「伊藤軒めぐり」の序章です。

しかし!少し考えてみました。一日で数店舗ある伊藤軒をすべて巡るとなると抱えきれない荷物になることでしょう。加えて、この日は他に寄りたい店もあった訳で…。と言う事で、この日はあくまで≪序章≫。後日、改めて「伊藤軒めぐり」は実行するとします。

先ず、最初に立ち寄ったのは京都タワーSANDO。「伊藤軒」さんの商品ラインナップにはいつも悩まされます。単価も安いのでついつい、あれこれと手が伸びてしまいます。今回、購入したのは「金太郎揚げ」「京きな粉あん玉」「まんまる抹茶もち最中」の3点。スタッフさんにご挨拶と店内撮影の許可をいただきます。

  

そのままSANDO内に滞留し、先月に閉店した「菓楽」さん跡に入居した「KYOTO SOUZEN」さんを覗いてみました。本店は京都御苑から西北。西陣に「菓匠宗禅本店・京町屋茶房宗禅」を構え、店主は日本唯一の上技物師である山本宗禅氏が務め、あられやおせんべいなどの伝統技法を守り続けると共に、洋菓子の要素も取り入れた作品なども創作しているとのこと。

本店へのアクセスは決して便利とは言えないですが、京の街並みをブラリと見て歩くには問題ない距離でしょう。いつの日か、天候の良い日に訪ねてみたいところです。

 

今回は「京抹茶バーム」をひと箱、購入です。店舗写真は許可を頂いて撮影しています。

京都タワービルを後にした自分は京都駅ビル・伊勢丹へと向かいます。目指すは地下1階の「伊藤軒・JR京都伊勢丹店」。俗に言うデパ地下のお土産物コーナーですから然程、売り場面積は広くないのは仕方ないですね。スタッフさんにご挨拶と訪問経緯をお話し、撮影許可を頂きます。今回は「カステイラ和三盆」なるお菓子を購入。

  

今回の「伊藤軒めぐり」は、ここまで。この後、自分は丸太町駅まで移動し、堀河方面を目指します。暫く、タイミングを逸していた「鳴海餅本店」を訪ねてみました。

 

 

昨年の5月18日以来、久しぶりの訪問です。店内に入る際には「やっと来れた~」って感じでちょっぴり感動。

交流ノートもついに2冊目に突入していました。

   

   

こちらのノートでは、浅野りん先生や結木梢さんの書き込みが身近に感じ取れるのが嬉しいです。(店内撮影は許可を得て撮影しています)

今回は「赤飯」と「上用万寿(紅白×2)」、「茶うさぎ(×2)」を購入。

  

二条城前駅から東山駅へと移動した自分は岡崎公園へと歩みを進めます。「あるぺんrose」さんが満席で少し、時間を潰すためです。あまり詰め込み過ぎも出来ないカバンもパンパンだったので、公園で赤飯を頂くことにしました。

  

「優子の木」を眼前に植え込みに腰掛けます。しかし、この日は何とも風が強い。時折、吹きつける突風に飛ばされないように注意しながら荷物を広げます。流石、名代の「お赤飯」。ベタつかず、パサつかず、最高評価の逸品です。

 

1時間ほど、公園で過ごした自分は「あるぺんrose」さんを再訪です。まだ店内はほぼ、満席状態だったのですが「テラス席も良ければ、どうぞ」と言われ感激の自分です。カウンターと同じくらいにテラス席に座る事に憧れていたのも本音です。(ただ、風がもぅ少し穏やかであれば良かったのですが…)

   

  

今回はキャメルフロートとナポリタンスパゲティをオーダー。“そよ風に”という訳にはいきませんでしたが、気持ちの良い午後のひと時を過ごす事ができました。

 

風薫る5月___(4月29日でしたが)

お菓子とアニメで紡ぐ京の一日。

   

カバンの中のお饅頭や最中が潰れないように、カバンを大事に抱きかかえながら帰りの電車に乗り込む自分です。

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「夏も近づく・・・茶摘み体験」

2025年05月08日 01時25分03秒 | 京アニ

♪夏も近~づく八十八夜~♪___

この童謡が聞こえだす頃、萌えるような緑の勢いと共に初夏の兆しを感じ取る季節が訪れます。「八十八夜」とは、雑節のひとつで、立春の日から起算して88日目にあたる日を指し、今年の八十八夜は5月1日。この頃、茶摘みが始まる時季で、茶農家にとっても新茶の収穫がはじまる重要な日とされています。

そんな八十八夜からは少し早い4月22日、自分は宇治の街で茶摘み体験を楽しんで来ました。

 

京阪電車宇治駅ホームから一望できる「お茶の宇治のまち歴史公園」。広々とした敷地内には芝生公園と茶畑。そして交流館「茶づな」では、お茶に関する疑問を解決してくれるミュージアム(有料)をはじめ、様々な体験プログラムが開催されています。

 

少し蒸し暑くなりそうな予報だったこの日。8時過ぎに宇治駅に到着した自分は、先ずは宇治神社、宇治上神社をお参りです。藤の花もあと1週間ほどで見ごろを迎えそうですね。

   

9時前に「お茶と宇治のまち歴史公園」に到着した自分は、先の京アニ事件の追悼モニュメントに祈りも捧げておきます。

そして、9時の開館と同時に受付カウンターへ。

10時からの茶摘み体験を前にミュージアムを閲覧します。今回の「茶摘み体験」にはミュージアム入場料金も含まれています。場内では動画撮影と映像展示撮影が禁止で、展示物に対しての撮影はOKとのことでした。

 

「どうせ、形ばかりの展示内容なのでしょ?」___

自分も最初はそう思っていました。しかし!

結構、解りやすい展示内容とその趣向は、思わず足を止めてしまいます。

お茶の歴史、宇治とお茶との拘り、お茶に関する雑学。豆知識を得るには最高のミュージアムだと実感です。

  

   

   

わらべ歌「ずいずいずっころばし」の現代訳や茶壷行列の格の高さなど解りやすく解説してくれます。

  

2階屋外テラスから見下ろす風景も新鮮。館内をひと回りしたら丁度、集合時間の10時です。

  

自分の他には6人ほどのオバサマ方がご一緒です。インストラクターさんに先導され畑の中へ。この時、空は曇り空。陽射しも優しく、体験に集中出来そうです。

通常は、摘み方として新芽の“一針二葉”が基本らしいのですが、この時季は“一針三葉”や“四葉”でも全く、構わないとの事でした。

摘み取りの際は爪を使わず、指の腹で摘み、手前か奥に引けば摘み取れる不思議です。

 

「これは何とも。実に面白い」

当初、摘み取りよりも撮影をメインに考えていたのですが、摘み取りが楽し過ぎてつい、夢中になってしまった自分です。

摘み取った新芽は勿論、お持ち帰りOK!40分ほどの短い時間でしたが貴重な体験が出来たと思います。

葉「緑~!緑が眩しい季節になってきたね」

緑「ありがとうございます。若葉が萌える月ですからね」

葉「ありがとね。何だか照れちゃうね」

緑「照れちゃいますね」

緑「でも!もう一人、忘れてはいけませんよ」

葉「つばめも飛び交う季節だよね!えい!」

つ「なんで私?」

 

この後、開店直後の「ダイニングきく」さんでいつものようにカレーを頂きます。楽し過ぎた茶摘み体験も報告。

 

   

縣神社へのお参りも忘れません。

「日の出園」さんでも買い物と併せて茶摘み体験の報告です。積み立ての茶葉に「新茶の香りがする」と目を細めておられました。日の出園さんもお茶屋さん。やはり、この季節になると気合もはいるのだとか。

 

「喜撰茶屋」さんでは「宇治どら焼き」と「抹茶とさくらのきんつば」を購入。先の宇治商店街周遊企画の「全員」ステッカーも頂けました。

 

観光センターの五線譜スコアノートは書き込みがいっぱい。流石、この時季。たくさんのユーフォファンが宇治を訪ねて来た様子が伺えます。

   

   

 

「伊藤軒」さんでは前々回、前回と同じ店員さんの姿を見つける事が出来ました。ひと言、ふた言、言葉を交わすだけですが、それがとても楽しいのです。先日、本店さんにもお邪魔した事も報告できました。今回は「八ツ橋抹茶どら」なるものを購入。これもまた、美味です。

 

ラストは「紅茶館」さんに立ち寄り。今回は「アップルレモンティー」をチョイス。紅茶って、こんなに口当たりが優しく、香り立つものだったのですね。思わず紅茶も好きになってしまう、そんなお店です。

  

アニメを通して、その地を好きになって。その地で営む人たちと知り合って…

この地で過ごす時間は、とても優しい。

  

どれほど宇治の街を訪ね歩いても、まだまだ魅力があふれ出す。

  

茶摘み体験と同時に今回も一層、宇治の街が大好きになってしまった自分です。

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「甘神さんちのロケハン巡り⑨」

2025年05月04日 00時56分06秒 | アニメ

「甘神さんちのロケハン巡り」も9回目となる今回。訪ねた場所は、作中の暗神神社のモデルとして描かれた大岩神社。

実際、訪ねてみると何かに吸いこまれそうな、何とも形容し難い空間。これまで幾つもの“舞台めぐり”や“ロケハン巡り”をしてきた自分ですが、ここまで異様な雰囲気に神経を尖らせながら撮影をしたのは初めての経験です。しかし、本当にあるのですね。こんな廃墟と化した神社が…。

自分がこの地を訪ねたのは4月の19日。事前にグーグルMAPで調べていると最寄り駅が京阪・藤森駅だと言う事が判明しました。藤森と言えば言わずと知れた「たまこまーけっと」の舞台となった地。一気に親近感が湧き出します。駅から歩いて20~30分くらいでしょうか。知らない場所ではありますが、方角や距離感に迷う事はなさそうです。

更にMAPを眺めていると「伊藤軒本店」さんが正にルート途中にある事も判明。しかし、ここまで伊藤軒さんと拘り合いになるとは、偶然という言葉だけでは片付けられない気持ちにさせてくれます。

 

アニメ「甘神さんちの縁結び」も最終章「白日の逃げ水」編は、第21話~最終回となる第24話「甘神さんちの縁結び」まで。今までの甘神三姉妹と瓜生が引き起こした超常現象とは違い、今回のストーリーは瓜生の幼馴染であり瓜生の事を一途に、密かに思い続けた鶴山白日が巻き起こす別次元転移のストーリー。

これまでの超常現象は甘神さまの悪戯により、三姉妹と瓜生の絆が強く紡がれる展開だったのに対し、「逃げ水編」では暗神さまの仕業に依るもの。果たして、瓜生はこの最大の難関を突破し、元の世界線に戻る事ができるのか?

   

(夜重姉ぇは、その好奇心と飯の量が半端ない)

 

自分が藤森駅に到着したのが8時30分。久々だけど、でも慣れ親しんだ感のある風景が広がります。ここは桝形商店街と並んで「たまこまーけっと」の舞台となった場所。「うさぎ山高校」のモデルとなった聖母女学院の生徒さんたちの登校する姿を目で追ってしまいそうになるのですが、通報案件になりそうですね。

 

いざ、歩き始めるとキョロキョロと不審者まるだしの自分です。初めて見る街の風景は新鮮です。でも凡そ検討が付く方角に、道を迷う事はなさそうです。

途中で見つけた「伊藤軒本店」さんとその先の物流センター。お店には帰りに寄るとしましょう。

   

 

「もぅそろそろかな?」と思ったら、物流センターとは目と鼻の先。「大岩神社」へと続く一の鳥居を発見。ロケハン巡り、スタートです。

 ⇒ 

山の奥へと続く道は、参道と言うより登山道ですね。

 

京都周遊トレイルにも組み込まれているので幾人かのハイカーさんとすれ違うことがあります。でも、竹林を通り過ぎると…

 ⇒ 

朽ちた渡り木やぬかるみの道だったり、怪しげな沼池があったり。体力のない瓜生君だったら作中同様、フラフラになりそうですね。

 

  

 

そして辿り着いた暗神神社(大岩神社)___

普段なら一気に上がるテンションも、この廃神社を前にして緊張感と警戒心しか上がりません。先ずはお参りをし、この地に足を踏み入れるご挨拶をさせて頂きました。

 

第21話で暗神神社を訪れた三姉妹と瓜生がお参りを済ませた後、白日が願掛けと共に闇落ちしてしまいます。

   

   

 

   

        (no-image)

※6カット目は、社の裏側からの撮影になるのですが急斜面の為、撮影不可能です。

 ⇒ 

   

最終24話では、自らが招いた行動を悔いた白日が瓜生と共に、別世界線の三姉妹に見送られながら元の世界に戻るために再び、暗神神社を訪れる事になります。

  

 

  

  

 

 

 

暗神さまが現れると石彫の鳥居が朱塗りの鳥居へと変化しています。白日は瓜生との縁が結べなくなると言う代償を払うことで、元の世界に戻る事が叶うのでした。

 

『ふぅ~』奇妙な緊張感に包まれたロケハンは以上で終了です。

しかし何と言うか…マイナスイオンに包まれた清々しさと冷たい空気の重々しさは、厳かさとは違う、形容し難い雰囲気。アクスタを並べてみるのも、いつもとは違う意味で緊張しちゃいます。

 

さつき「これがウワサの…」

美玲「ウワサの?」

さ「ヤダ!もぅ帰る~~」

美「えぇ~、久々の出番がもらえたと言うのに」

さ「だって景色変わったじゃん!セピア色になってるじゃん!魂にゅきゃれりゅ(抜かれる)」

美「さっちゃん!待ちなさい。さっちゃ~ん」

 

こうして無事に下山?した自分は「伊藤軒本店」さんに立ち寄りです。その売り場面積や品ぞろえは「タワーSANDO店」や「宇治平等院店」の比ではなく、後方には作業工房が覗けたり、更には奥に飲食スペース、工房体験教室も併設されている充実ぶり。駅から距離があるにも拘らず、店内には来店客が途切れません。

そんな中、自分が購入したのは「焼きドーナツ5個入」「京きなこドーナツ」を各2点。しかし残念ながら、これらはすべて職場へのお土産となり自分の口には届きませんでした。またいずれ、お邪魔するとしましょう。

販売スタッフさんとここに来た経緯など、少しお話しさせてもらいながら、店内撮影の許可も頂きました。

さ「これがウワサの…」

美「ウワサの?」

さ「伊藤軒本店さんです。突入~~!」

美「ちょ!先程は職務放棄。今度は見切り発進ですか。」

 

  

さ「和菓子、洋菓子、あられやお煎餅、とか。目移りにもほどがあるネ!みっちゃん」

美「店内を1周しても、何処に何があったのか、覚えきれません」

 

さ「広々とした店内奥には飲食スペースも。お客さんがいっぱい」

美「野菜カレーが推しのようです。でも事前予約が無難らしいですよ」

 

さ「みっちゃん!わたしはこういうレポートがしたかったんだよ」

美「さっちゃん!それってわたしの苦労も考えてくださいね」

 

最後は藤森の商店街の通りを歩き、聖母女学院に立ち寄り。敷地外からの撮影はOKだと言う事は知っていますがやはり、ひと声掛けてからの撮影はマナーです。

 

アニメ「甘神さんちの縁結び」が繋げてくれた「たまこまーけっと」の舞台・藤森と「伊藤軒」さん。アニメを通じた、これも何かのご縁なのでしょう。

   

帰りの電車の中で一人、納得している自分です。

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