「響け!ユーフォニアム3」のレギュラーキャラクターの中でも、その印象が微妙に薄いとされる新南中カルテットのひとり。主要キャラクターとして名を連ねてはいるものの、アニメ本編ではあまり、目立った役どころは無かった彼女。“モブに毛が生えた程度”と批評されそうなところなのですが、立ち位置としては結構、重要で、他のキャラクターたちの隙間を埋める事にひと役買っているみたいですね。
そんな彼女の誕生日である6月17日。自分は佳穂ちゃんの誕生日祝いも兼ねて宇治の街をひと巡りして来ました。
今年は縣祭り(5日)にも行けず、明後日(7日)の“お祭りフェスティバル”も不参加だった自分です。21日の“北宇治OB吹奏楽団ファンコンサート”には参加したものの、時間的都合でダイニングきくさんには立ち寄れそうも無く、その穴埋めの意味も込めてこの日、ぶらりと散歩を決め込んだ次第です。
この日も空色は、しっかり青色。梅雨空は何処へやら?と言う感じです。
先ずは許波多神社に立ち寄り。この神社はサリーちゃんの生誕の地であると同時に「新南中カルテット」の拠点と言っても過言ではないでしょう。
佳穂ちゃんの誕生祝いを記念すると共にもぅひとつ、先の京アニ事件で亡くなられた方々のご冥福もお祈りさせて頂きました。それは常々、お参りするたびに忘れずお祈りしている事なのですが、この時期になるとより一層、深く祈らずには居られない___そんな気持ちになる自分です。
そしてまた、今年も“祈りの夏”が間もなく、やってきます___
しばし、境内で彼女たちと遊んだ後は宇治へと移動を開始します。
京阪宇治駅からいつものように宇治神社・宇治上神社を目指し、自分は「宇治源氏タウン商店会」が連なる宇治川右岸を歩いていると…
「ん?何だか微妙に雰囲気が違うぞ」と違和感を覚えます。
その原因は、この右岸道を覆うように誇示していた“さわらびの一本松”が消失していた事でした。
今更ながら交通の不便を理由に伐採されよう筈も無く、カラーコンが設置されている幹の部分に到着すると一枚の貼り紙が。読んでいると、どうやら寿命を全うしたようです。我々にとって変わらぬ日常の中、「明日も当然のように一本松は凛とその威光を放っているのだろう」と。しかし、誰も想像もし得なかった一本松の自然倒木。
令和7年6月3日午前6時30分ごろ、眠るようにゆっくりと倒れていった___との事です。
その優美な姿が見れなくなることは本当に残念な事なのですが、「長い間、宇治の景観を守ってくれてありがとう。お疲れ様でした」と手を合わせずには居られない自分でした。
しかし、幹の袂にはその子孫となる2本の松が成長しています。自分は今、正に歴史の中に生きているのだと実感した瞬間でもありました。
宇治神社、宇治上神社とお参りした自分は宇治観光センターへ。
「縣祭り」や「おまフェス」の後だけあって「五線譜ノート」の書き込み量が半端ないです。
サッと目を通すだけでも大変です。やがて時間も頃合い。11時の開店と共に「ダイニングきく」さんを訪ねます。
先の「縣祭り」「おまフェス」、そして後日の「北宇治OBファンコン」でも「ダイニングきく」さんにはお邪魔出来そうにないので、今回の訪問はその埋め合わせのつもりです。交流ノートにはひっそりと佳穂ちゃん誕生祝いのメッセージを書き込む自分です。
きくさんも連日、大変なようです。これからの夏場、どうか無難に過ごされますように☆彡
いつものようにカレーを頂いた後は、縣神社をお参りし、「日の出園」さん、「喜撰茶屋」さん、「伊藤軒」さんと巡ります。
ラストは、こちらも最近、お気に入りになった「紅茶館」へ立ち寄り。色鮮やかなパッケージの数々と香り立つ紅茶の匂い。和みます。
まだこれから気温が上がりそうな気配のお昼過ぎ。今回、特に目的も無かった自分は早々に宇治の街を引き上げます。
久美子部長、ママちゃんセンパイ、奏先輩たちの背中を見て来た佳穂ちゃん。きっと2年後は後輩たちを包み込むような安心感を与えられる立派な先輩になっていることでしょうね。
佳穂ちゃん、お誕生日おめでとう☆彡
(※すべての店内撮影は許可を得て撮影しています)