アクシデント！

◇一昨日のＷ★ＩＮＧ”第４弾”は波乱続きの大会となりました。レザー・フェイスの来日が不可能となり，その代打として参戦したスペル・クレイジーは全日本プロレスのご協力を頂いた訳だか……かっては，茂木正淑の『レッスル夢ファクトリー』に初来日をした，いまやメキシコのマット界を代表する強豪なのです。
『ＥＣＷ』や『ＷＷＥ』でも活躍した事もあるが，今では全日とメキシコを股にかけて暴れ捲っており，私がＷ★ＩＮＧマットに呼びたかったメキシカン・レスラーの一人でもあったのです。そういう意味では念願が叶った訳です。まだ３６歳と若いが，キャリアは既に１９年目に入ったスペル・クレイジーは，そのリング・ネームとは裏腹に，普段は実に物静かな男でした。
金村との対決は，まさに舞台を日本に移した『ＥＣＷ』対決となりました。”ＥＣＷコール”も巻き起こるハード・コアな戦いとなったが……スペル・クレイジーが繰り出した”アトミコ”で頭を強打した金村は，意識朦朧……救急車が出動する騒ぎとなり，一時控え室は騒然となりました！ 顔面蒼白で，意識も飛んでいました……。
私の中では，三沢選手の事が先ず頭を過ぎりましたが，病院に行って精密検査を受ける様に言っても，金村は「大丈夫，大丈夫」と言って病院に行くのを拒んでは，救急隊の方々や皆を手古ずらせました。それでも，やっとの事にて重い腰を上げ，小幡選手に付き添われて病院に向かいました。 幸い大事には到らなくてホッと胸を撫で下ろした訳ですが，本当に世話のやける奴です！（苦笑） ＜茨城＞