ミネアポリス

◇２２日の東京外為市場は＄１＝８０円台と，半年ぶりに”円安”となった。 ロンドン や ニューヨーク も同様で， ギリシャへの２度目の支援も決まり，欧州債務危機への不安が後退した事とアメリカの景気回復への期待が，その要因だという。


明日から パリ旅行に行くと言っていたジミー鈴木が，先日《ＷＷＥ》の＜ＲＡＷ＞の取材で，私が”第二の故郷”と自認している ミネアポリスに行った折りに, グレッグ・ガニアに会ったと ブログに書いてあったのを見て懐かしさが込み上げてきましたね。

グレッグは確か，私と同い年だったと思うけれど，やっぱり髪の毛は親父のバーンに似てしまったみたいです。（笑）ジミーのブログに書かれていたグレッグとの話しのやり取りは決して長い文章ではないけど，グレッグの近況が手に取る様に分かりますね。

特に父親のバーンは介護施設での トラブルから殺人容疑がかけられた事があったけど， ブログから察するには同居しているみたいなので安心しました。 親子のやり取りは実にほほ笑ましく……まあ, グレッグからしたら大変だろうけど，それを読んでいたら無性に グレッグに会いたくなってきました。

それにバーンも８８歳の高齢だし，元気な内に会っておきたい。 私の事なんか忘れているだろうけど， 『プロ・ボク』誌を辞めて， フリーとしてスタートを切ったのが 《ＡＷＡ》の ミネアポリスだったし， バーンもグレッグも本当に親切にしてくれた。 もし彼等でなかったら フリーとしてやっていけたか分からない。

最初に アパートが見つかるまでオフィスに寝泊まりをさせてくれたり， アパートを一緒に探してくれたり，日本から送金が遅れて ピンチ の時にお金を貸してくれたり …… レスラー以上の待遇でしたね。 （笑） 数十年来の友人の様に フレンドリー で,井上譲二 (週刊ファイトの元編集長）なんかは 「よっぽどそっちの事が気に入ってるんだな…」 なんて言ってたものだ。

多分，日本からきて英語もろくすっぽ出来ないのを不敏に思ったんだろうけど（笑） ガニア親子は元よりオフィスの人達, レスラー達も実によくしてくれた。 控室への出入りも自由自在に行ってたし……それだけに ミネアポリスが懐かしく想われる。 グレッグは未だに ジム (ブランゼル)と連絡を取っているらしいし,彼等に会いに ミネアポリスに行きたくなってきた！ 　＜茨城＞

※写真は ジミー鈴木（右）と グレッグ・ガニア ＜ジミー鈴木のブログから＞