とまと日記 2011

最近、映画のイラストばっか。気ままに続けます

06.11.04 芸術祭とシュールストレミング,

2006年11月07日 | 生活と僕
11.4、5、6はうちの大学の芸術祭でした。

思えば僕には3年連続で記憶のない泥酔が最終日に用意されていました。でも今年が最後。
大学生活の中で、最近よく「これが最後の~」と使うようになってきました。さみしい気持ちいっぱいです。

芸術祭は模擬店の店長をやらせてもらって、趣味に走ったお店を好き勝手やらせてもらったり。
翌年、そのツケでサークルから排出される警備をやらされて万歳に参加できたり。
他学科の教室で展示をしてみたり。泥酔して友達のありもしないデマをべらべらしゃべっていたりしていたそうな。
花火とお酒と友達の記憶に彩られた学生らしいイベントもこれで最後。

今年は二日目しかまともにいなかったんだけれど、やっぱ楽しい。

世界一臭い缶詰、シュールストレミングを開けた。まさにパンドラの箱!!

原料はにしんで、容器の中で一次発酵をさせ、発酵最高時に大きな缶にパッキングし密封する。この缶詰は加熱殺菌せず、そのまま二次発酵を缶の中で続けるのです。すると、缶詰の発酵微生物が再び発酵をし、炭酸ガスを発生させるので缶はパンパンになる。それが完成品だそうだ。

グランドに何人かで集って、一人の勇敢な若者がそのパンドラをあける…。その瞬間、プシュ!!と勢いよく中のガスが吹き出した!!
これが信じられないほど臭い。下水道とか、銀杏をつぶしまくった匂いとか、生ものが腐りきった匂いとか、形容できない臭さ。最臭のトイレの匂い。
うええええ!!!と匂いだけで吐き気がする。中の具合はもはや食品と呼ぶにはふさわしくないほどのグロテスク。
西洋人は本当にこんなものをパンに塗って食うのか??

試しに一人ずつ一口食べてみる。 …ひとかじりした瞬間、体が異物を出そうとする反射に襲われた。
口に入れた瞬間にリバース。こんな体験はめったにないです。言うまでもなく食えるもんじゃない。
そして少し汁が手についた。くせえ!! っていうか口が本当に臭い!!フリスクもらっても消えるレベルじゃありません。

最後は警備の人に、迷惑なんで、と冷ややかな目で取り上げられてしまった。それはそのままゴミ箱へ。いいの??すんごい臭いんだよ??

体験にまさる楽しさはないなぁ。芸能人がテレビですんごいリアクションするけれど、これは自然と誰しもがそうなる。
あー楽しかった。

ちなみにシュールストレミングは日本では輸入は許可されていないらしい。

最新の画像もっと見る