とまと日記 2011

最近、映画のイラストばっか。気ままに続けます

06.10.20 バイトと学校と秋の横浜

2006年10月21日 | 生活と僕
朝方まで卒業制作展の冊子の表紙デザイン案を作ってました。。本日は卒制展示会の会議で、何人かで案を作って持って来る予定なのでした。
僕は『グラフィカルな絵を一枚』というお題が渡されていた。

でも、恐らく学科特性上、いわゆる”原研哉ちっく”になることはほぼ間違いがないと思っていた。
・冊子の主役はあくまで作品であって、冊子自ら主張してくるものではない。
・作品を浮かびあがらせる舞台が冊子なら、きっとシンプルな感じの方が見やすいということ。
・具体的な写真やイラストで言い表しにくい学科であるということ。

こんなことを思いつつ、じゃあ、あえてグラフィカルにしてみようと踏ん張ったものです。
この手の構成系デザイン(?)をやってみたら、予備校の感覚を思い出した。そう言えば予備校のころ、細い線にこだわっていたことがあったんです。その時言われていたことは、受験で勝つには線だと弱い、ってこと。
『分かりやすさ』と『迫力』が求められた色彩構成で『線で構成する』なんてことは弱々しすぎなんです。結果断念しました。

でも今回の線画は目標とした『スタイリッシュ』な感じを少し出せたではないか?? でもあくまでラフの完成度です。
こーゆー絵がうまい人は構成力高いなぁ~。うらやますぃい。

バイトの打ち合わせが入ってしまって学校についたらすっかり夕方で、会議に顔出したらもう終盤でした。すんません。
方向性の結果はやっぱりベターに落ち着いていた気がします。原研哉っぽい感じ。(でもこれはしょーがないでしょ。)
グラフィカル路線は学科的に好ましくなさそう、という比較材料になれたことを見ても、描いた価値はありました気がしました。(ほんと??)


学校帰りに横浜に立ち寄る。。
ほぼ毎日と言っていいほど横浜をぷらぷら歩きます。別になにをするわけもなく、買う訳もなくです。
夜にもなれば治安の悪そうな街の顔が出て来てすこし怖い。でもお店はもう秋一色です。なぜメンズの服はないんだ。。レディースはショーウインドウに綺麗な色合いの服が飾られているのに。。。

ハロウィン間近の、オレンジと黒のメリハリある色合わせと、秋ならではの栗色から茶系にかけての繊細なグラデーションを披露する色合い。この二つの色合いが街に溢れる季節が大好きです。繊細なショーウィンドウを展開しているのに、オレンジと黒のド派手なハロウィンがなんともつぶし合っているなぁ、と今日思いました。

ここを過ぎてからの、白と黒の無彩色+赤seasonも好きなんだけれども。かぼちゃと栗が街を占拠している今がとても魅力的なんです。そしてフェルト素材のコートと細い手袋欲しいです。

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