とまと日記 2011

最近、映画のイラストばっか。気ままに続けます

07.05.23 素材のはなし

2007年05月24日 | 生活と僕
手は、ひじょうに繊細なセンサーです。
かたいもの、やわらかいもの、ねばねばしたもの、ざらざらしたもの。些細な違いでも敏感に感じます。
”つるつる”とか、そんな言葉以上の情報が指からつたわる。とても敏感なセンサーです。

そして手は恐ろしいことに、そのさわったものの情報をうっすらでも記憶してます。
なので服に使われる布を触った場合、いい布、悪い布が分かる。
上質だと、肌触りが見事に違います。


つい最近、
ネイキドバンチのコットン100%のパンツ(ズボンの方だょ)を買いました。
ポリエステルも入っていないのに、あの光沢。
そして肌触り。そして、軽い。

良い素材と出会う瞬間は、とても面白い体験です。本屋で奇麗な装丁で手を取ってみたら思いのほかの肌触りだったりする、そんな感覚。触れた瞬間、ドキっとする。
見栄えとは少し違う、質感というベクトル。
服のデザインを吟味しているのも好きだけど、意外に素材を吟味している方が、服選びにおいて重要だったりする。

服の素材なんて近目で見ても、触らないと良さがわからなかったりする。それがいいんだ。


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ラス1で上の絵のような白くて、荒めの素材で出来た7分ジャケットがかなり良かった。好みのツボにドンピシャ。
でも、会社に着ていくには多少リスキーなんで、しぶしぶあきらめました…。