楠クリーン村のブログ

山口県宇部市・楠クリーン村のブログです。

大学生にもったいない野菜を!「学生マルシェ」

2009年02月06日 | 過去の記事はこちら!
学生耕作隊は、日々、農業に接し、さまざまな問題を感じています。そのひとつが、規格外や人手不足のために収穫されずにそのまま畑に放置され、市場に出回らない「もったいないない農産物」です。この農産物を何とか減らしたい、若者も一緒に農業に関わってもらいたいとの思いから、耕作隊は新しい仕組み「学生マルシェ」に挑戦します!

■新たな取り組み第一弾「学生マルシェ」!
学生マルシェは単身生活の大学生のために大学生が野菜を収穫して販売する、軽トラックで移動式の農産物販売です。親元から離れて一人暮らしをしている学生は量販店の野菜を使いきれないことが多いことから、山口大学の東門をでてすぐの畑で販売します。この学生マルシェでは、必要な分だけを量り売りする仕組みを導入することで、学生らがより野菜を使いやすくします。またそれと同時に、農業に興味を持つ人には、実際に農産物の収穫から参加できるような仕組みとし、多くの学生らを巻き込みます。この「学生マルシェ」は、田舎だけでなく都市でも企画しており、実際に興味をもつ大学生も東京におり、全国の大学での組織化もできればと考えています。「食べてくれるのがうれしい」そう考える農家さんがいらっしゃいます。まずは身近な地域の野菜に目を向け、学生が農業や食について考え、活動できる機会にしたいと考えています。

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まず「学生マルシェ」用の軽トラのペイントを行います。
 日時:2月7日(土)10:00~12:00
 場所:山口大学東門を出てすぐ前の畑
 内容:7,8人の学生でペイントし、その学生たちには「もったいない野菜」をお手伝い賃として支給します。寮生もでてきて、「こんなのを待っていた!」とコメントしてくれるといいですね。

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■第二弾 もったいない野菜「いつでも送っていいよ大作戦」!

いつでも送っていいよ大作戦は、農産物が大量に出回る、他の農産物と競合し値段がつかない、規格外の農産物がある、という時に「いつでも送って良いよ」と言ってくれる消費者の方を対象に生産者側の都合で農産物を送る「もったいない野菜の応援団制度」です。1口1万円の先払いで農産物の収穫コストや郵送費をまかないます。一度にお送りするのはお一人分です。捨てられている農産物について、農家さんと話すうち、それはおかしいと気付きました。            
現在、全国からの申し込みが100件を越しましたので、第一回の発送作業を行うことにしました。季節柄、野菜は少なく、今回はガーベラです。

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「いつでも送っていいよ大作戦」で発送する農産物の収穫・発送作業を農家さん、応援団のメンバーとともに、2月10日(火)に行います。
時間:9:00~12:00
場所:防府市台道の林さんの畑
内容:耕作隊のメンバーがガーベラの収穫のお手伝いをし、そこで収穫したお花を応援団のみなさんにお届けします!

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収穫する人手があれば、それは新たな財となる、多くの学生を巻き込んでいく、この取り組みを取材していただき、日本初の事例を全国に広く広げていければと思います。よろしくお願いいたします。


↑打ち捨てられた野菜

~学生が農産物の収穫から、消費者に販売するところまでの一連の流れを担う~

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