楠クリーン村のブログ

山口県宇部市・楠クリーン村のブログです。

楠クリーン村通信に変更しました!~機能からコミュニティーへ~

2013年12月09日 | 毎月ニュースを発刊!「楠クリーン村通信」
~楠クリーン村通信へ変更致しました~

江戸時代にはあったコミュニティーは
開国、殖産で効率化・都市化が進み失われて行きました。
コミ ュニティーの再生とそれによる問題解決を目指し、

新たに「耕作隊通信」から「楠クリーン村通信」 に
タイトルを変えて私たちの活動をお届けします!


未来につながる「土壌浄化法」を教わる!
●ある日届いた一通の封書
ある日、山口県柳井市の楠クリーン村応援者・内山政夫さん(86歳)から、一通の封筒が届きま した。
中身を空けてみると、「土壌浄化法を使った毛管浸潤トレンチ方式(以後トレンチ)」について の資料でした。
楠クリーン村では浄化システムはすでに一度つくっていますが、折りしも現在、
楠の お茶を活かしたお菓子の加工場を建築中で、今度の浄化システムはより高度なものを作ろうと
議論している真っ最中だったので運命的なものを感じ、内山さんを訪ねて詳しく教えていただきました。


●応援を力に、想いを形に
お話を伺うと、内山さんは毎月の通信を熟読してくださっているということ。
「あなたたちは若い のに、大変な仕事を、よく我慢して続けている。本当にあなた達はすごい。
遠くから応援するので、 これからも身体を大事に頑張ってください」と励ましの言葉もいただきました。
冒頭で私が内山さん からのお便りは「運命」と感じた、と書きましたが、
そうではなく、内山さんがずっと私たちのこと を見ていてくださり、気にかけてくださっていたからこそ、
リアルタイムで必要な資料を送っていた だけたのだと言う事がわかり胸が熱くなりました。


宇部と柳井と少し距離はありますが、遠くから応援してくださっている方が
確かにいるということをまた一つ知り、益々、仕事にも力が入ります。

これからもみなさんの応援に応えられるよう、
今の取り組みを形にして成果をお見せしたいと思います。
今後とも、よろしくお願い致します!


楠クリーン村通信はこちら


ソーシャルファームと耕作放棄地の集積を実践!

2013年11月24日 | 毎月ニュースを発刊!「楠クリーン村通信」
楠の牛事業はソーシャルファームと
耕作放棄地の集積を実践!


楠クリーン村では、繁殖用の牛を約 30 頭、牛舎と放牧で飼っています。

牛を輸入飼料に頼って 育てるのではなく、
牛の糞から堆肥を作って田や畑を肥やし米や野菜をつくり、
そこからでた稲ワラを牛のえさとして還元するという

循環型農業モデルの確立を目指しています。

楠クリーン村では多くのインターンシップ研修生を
受け入れていますが、一般企業での働き方 や弱者は切り捨てる
今の日本の社会に違和感や生きづらさを抱えていたり、
大学卒業後の自分が 想像できずにひたすら迷っている学生も多くみられます。


そんな中、牛に触れることが初めての 研修生も毎日のエサやり、
牛舎の除糞作業などとても地味で大変な作業を一緒にやることで、
シンプルに働くこととは何なのか、生き物を育てる仕事の大変さなど
たくさんの学びを得て 帰っていきます。


将来、ここ楠で牛を育てながら新たな時代を担う人財をも
育てるソーシャルファームとしての役割をもつかもしれません。
そんな期待を膨らませながら日々活動しています。


~使わなくなった土地、田んぼに
牛を放牧させませんか?~


●募集内容:宇部~美祢あたりで土地を貸し出ししてくれる方。
近隣住民の同意を集め、牛の放牧にたいして積極的に応援してくださる方を募集中です。
※土地の貸し出しの契約についてはいくつかの事例が ありますので相談にのれます。


●その他:放牧地以外にも、牧草地・稲ワラなどの 自給飼料の生産を応援してくださる方を募集しています。

●問い合わせ
楠クリーン村 山口県宇部市今富25-1
連絡先:080-5802-4705(担当者:小野達也)


学生耕作隊通信はこちら!


地域に誇りと仕事を!

2013年11月24日 | 毎月ニュースを発刊!「楠クリーン村通信」
~地域に誇りと仕事を!「トラスト」で仕組み作り~

学生耕作隊は、楠クリーン村を拠点に、
日本の田舎やアジアの仕事作りに取り組んでいます。
仕事 づくりとは、ただの「雇用創出」ではありません。
その地域で人々が、生きがいと誇りを持って
働けるような「地域に残る仕事」を作ることです。



これまで、私たちは耕作放棄された茶園を
再生してお茶を商品化し、お米や野菜も作り、
農を軸 とした「生産」での仕事作りに取り組んできました。


そして今、私たちは新たなステップに来ています。
それが「加工」=「緑茶カシューナッツ」です。


楠のお茶と、グループ会社でカンボジアの仕事作りに取り組む
「CWA カンボジア」のカシュ ーナッツというそれぞれの地域のものを
掛け合わせた商品の開発が 8 月にスタートしました。


試作に試作を繰り返し、ようやく形になってきました。
失敗も成功も一つずつ検証し、レシピが決まっていきます。


9 月には、東京の食品会社の方に試食していただき、
商品化のための具体的なアド バイスをもらうまでになってきました。


◎「トラスト」とは?
その地域で人々が、生きがいと誇りを持って
働けるような「仕組みを地域に!」 作ることです

「応援したい」というお気持ちのお返しとして、
楠やアジアから不定期でいろいろ な商品をお届けします!

今なら、商品開発中の緑茶カシューをお届け!
商品のアドバイスや意見をぜひお寄せください。

「地域の問題を、国境を越えて解決していく」
次なるステップをぜひ一緒に進めていきましょう!



地域の困った解決トラスト
1口:1万円 (1万円相当の商品を不定期でお送りします)
商品一例:緑茶カシューナッツ(商品開発に参加できます!)。
楠のお茶、野菜、米(季節ごとに、自然の味をお楽しみください!農薬に頼らずに作っています)。
大島みかん園のみかん(山口県大島でみかん園を引継いで経営しています。
冬になったらお届け!自慢のみかんです)。


皆の想いを詰め込んだ、緑茶カシューの試作品 完成をお楽しみに!!

【地域の“困った”解決トラスト】
お問い合わせ:trust@shakai-kigyo.net (担当:長谷川理子)


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新しい井戸が完成!

2013年11月12日 | 毎月ニュースを発刊!「楠クリーン村通信」
~楠クリーン村 NEW IDO LIFE!~


楠クリーン村のメイン広場(生活スペース)に
新しい井戸を掘りました!


今まで使用していた井戸はメイン広場から遠く、
その水を汲むためには 30kg もある井戸ポンプと
発電機を運ばなくてはならず、大変苦労していました。

しかし、今回新しい井戸を掘ったことで、
日中ソーラー発電の電気を使って(楠では電気も自給です)
水をどんどん供給することができるようになったのです

新しく出来た井戸からでる美味しい水
(実際に飲んでみました)は楠の生活や仕事の
あらゆる場面に使われます。

楠は日々生活を改善して、より良い物、
いろんな人が来て気持ちよく働けるようにしているのです。


今後の楠での新しい建物、
生活の変化もどんどん紹介して行く予定です。
どうぞご期待ください!


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楠クリーン村が「熱血テレビ」で放送されました!

2013年11月09日 | 毎月ニュースを発刊!「楠クリーン村通信」
山口県の読売系 KRY 山口放送の夕方の報道番組「熱血テレビ」に
楠クリーン村が取り上げられました!(9月 23日放送)


そのディレクターさんの話では当初は
「山の中で自給自足の生活をしている若者集団がいる」
という紹介を受けて生活そのものを取り上げる予定だったそうです。


しかし、スタッフや夏合宿に来ていた
インターン研修生の話を聞いて、
若い人がみな活き活き自分の仕事をしているので、
その理由を知りたくなった、とのこと。


結局、その日楠にいたスタッフ、
インターン研修生メンバー(8人くらい)の作業風景を撮影、取材、
インタビューし、満足して帰られたご様子でした。


「若者に元気がない」と
言われる昨今、こんなにも元気で素直で活き活きとした若者が
あつまる楠を不思議に思われたのかもしれません。
楠クリーン村はこれからも若者の新しい働き方を発信し続けます!



詳しくは
~学生耕作隊通信 2013 年 11 月号 ~