楠クリーン村のブログ

山口県宇部市・楠クリーン村のブログです。

もったいない野菜、ちょっといい話。

2007年12月18日 | 過去の記事はこちら!
私の、ちょっと心温まる、もったいない話を紹介します。
もったいない野菜のお話です。

もったいない野菜とは、虫に少し食べられていたり、形が悪かったりして出荷できない野菜や作りすぎてしまって余ってしまっている野菜のことです。農家さんの愛情がたっぷりつまったおいしい、新鮮な野菜なのに、誰にも食べてもらえなくて、腐ってしまったり、捨てられてしまうなんてもったいないし、悲しいし、寂しい。

私たちは、そんなもったいない野菜を農家さんから買い取って、旅館吉田屋で、おいしく料理してお客さんに食べてもらっています。農家さんも、もったいない野菜も、お客さんも、私たちも、みんなみんな大喜び!

農家さんのところにもったいない野菜の集荷に行くと、私は元気いっぱい、幸せな気持ちになります。農家さんはたくさんの野菜に囲まれ、にこにことびきりの笑顔で迎えてくれます。我が子のようにかわいがって育てた野菜に自信を持っています。おいしい野菜の食べ方や料理法などたくさんの知恵を教えてくれます。
農業が好き、楽しい、という気持ちにあふれています。いきいきしています。私もこんなきらきらしているおばあちゃんになりたいといつも思います。

ものがたくさんたくさんある時代。
もったいないものがあふれています。
もったいないものが、大切なものに変わる。
周りを見回し、みんなでもったいないものにさよならしよう。