楠クリーン村のブログ

山口県宇部市・楠クリーン村のブログです。

新・学生耕作隊事務局、誕生!

2009年07月05日 | 若者の見る田舎の景色~インターン奮闘記~
■ビニールハウスの物置から事務局へ

 今年の春より学生耕作隊で新たに管理することになった、山口大学東門前の畑。この畑は、元々は水田でした。
 これまでにみんなでトラクターに乗って畑の耕耘を行い、自分たちでクワやスコップを使って耕し、草刈をしながら少しずつ畑を作っていきました。
 そして、畑を作っていくうちに、「この畑、山口大学にこんなに近いし、みんなが気楽に来ることができる部室みたいなものになればいいな。」という想いも芽生えてきました。
 今年の3月からこの畑の一角にビニールハウスを立てましたが、今まではクワや長靴を置く程度、少し休憩する物置としてしか機能していませんでした。
 ここでゆっくりと休憩ができるように、また大学の空きコマの時間にちょっと畑の様子が見られるように、そして、「一緒に畑について話せる場所あればなぁ」、「みんなが畑で収穫した野菜をみんなで食べられるといいね」、こんな想いを実現させるため、去る6月28日に事務局をこの山大東門前畑に移動させました!


■移転作業でみるみる内に事務局へと変身!

 まずは、学生耕作隊の事務局に置いてあった棚や、広報誌、紙や本、ホワイトボードにカレンダー、山口県の大きな地図などをみんなで協力して運び込みます。
 運び終えたら、次はテント周りの草取りと地面の整備です。
 草を抜き、ぬかるんだ地面の排水をよくするために、水路を掘っていきました。この作業は、暑くなってきた6月末ではなかなかの重労働です。
 休憩を入れながらでしたが、汗はかき、まだまだやることもたくさん。
 次は、これまで中にあった農器具などの移動を行います。
 道具置き場を組み立て、そこに農器具は移動させ、同時並行でテント事務所の入り口も作っていきます。
 玄関になる場所にはバラスを引き、入口につい立を立てます。
 書類が棚に収まり、側面をポスターやカレンダー、地図が覆うことにより、ハウス内がだんだんと事務局らしく変化していきます。
 茶目っけに風鈴なんて飾ってみたりして。テントにあるソファに座り、くつろぐときには「なんでこんなところにソファが?」と不思議ですが、テントの中を横切った風を感じると、少しホッとする、とても素敵な空間になりました。
 また、耕作隊の看板兼掲示板も立てました。板とクリアボードで建てよう!という計画でしたが、当初の想像を上回った立派な掲示板ができています。
 今後何をやるのか、お知らせ掲示板のようにできたらと思っています。
 他にも畑の地図をご紹介するための看板も建設予定中です。


↑新しい事務局を前に!


↑山大前畑事務局での活動風景

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