この懐かしき本たちよ!

まだ私の手元に残っている懐かしい本とそれにまつわるいろいろな思い出、その他、とりとめのない思いを書き綴りたい。

# 720「 円覚寺居士林にて(2月2日)」

2011年02月02日 | 宗教 思想 科学

 

昨日2月2日の鎌倉円覚寺居士林での鎌倉淡青会の坐禅会に私も参加した。

内田一道師のご指導による、チベット体操と坐禅。この日も前回と同じく一道師は私たちに警策を振るわなかった。 

 

引き続き円覚寺管長横田南嶺大老師による無門関のご提唱。

 

 第三十七 庭前の柏樹

1

趙州因僧問、如何是祖師西來意、州云、庭前柏樹子。

 

無門曰、若向趙州答処見得親切、前無釈迦後弥勒。

 

 頌曰

 

言無展事、語不投機、承言者喪、滞句者迷。 

 

例により内容は難しいのだが、南嶺大老師はいつものようにわかりやすいお話しをして下さる。

 

まだ立春の前。この日の禅堂は、とても寒かった。

1月19日の禅会には私は上着を着て坐ったのだが、この日は上着なしだったので、余計に感じたのであろう。

 

終わって居士林の外に出ると仏殿の横の梅の花が前回の1月19日よりさらに多く美しい花を咲かせていた。

 

私たちのいつもの「茶礼」の仲間は、この日は岩谷久生さんと木村皓一さんはお休み。

三上恭平さんは精勤。辻本驍さんも東京から参加しておられた。

辻本さんは用があると茶礼なしに帰られた。三上さんは鎌倉霊園にある大学のゼミの同級生のお墓に行く予定とのこと。私は三上さんと一緒に円覚寺の総門を出た。

 

 

画像:円覚寺居士林と円覚寺仏殿横の梅 筆者撮影

 


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