この懐かしき本たちよ!

まだ私の手元に残っている懐かしい本とそれにまつわるいろいろな思い出、その他、とりとめのない思いを書き綴りたい。

#848 葉山一葉会英文学サロン

2015年03月31日 | 英米文学

先日、、葉山一葉会英文学サロンの集まりがあった。ほとんど10年ぶりくらいの再会であった。

この会は、主宰のY先生のもとに英文学に関心のある中年の男女の方々集まって、英語のままで作品を読む会であった。会員のの大半は女性の方々であった。見事な才媛の方々ばかりであった。

リタイア後の私も途中からこの会に入れて頂いて、非力かつ怠け者でほとんど落伍しながら参加させて頂いた。

訳読の時間は、私はただひたすら息をひそめておとなしく、一段落して雑談の時間のみ息を吹き返したように雑談に入れて頂いたものである。

主宰のY先生の学校のお仕事がお忙しくなったということで、ローレンス作「息子と恋人」を読みきったところで休会となった。

今年の年賀状でY先生が久しぶりに会おうという会員の方々が多いので再会を計画すると書いておられた。それが先日実現したといわけである。

逗子の駅近くのフランス料理店で昼食会があった。

女性5人、男性2人の7人が出席した。楽しい会であった。

私以外のもう一人の男性会員のBさんは、私の入会する前にずっと参加しておられたとのことであった。今は鎌倉にある会でフランス語を読んでおられるとのこと。

1980年ごろから、この会があり、いろいろな作品を読んでいたとのこと、そんな以前からあったとは驚きであった。勉強好きの主婦の方々が多かったのであろう。

私は訳読を指名される可能性のない会であるので、安心して大きな顔をして皆さんとのお話を楽しませて頂いた。

Y先生は、まだいろいろと多くの授業を受け持っておられるので、読書会の再開は無理とのこと、せめてまたこのような食事会持とうということで皆さんとお別れした。

ほとんど10年ぶりの再会であったのに、その間の10年が少しも感じられなかった。

皆さん少しも年をとっておられらなかった。皆さんそれぞれに忙しく楽しく趣味や仕事をしておられるせいであろう。

(Kさんは、最愛のご夫君を3年ほど前に亡くされたとのこと。この日のお話の多くが、10年前のKさんの話題がそうであったように、そのほとんどが最愛のご夫君についてであった。幸せな男性だなと羨ましく思いながらお聞きしていた。)

(英語だけではなくロシア語の堪能な女性会員のNさんもお元気に出席しておられた。Nさんは大学卒業後独学でロシア語をマスターされた方。私もNさんを見習ってロシア語を勉強しようと思ったのだが、それから10年後の現在どうなっているのか。この話題は避けた方が無難である。)

                                  (おわり)

関連記事:

 #70  D.H.ローレンス著「息子と恋人」Ⅰ~Ⅲ(葉山 一葉会英文学サロン)←クリック

 #237 トルストイ著「三つの死」(対訳)(藤田斉子、西和子訳註)1~3←クリック

 #242 トルストイ著「戦争と平和」1(藤沼貴訳)←クリック

                                                     以上

画像:筆者撮影

 

 


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