goo blog サービス終了のお知らせ 

motemon と スウェーデン

メキシカンと結婚して北欧スウェーデン南部の町、ルンドで新生活をスタート。

日常、旅、思うこと等、あれこれ書きます。

オスロ水辺の散歩

2012-10-26 10:13:48 | ノルウェーへお出かけ

おはようございます!

今日は久々に気持ちのよい晴れ

ベランダの蔦の葉がほぼ全部落ちて、すけすけになっていました。

そして同じ鉢の中に初めて気がついたのがなんとキノコ!

しめじみたいなのが、2本顔を出していました。かわいい~

でもほっといて良いのやら、わかりません。

 

さて、今日でオスロ観光編もおしまいです。

     

     ホテルからしばらく歩くと、海辺にでられました。

 

 

     

     長いデッキ沿いにレストランやバーがならび、ショッピングモールも。

     どうやら週末のお出かけ人気スポットに来たみたいです。

 

 

     

     手前はトラム。奥は通勤用らしきフェリー。

     フェリーにはたくさんの人が駆け込み乗車してました。

 

 

     

     最近、ヨーロッパの各都市で見かける貸し出し用自転車。

     未だ使ってみた事ないけど、いつか使いたい。

 

 

     

     夕日を浴びて、背の低いアンティークな時計台が素敵でした。

 

 

     

     夜ごはんは一人だったのでピザ&ビール。

     これだけで、2500円くらい。やっぱ物価高いよね~

     このピザ、マッシュルームと松の実が効いていてすっごく美味しかった。

     食べ物は残さないように、わんこそばの記録を思い出して頑張ったけど、

     ぜんぶ一人では食べきれなかった。。。ごめんなさい。半分サイズとか売って欲しいです。

 

 

これで、オスロのお話は終わりです。

そうそう、今回お土産に買って来るのを楽しみにしていた、ノルウェー人が日常的に食べているチーズ。

今、まだ楽しみに食べています。

見た目はキャラメルみたいな色で、味もほんのり薄甘いのです。

以前にノルウェー人のMちゃんに教えてもらってハマったもの。

スウェーデンにも似た様なのがありますが、味がちょっと違うらしい。

なんでこっちでも売らないのかしら~

 

ではでは、

ヘイド~(スウェーデン語でバイバイ~、日本のIKEAでも館内放送で言うらしいですよ)

     


ノーベル平和センター

2012-10-25 10:31:13 | ノルウェーへお出かけ

おはようございます!

日に日に朝明るくなるのが遅くなって、起きるのが難しくなってきました。

 

昨日友だちとお茶をした時、話題に出たのが、

時間が近づくにつれ、だんだん明るくなる目覚まし時計です。

以前、新聞で読んだのですが、ノルウェーの北の方など、

冬の数ヶ月はお日様が一切昇ることがない街があります。

一日中真っ暗なんですよ!!!

考えただけで恐ろしい。。。これ以上北には絶対行くまい。。。

 

で、その目覚ましを友だちが使っているらしい!

彼女曰く、物凄く元気がでるわけじゃないけど、目覚めはさわやかだそうです。

う~ん、欲しいかも。

 

 

さて、ノルウェーの記事が終わっていなかったので、続きを。

     

     この写真は、どこで撮ったか忘れました(苦笑)

     噴水が綺麗だったので♪ 

 

 

     

     行きました、ノーベル平和センター。

 

ご存知、ノーベル賞の平和賞以外はスウェーデンで授与が行われますが、平和賞だけはノルウェーのオスロです。

その理由は、アルフレッド・ノーベルの遺志で、

過去にスウェーデンが侵略を行ったノルウェーに対しての友好の印と言われています。

私が行った当日が、マハトマガンジーの展示会のオープニングだったようで、

オープン数時間前でパーティの準備中。半分は見られないから、値段も半額にしてもらえました。

なんだか、ノルウェーではちょこちょこラッキーが続く。

 

平和センターでは、去年2011年に受賞した3人の女性について、

前から気になってはいましたが、はじめて色々知る事ができました。

 

     

     エレン・ジョンソン・サーリーフ

     彼女は、アフリカで初めて選挙によって国民に選ばれたリベリアの女性大統領。

     すごくないですか?日本では未だに、女性の首相はいませんからね。

 

 

     

     レイマ・ボウィ

     彼女も同じくリベリアの平和活動家。

     大統領も彼女も内戦などの様々な困難をくぐりぬけてきました。

     彼女の活動があったおかげで、上記の初女性大統領が選出されるきっかけにもなりました。

     リベリアだけでなく、西アフリカ一帯へ平和活動を拡大中。

 

 

     

     タワックル・カルマン

     彼女だけは、アフリカでなくアラブのイエメン出身。

     イエメンはサウジアラビアの南部にあり、アフリカは目と鼻の先。

     言論の自由や、女性の地位向上を求めて活動する、作家であり、ジャーナリストであり、政治家であり、

     3人の子の母でもあります。

 

 

     

     1991年受賞者、アウンサンスーチー

     なぜか遺影みたいなプレゼンテーションだけど、まだ生きています、ちゃんと。

     ビルマ建国の父の娘、政治家。ちなみに、日本ではミャンマーと呼ばれているこの国ですが、

     ミャンマーは、クーデターを起こした軍事政権がつけた名前なので、

     国際的には国として認められておらず、世界の国々ではビルマと呼ばれ続けています。

     なんで、日本はミャンマーと呼び変えたのか不思議です。

     彼女は20年にも及ぶ自宅軟禁生活から、最近ようやく解放され活動を続けています。

     何十年も幼い子供達や夫と会えない気持ちって、想像を絶する辛さじゃないでしょうか。

     夫には結局会えずじまいで、イングランドで癌で亡くなりました。

 

 

 

同じ女性として、どなたも本当に尊敬します。

スウェーデンみたいに、男女同権がかなり確立している国でさえ、

未だ女性の立場は弱い部分がたくさんあります(給料、出世、出産などにおいて)。

これは永遠のテーマだと思いますが、

女性として、家族を持ちながら仕事を続けていくのは並大抵の努力ではないと思います。

ましてや、平和賞を受賞した彼女達は、命の危険も常に身近にあるんですから、

どれだけ強い意志を持ってるのかわかりません。

小市民の私としては、ためいきが出るばかりですが、

でも偉大な彼女達も一人の人。

開発学を勉強した者として、目が覚める想いがしました。

 

自分ももっと頑張らなきゃな~

朝からまた考えすぎました。。。

 

ヘイド~


ムンク美術館

2012-10-17 10:58:21 | ノルウェーへお出かけ

今日は、少しだけ晴れ間が見えた朝で、気持ちがいい!

でも今はまた曇りになっちゃいました。。。

うちのベランダの小さな蔦の葉っぱ、今日はじめて落葉してました。

 

さて、オスロでは1日しか時間がなく、どこに行こうかかなり悩みました。

本当は、ここに行きたかったんです!

      

     ホルメンコーレン・スキージャンプ台    HPはこちら (写真はHPからお借りしました)

 

 

ね? かっこいいでしょ

オスロ郊外にある、スキーラージヒルのジャンプ台です。

知っている人は、少ないと思いますが、私、実は高校の時の長野冬季オリンピックで、

スキーのジャンプにハマってました。

選手がなんだか空を飛んでいるみたいで、かっこいい~という単純な理由からです。

ちなみに好きだった選手は、岡部孝信選手。

 

オスロ中央駅インフォで、行き方を訪ねたところ地下鉄で片道30分弱かかるとのこと。

ジャンプ台に行ってしまうと他に行きたいところに、どこも行けなそう~

ということで、今回は断念しました。

でもいつか絶対行ってみたい

やっぱり雪がある時が、かっこいいから冬がいいかな~

ジャンプ台の上からは、オスロ市内はもちろん、フィヨルドも見えるそうです。

 

 

話しが逸れまくりましたが、ムンク美術館。

中央駅から地下鉄で2駅くらいの、わりと静かな住宅地らしきところにあります。

     

     こちらが入り口。

     

 

16時閉館の30分前くらいにギリギリ到着したら、

あと少ししか時間がないから、もし明日時間があるなら、出直してきた方がいいと言われました。

どうしても今日入りたいなら、時間ないから無料でいいですよ~と、チケット売り場のお姉さん。

なんと、95クローネ(1400円くらい)もするチケットがタダになっちゃいました

ラッキー☆

だけど、どんなに広いんだろうと心配しながら中に入り、急ぎ足で周りはじめました。

     

     気に入ったのと、気になった絵を写真に撮ってみました。

     これは、日本の誰かの版画に似ていると思って。

 

 

 

     

     こんなかわいらしい絵も描いていたんだな~という感想。

     でもなぜか、喜びは伝わってこない。なんとなく不気味。

     テーマごとに部屋が別れていて、ココは「海辺」がテーマだったような。。。

 

 

     

     こちらも上の絵と同じ並びに。絵の右下の顔みたいのがどうも気になる。

     千と千尋の顔無しに似ている。

     

 

 

     

     明るいトーンなのに、不気味だった。入水するつもりなのかな。

     知識がなくて、解釈がぜんぜん違っていたらごめんなさい。

 

 

 

     

     この赤毛の女性、何度も描かれていたので、お気に入りモデルだったのかな?

 

 

 

     

     こっちにも。

 

 

 

ものすごく駆け足で、3部屋を通過したところで、なにやら初めの廊下に突き当たった様子。

あれ?まだかの有名な「叫び」を見ていないけど、出口に来てしまった。。。

もしかして、反対側のウィングにもっともっと広い部屋が続いているのかも。。。?

急いで、戻ってみると、ありました。

 

 

 

     

     これです

     

写真に撮っちゃうと、あ、これね!って感じですが、本物の迫力はすごかったです。

不安になるのに、惹き付けられるというか。。。

真ん中の絵なんて、人がこっち側に出てきそうな勢いでした。

 

 

もう一つ、身震いする程怖かった絵は、上の「叫び」のちょうど対面にかかっていました。

 

     

     「殺人者」

     

たった今、殺してきたのか、殺しにいくのかわからないけど、殺気が絵から漂っていました。

その場にいたら、そのまま襲われそうというくらい。

正直、モナリザを見た時より、感動しました。絵のパワーってすごいと初めて思いました。

 

 

あー こわい!

思い出したら、怖くなってしまいました。

しかし、ムンク美術館は、この部屋で終了!

30分で2周できました。

もっと、もっとじっくり見たい人は、何時間も必要だと思いますが、

私のように好きな絵だけ、じっくり見たり説明を読む人には30分で十分事足りました。

やっぱり、チケット無料になってラッキーだった☆

後から、ノルウェー人の友だちに聞いたところ、

ムンクの絵は、国立美術館の方にもっとたくさんあるのだそう。

でも、物凄い絵が見られたので私としては、かなり満腹でした。

 

ミュージアムショップは、小さめだけど、欲しくなる物がいくつもありました。

日本語で書かれたムンク本もありました。

ショップの横には、美術館の広さにしては、大きなスペースのカフェ。

近所に住んでいたら、休日にのんびりしにきたい場所だな~と思いました。

 

では、今日はこのへんで。

ヘイド~


オスロのオペラハウス

2012-10-16 09:24:25 | ノルウェーへお出かけ

今日もグレーグレーなお天気。

このまま、暗黒の11月になってしまうのかしら?!

でも、冬至まではあと2ヶ月しかないから、

その後はどんどん明るくなる!と誰かが言ってました。

ポジティブにいかなきゃだね。

 

 

さて、先日2泊で行ったノルウェーの首都、オスロ。

記事にするの、すっかり忘れてました!

私が住んでいるところから、空港まで約1時間。

飛行機で、約1時間。ちょっくら北海道に行く様な感覚であります。

 

     

     こちらは、オスロ空港。

 

 

私はオスロを誤解しておりました。

北欧都市の中でも、ものすごく小さいところだと勝手に想像してました。

でも、そうじゃなかった。この空港からして、なんだか立派な都市の雰囲気。

観光客らしき人々も初秋だというのに、けっこう多し、、、

やっぱり私が田舎に馴染み始めているせいだろうか

 

20歳ではじめてパリを訪れた時、

「なんて小さい街なんだろうって思った。」

東京の方が、よっぽど大きくてすごいじゃないか、って若かりし頃は思ってた。

みんなの憧れ、パリ!だから、なんだかとてつもないものを想像してたんだと思う。

 

でも、今ヨーロッパの片田舎に住んでみると、

パリがいかに都会で、人が多くておしゃれで、

物が溢れてて、、、と思う。

 

人の気持ちなんて案外いい加減だな~

 

さて、さて、オスロで一番に行ったところは、ココ!

     

     2007年度に完成したオペラハウス

 

 

     

     屋根の上を歩ける建築ということで、有名です。

     平らな斜面だけかと思ったら、端に小さい階段もついてた!

 

 

     

     大型フェリーが泊まる港を臨む立地。。

     

オペラハウスは、オスロ中央駅のすぐ裏手にあるので、

空港から着いて、小さいキャリーバッグを持ったまま、行ってしまいました。。。

これが、大きな間違い。

気温はかなり低かったけれど、快晴だったこの日。

書類が詰まったキャリーバッグで、意外にキツい斜面を登ったら、汗ばんでしまいました

 

駅からは、長い屋根付きの歩道橋がのびていて、

歩くのは便利だったけど、最後が長い階段だったし微妙でした。

あ、あと意外に物乞いがたくさんいて驚きました。。。

たぶんまだ工事中で、今後改善されることを望みます。

 

 

     

     ここは、頂上ではありませんが、けっこう高い!

     空と壁しか見えない空間。ルイス・バラガンみたい。

 

 

     

     この無機質な場所に、かもめが日向ぼっこしていて、癒される。

 

 

     

     もうちょっと、寄ってみました。

     背景は、オスロの街。山のある風景、久しぶり♪

 

 

     

     左上に見える屋根が、頂上だと思われる。

     でも、暑すぎて、バッグ重すぎて断念。。。

     この坂、けっこうキツいし、途中途中びみょ~な段差があります。ご注意。

     白いので、段差が見えず転ける人多数目撃しましたよ~ 私もその一人だけど。。。

 

 

     

     こちらが、内部の様子。中もかっこいい!

     奥に見えてるのがカフェです。海際に面していて気持ちが良さそうでした。

 

 

まだまだ続きます~

ヘイド~