motemon と スウェーデン

メキシカンと結婚して北欧スウェーデン南部の町、ルンドで新生活をスタート。

日常、旅、思うこと等、あれこれ書きます。

ダーラナへストの故郷

2012-09-30 13:27:37 | スウェーデンでお出かけ

今日は日曜日。

だけど、JCは風邪気味なので、お家でのんびりしています。

 

最近ずっと悩みだった、ベランダに生息するアブラ虫。

日本で見慣れていたのと違って、黒いです。(日本にもいるのかな?)

夏の間植えていた、ズッキーニも、マメも、コスモスの芽も皆食べられてしまいました

先日ようやく、アブラ虫用スプレーを買って来て、

どうやら効いたみたいです。

もうかなり手遅れだけど、本当に寒くなるまでのもう少し、

ベランダのお花を楽しみたいと思います

 

さてさて、

ダーラナで一番行きたかったダーラナヘスト(ダーラナホース)の故郷、

オルソン兄弟のダーラナへスト工場に行ってきました!

スウェーデンのシンボル的存在ともなっている、ダーラナへスト。

全国各地のお土産屋さんで購入できますが、

そのほとんどが、こちらの二つの工場で作られています。

泊まったホテルの鍵についていた馬も、特注で作られたこちらの工場のものでした。

 

 

小さな街のなーんにもないところに、二つの工場は建っています。

こちらが、グラナス・オルソン。

 

 

 

こちらがニルス・オルソン。

 

古くからスウェーデンの人々の生活にかかせない存在だった馬。

馬をかたどった木彫りの人形の歴史は、かなり古いようです。

世界的に脚光を浴びたのは、1939年のニューヨーク万博。

スウェーデンパヴィリオンの入り口に、大型のダーラナへストが置かれ、

世界中のメディアが発信したから、だそうです。

(ニルスオルソンのサイトから引用しました→

 

スウェーデンに来てから、ずっと欲しいと思っていましたが。

いつか現地に行って購入しよう!と思っていた夢がかないました。

買い物に夢中になっていたせいか、写真がほとんどありません(汗)

工場の中では、機械で馬型を切り出す様子、

下地の赤い色が塗られていく様子、

最後には手作業で模様が描かれる様子などが見学できます。

自分の名前が入れてもらえるサービスもあると聞きましたが、

私たちが行った日は、工房で絵を描いている人は、たった一人しかいなかったので、

時期が悪かったのかもしれません。

 

 

とにかく馬だらけな場所でした

ダーラナへストの故郷に行けて、

満足、満腹

 

 

ヘイド~

 

 


カール・ラーションの家

2012-09-26 09:51:52 | スウェーデンでお出かけ

昨夜の大雨は止んでいるけど、

湿気をふくんだどんよりしたグレーの空が広がるルンドです。

長い長い冬の季節のはじまりです。

それにしても、例年より寒くなるのが早い気がします。

 

さて、今日もダーラナの続き。

話しが前後しますが、

ホテルに到着する前に、レンタカーを借りて寄ったのは、

スウェーデンを代表する画家、カール・ラーションの家です。

 

 

 

白樺に赤い木壁の家、まさにスウェーデン的な眺め。

ここがカール・ラーションと妻のカーリン、そしてその7人の子供達が暮らした家です。

 

 

 

目の前には大きな川がありました。

 

 

 

まずは、ガイド付きでないと入れない家の中を見学。

雨の中とはいえ、さすが夏。観光客がいっぱいでした。

10分ごとにあるらしいガイドツアーは、

次から次入れ替わり立ち代わりにも関わらず、しばらく待ちました。

 

上の白い服をきたかわいらしいお姉さんが、ガイドです。

芝居がかった口調で、楽しく盛り上げながら

大きいけど、狭く入り組んだ部屋を紹介してくれました。

家の中は撮影禁止。今もラールションのご子孫が別荘として使っているからだそう。

スウェーデン語でのガイドで、お客はほとんどスウェーデン人だったため、

わかりずらい組み合わせの5人の外国人の私たちは、ちょっとした注目の的でした。

私は、次々に色々なスウェーデン人に「スウェーデン語わかるの?」と聞かれました(笑)

 

 

カールはパリに留学した際、日本の絵画に出会って、大きな影響を受けたそうです。

日本のものを集めたコレクション部屋までありました。

思っていたより広く、見所たくさん、家族のエピソード満載のお家でした。

 

ツアーが終わるころには、少し雨も上がってきました。

周りには、他にも美術館やお店などがあります。

 

 

雨で増水した川、けっこう流れも速いね~なんて話していると、

 

 

すぐ側に水力発電所がありました。

せき止めた水がものすごい勢いで放水されていて、かなりの迫力!

とにかくここは、自然の偉大さを身近に感じさせる場所です。

 

まだまだ素敵な風景をご紹介したいので、

続きはまた!

 

ヘイド~

 

 


ゆっくりと日が沈む

2012-09-25 10:58:26 | スウェーデンでお出かけ

オスロから無事戻ってきました。

オスロはスコーネに比べて気温もぐっと寒かったです。

初日だけ、さらっと観光もできたので、その様子はまた後程。

 

さて、まだダーラナのことを書いています。

写真を見ていたら、夏の間の日照時間の長さを切に感じました。

近頃は、秋というより急に寒くなり日もだいぶ短くなりました。

 

ダーラナ一日目のホテルでの夕食

これが、旅の中では一番の好みの食事でした。

シンプルな3品コースの前菜

「グラバッドラックス」(妊娠した鮭という意味)

妊娠した鮭だから子持ちなのかと勘違いしていましたが、

名前はその調理方法によるもの。

鮭のお腹に薬味をつけて、数日間寝かせて作るそうです。

身がひきしまっていて、本当においしかった!

 

湖に陽が落ちていくのを眺めながら、ワインをのみ、

おしゃべりに花が咲きます。

英語を中心に、日本語、スペイン語が入り乱れる我が家の団らん(笑)

 

 

本日のメイン、牛肉とアスパラ。

素材の味がどれも引き立っていました。

新ジャガは、目からうろこが出る程、美味しいです。

芋好きな人はもちろん、そうじゃない人も思わず声がでます。

 

 

ダイニングの様子はこんな感じ。

 

 

デザートは、苺とアイス。

スウェーデンの苺って本当に美味しいです。

一度食べたら病み付き!

 

 

だいぶ暮れてきました。。。

 

 

馬をモチーフにした飾りが多いです。

 

 

大小の銅のポットがかわいい!!!

私もミニチュア集めてます。

 

 

鍛冶屋がたくさんあるのもダーラナの特徴です。

うちの父曰く、森の木を切るには、道具が必要だから、だそうです。

なるほど!

アイアンワークが素敵な暖炉。

 

 

ホテルは湖に面した高台に立っていて、見晴らしがいい。

 

 

食事のあとは、ラウンジで一杯やりながら、またまた思い出話。

 

 

うちの両親とJCママが、顔を合わせて話しをするのは、

なんと結婚式以来3年ぶり。

結婚式の時には話せなかった裏話や思い出話など、

前よりも打ち解けて、色々話す事ができました

 

 

広々した空間で、いつまでの日が暮れない。

時が止まった様な場所でした。

 

 

部屋に戻ったのは、なんと夜中12時20分前。

この明るさはすごい!

夕焼けだか朝焼けだか、よくわかりません。

本当の白夜ってどんなかな?!

 

 

今日はこれでおしまい。

ヘイド~

 


ホテルの素敵なラウンジ

2012-09-19 10:52:38 | スウェーデンでお出かけ

気づくとすぐブログをほったらかしてしまう私です。

ルンドはすっかり秋の風が吹いています。

家の窓から見える街路樹も所々赤や黄色に染まり始めました

 

今週末は、ちょっと用があってノルウェーの首都オスロへ行ってきます。

初めての「出張」です(笑)

せっかくなので、楽しんできたいと思います。

でも、今現地の気温を調べたら11℃だって!さむそー

 

さて、今日もダーラナ旅行記のつづき

滞在したホテルの素敵なラウンジをご紹介します。

Green Hotel

真っ赤なコーヒーテーブル

この場所で見ると、しっくり来ます。

 

受付の中、アットホームな雰囲気でかわいかったので、隠し撮り。。。

本当はかわいい衣装を来たスタッフさんたちも撮りたかった。。。

右の奥の方の棚、客室の鍵が入っているんですが、

 

 

見えますか?

鍵、一つ一つにダーラナへストが付いています。

馬小屋みたいに顔を出してました(萌え

 

部屋にお茶セットがないかわりに、

ラウンジではいつでも自由にコーヒーが飲めるようになっています。

 

 

こじんまりしているけど、落ち着く空間。

 

 

ポットや小物もいちいちかわいいです。

 

 

お花はたぶんお庭から摘んだものでしょう。

 

 

スウェーデンのカントリー調好きだな~

 

 

ピンぼけしちゃいましたが、

以前友だちの家で見て、一目惚れした置き時計。

ダーラナのものだったのよね~

 

 

こっちにもありました。

いつか欲しいな~

 

まだまだ続きます

ヘイド~

 

 


ダーラナに着いた日

2012-09-06 12:50:38 | スウェーデンでお出かけ

朝、スウェーデン語の本を2冊売ってきました。

こっちは、本当に本が高いので、

そして、学期ごとに新しい教科書を買わねばならないので、

学生はほとんどの教科書や課題の本を中古で買います。

良い習慣だと思います。

 

その足でハローワークへ寄って、職探し。。。

あまり評判のよくない所ですが、今のところほとんどのスタッフがちゃんと対応してくれてます。

 

帰りに、わりと新しいアジア食材店へ。

久しぶりに行ったらなんと!

 

日本米売ってた

 

10キロで260クローネでした、お近くの方、ご参考まで。

値段は忘れたけど、1キロ売りもしてました。

昨日ちょうど米を使いきってしまって、

隣町まで買いにいかねばな~と思っていたところだったので、超タイムリー☆

豆腐とうどん、JCが探していた茶色のレンズ豆もゲット

お豆腐は、美味しいかどうかお楽しみです。

 

前置きが長くなりましたが、

ダーラナへ着いた日は、途中からけっこう雨が降ってしまいました。

でもおかげで美しい虹を見る事ができました

2重の虹を見たのは、今回が2回目。

前回は東京の職場からだったから、やっぱり空の大きさが違うかも。

 

輪っかの根元を撮りたくて頑張りましたが、、、なかなか難しい。

ちなみにここは、泊まったホテルの敷地内。

博物館にあるような、古い家がいくつもありました。

(上の写真のはさすがに、部屋としては使われていなかったです)

 

 

シリアン湖という大きな湖に面した小高い丘の上に、

部屋それぞれがコテージとして、点々と並んでいます。

おすすめGreen Hotel

 

 

 

 

都会育ちのわたくしは、ルンドでもかなり自然がいっぱいと思っていますが、

ダーラナは想像以上にすごかった。

運転中の道路前方に、鹿がすっくと立っていたこともありました。

シシガミかと思ったよ~

 

まだまだ続きます。

 

ヘイド~