まぼろしの食堂・・・

スウェーデンに引越しする、と人に伝えると何度か耳にした言葉が、

『かもめ食堂』かぁ～　とか、

『かもめ食堂』みたいにお店を開けば～　とか、

そんなコメントを多数頂きまして・・・はた、思い返してみても何のことやらさっぱり・・・　
どうやら映画の事らしいってことで、早速DVDをレンタルしてみた。

ってか、これ、フィンランドじゃん
自分も最近スウェーデン、フィンランド、ノルウェーの違いを地図で示せるようになったとこなので、なんとも反論しずらいところですが・・・

公開されたのは、2006年3月
ちょうどUKへ留学中。
これで知らなかった謎も解けました～スッキリ。

実はこれまでも、誰もが知っているニュースを知らなかったりして、さっぱり・・・ってな事があったな～
自分の記憶力に自信もないので、本当に忘れたのかも・・・とか思って不安になることもあるし。
今後はこうゆうのがどんどん増えますねまーしゃーないね。

さて、『かもめ食堂』
とても清清しい、良い映画でした

時間がゆっくりと流れる様をただただシンプルに描いていて、とても好きになりました。
それに、誰しもがたぶん一度は思い描く、遠い異国でひっそり暮らしてみたい願望を密かに満たしてくれるかも・・・

http://www.nikkatsu.com/movie/official/kamome-movie/

しつこいようですが、『かもめ食堂』の舞台はフィンランドです

4ヵ月ごしの入籍

先日一週間、夫が来日してました。

結婚式以来、約4ヶ月ぶり！

夫と言えども、久しぶりだと初めはなんだか慣れない変な感じがちょっとします

今回の旅の目的は、ずばり入籍するでした　

4ヶ月前の結婚式の時は、結婚式準備で頭がいっぱいいっぱいだった私・・・当日から後は、各国からのゲストや彼のメキシコ家族のお相手に追われ、しかも連休中だったので役所にも行けず終了

その後、彼から予め受け取っていた出生証明や独身証明や国籍証明を手に、市役所に婚姻届を出そうとするも、失敗に終わったのでした

何が一番大事って、在日メキシコ大使館で発行される『婚姻具備証明書』というものこれを取得していなかったが為に、彼の不在では入籍できなかったのです

私が代わりに持っていたのは、彼がコペンハーゲンのメキシコ大使館で取得してきた出生、独身、国籍証明の宣誓書でした。市役所の人によれば、日本のメキシコ大使館で発行される婚姻具備証明書とほぼ内容は同じかもしれないけれども、日本語の公式の訳文がなく（通常訳文は本人でも可）、文書形式も違うものだと、市役所で受理できず、一旦預かりになって、法務局へ送られるそうです。そうなると、さらに審査を待たねばならず、場合によっては受理されない可能性もあるので、在日大使館発行の具備証明書の提出がベストとの事でした。日本のお役所では、やはり日本語の文書しか取り扱えず、万が一外国からの文書が間違っていても真偽がわからないので、日本にある出先機関で発行される文書が一番信用される、という背景だそうです。あーなんか法律に詳しくなった気分

婚姻具備証明書は、赤坂にあるメキシコ大使館に9:00-12:00の間に、本人がパスポートとメキシコで取得した独身証明書を持参すれば、必要書類を記入後、一旦待ち時間があってその日のうちに取得可能

私たちは10時ちょっと前に行ったので、まだ空いていました。
必要書類を提出し、「では16時半に取りに来て～」と言われたので、
思わずがーーーっくり
その日のうちに地元に戻って入籍も済ませたかったからです。
そしたら、なんとそのガックリな様子を見た受付お姉さま（メキシコ＆日本のハーフと思われる）、「じゃ30分後でいいよ～」だって
ってゆうか、その時間差はなにー
でもまぁこれで無事に、婚姻具備証明書、取得完了

市役所ではビザ申請に必要な婚姻受理証明書を発行してもらう必要があったので、念のため17時前に来てくださいと言われていました。出張所は20時までやっているけど、万が一書類に不備があって他の機関に問合わせることになると17時が当日のデッドライン。お昼過ぎに、市役所到着し、しばらく書類の審査に時間がかかったけれど、無事入籍

受付の女性が、時計を見て13:52、受理しますだって～
時間まで確定するとは知らなかった

何かと法律に詳しくなる国際結婚でした