みなさんは、どんなクリスマスを過ごしましたか?
日本では、クリスマスは恋人達のためのイベントという雰囲気がありますが、
ヨーロッパのほとんどの国では、日本のお正月のように家族が集う大事な日。
スウェーデンでは、24日のクリスマスのイブの夕方くらいから、
クリスマスの晩餐がはじまるのが普通だそうです。
ちなみに、午後3時からディズニーのアニメを見るのも伝統
(年末の忠臣蔵のようなもの)
今年は特に予定もなく、家でのんびり~と思っていたら、
急遽、友達のアルゼンチン人のスウェーデン人パートナーのご両親の家へ行く事に
通常、家族だけの集まりに他人が割り込むのはちょっと。。。と遠慮したところ、
彼氏の弟くんもフランス人の友人家族を招待しているとのことで、
喜んでお呼ばれすることに!
初のスウェーデン家庭でのクリスマスでした
ディナーは、ブッフェ形式
Julbord(直訳するとクリスマスのテーブル)と言って、
伝統的な形式です。
数種類のにしん料理が並んでいます。
窓には、私の大好きなクリスマスの星形ランプが
何の肉だったか忘れちゃいましたが、
手前にあるマスタード(わざびのような味)をつけて頂きます。
この黒くてほんのり甘いパンは、甘酸っぱい酢付けにしんに良く合います。
奥にちょっと見えているのは、トマト煮にしん。美味
素敵なテーブルセッティング
リビングには、本物もみの木のツリー
前菜には、伝統的なお酒シナップスで乾杯
そして、メインディッシュ
すでに、にしんの前菜でおなかがいっぱいでしたが。。。
ローストポークと、じゃがいも、サラダ
このじゃがいも、バラバラになる一歩手前まで、細かく切り込みが入ってます
外側が香ばしくて、美味しい
メインは、赤ワインとともに頂きます。
スウェーデンのサンタクロースは、ミニサイズのトムテ
昔から庭に住む妖精として(日本でいえば座敷童の様な存在)
親しまれてきたトムテは、キリスト教が伝わった時に、
サンタの代わりに、クリスマスのトムテになったそう
食事の後は、お待ちかね
プレゼント贈呈タイム~
トムテ役に抜擢されてしまった弟くん(彼はミニではないね)と、その友人家族の娘ちゃん
子供がいるとやっぱりプレゼント贈呈は盛り上がる
ツリーの下に並べられたプレゼントが、箱に書かれた名前をトムテに呼ばれて、
次々みんなへ手渡されます。
プレゼントになぞなぞを書いて、中身を当てっこするのも、スウェーデンの伝統の一つ。
この大きいのは、娘ちゃんへのプレイモービルでした。
デザートタイム
いろいろな味のクッキー
全部、お母さんのお姉さんの手作り
チョコレートもぜんぶ手作り
今まで食べたチョコの中で、一番を競うほど、おいしかった
おなかいっぱいなのに、なぜか別腹
ロールストランドのモンアミのコーヒーカップ かわいい!
赤とすごくマッチしていました
友人のご両親は、とても気さくな人達
お父さんは、とっても多趣味で話し好き
お母さんは、寡黙だけど、やさしくて温かい
今年のクリスマスは、家族のぬくもりをおすそわけしてもらい、
大満足でした
ヘイド~