motemon と スウェーデン

メキシカンと結婚して北欧スウェーデン南部の町、ルンドで新生活をスタート。

日常、旅、思うこと等、あれこれ書きます。

ノーベル平和センター

2012-10-25 10:31:13 | ノルウェーへお出かけ

おはようございます!

日に日に朝明るくなるのが遅くなって、起きるのが難しくなってきました。

 

昨日友だちとお茶をした時、話題に出たのが、

時間が近づくにつれ、だんだん明るくなる目覚まし時計です。

以前、新聞で読んだのですが、ノルウェーの北の方など、

冬の数ヶ月はお日様が一切昇ることがない街があります。

一日中真っ暗なんですよ!!!

考えただけで恐ろしい。。。これ以上北には絶対行くまい。。。

 

で、その目覚ましを友だちが使っているらしい!

彼女曰く、物凄く元気がでるわけじゃないけど、目覚めはさわやかだそうです。

う~ん、欲しいかも。

 

 

さて、ノルウェーの記事が終わっていなかったので、続きを。

     

     この写真は、どこで撮ったか忘れました(苦笑)

     噴水が綺麗だったので♪ 

 

 

     

     行きました、ノーベル平和センター。

 

ご存知、ノーベル賞の平和賞以外はスウェーデンで授与が行われますが、平和賞だけはノルウェーのオスロです。

その理由は、アルフレッド・ノーベルの遺志で、

過去にスウェーデンが侵略を行ったノルウェーに対しての友好の印と言われています。

私が行った当日が、マハトマガンジーの展示会のオープニングだったようで、

オープン数時間前でパーティの準備中。半分は見られないから、値段も半額にしてもらえました。

なんだか、ノルウェーではちょこちょこラッキーが続く。

 

平和センターでは、去年2011年に受賞した3人の女性について、

前から気になってはいましたが、はじめて色々知る事ができました。

 

     

     エレン・ジョンソン・サーリーフ

     彼女は、アフリカで初めて選挙によって国民に選ばれたリベリアの女性大統領。

     すごくないですか?日本では未だに、女性の首相はいませんからね。

 

 

     

     レイマ・ボウィ

     彼女も同じくリベリアの平和活動家。

     大統領も彼女も内戦などの様々な困難をくぐりぬけてきました。

     彼女の活動があったおかげで、上記の初女性大統領が選出されるきっかけにもなりました。

     リベリアだけでなく、西アフリカ一帯へ平和活動を拡大中。

 

 

     

     タワックル・カルマン

     彼女だけは、アフリカでなくアラブのイエメン出身。

     イエメンはサウジアラビアの南部にあり、アフリカは目と鼻の先。

     言論の自由や、女性の地位向上を求めて活動する、作家であり、ジャーナリストであり、政治家であり、

     3人の子の母でもあります。

 

 

     

     1991年受賞者、アウンサンスーチー

     なぜか遺影みたいなプレゼンテーションだけど、まだ生きています、ちゃんと。

     ビルマ建国の父の娘、政治家。ちなみに、日本ではミャンマーと呼ばれているこの国ですが、

     ミャンマーは、クーデターを起こした軍事政権がつけた名前なので、

     国際的には国として認められておらず、世界の国々ではビルマと呼ばれ続けています。

     なんで、日本はミャンマーと呼び変えたのか不思議です。

     彼女は20年にも及ぶ自宅軟禁生活から、最近ようやく解放され活動を続けています。

     何十年も幼い子供達や夫と会えない気持ちって、想像を絶する辛さじゃないでしょうか。

     夫には結局会えずじまいで、イングランドで癌で亡くなりました。

 

 

 

同じ女性として、どなたも本当に尊敬します。

スウェーデンみたいに、男女同権がかなり確立している国でさえ、

未だ女性の立場は弱い部分がたくさんあります(給料、出世、出産などにおいて)。

これは永遠のテーマだと思いますが、

女性として、家族を持ちながら仕事を続けていくのは並大抵の努力ではないと思います。

ましてや、平和賞を受賞した彼女達は、命の危険も常に身近にあるんですから、

どれだけ強い意志を持ってるのかわかりません。

小市民の私としては、ためいきが出るばかりですが、

でも偉大な彼女達も一人の人。

開発学を勉強した者として、目が覚める想いがしました。

 

自分ももっと頑張らなきゃな~

朝からまた考えすぎました。。。

 

ヘイド~



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