「学校に行きたくない」と言い出したら・・・

夏休みが始まりましたが、必ず終わりが来ます。
夏休みの終わりに「学校に行きたくない」と言い出したら・・・即登校を強制する前に何は原因か？探って下さい。
もしかしたら大人が気づいていないイジメなどの大問題が隠れているかもしれません。
「学生は学校に行く」ということは子供らだって十分に理解していますが、拒否するということはそれだけの理由があるはずです。簡単にナマケとは言えない場合が多い。
以前の教え子で、その子は親に「学校に行きたくない」と言い出しました。
その時の親の対応は「学校に行け！」と叱って殴りました。
イジメを主張しましたが、親はそこまでの酷い内容とは思えなかったようでした。
どこでも殴られ逃げ場がなくなった彼は、ライオンの檻ともいうべきイジメの現場（学校）に通い続けるしかありませんでした。
ただのイジメではありませんでした。クラス中の男女が加害者でした。抵抗できるはずがありません。
毎日毎日、被害を受けることを知っていて登校し続けました。
精神が壊れました。刃物を振り回しました。はっきり見える形になってやっと親も学校も気づきました。心療内科から入院を強制されました。主治医からは「今は登校を強制するな！」と注意されるほどでした。
学校は気づかないときが多いです。加害者も先生の目の前で行うバカはいません。子供だからと侮るなかれ！犯罪者並みにズルガシコイです。
中学校も高校も休み時間になると、教師は次の授業の準備に職員室に戻り、教室には大人の監視はなくなります。ある意味・・・無法地帯です。
だから取材で「イジメを学校は把握していません。気づきませんでした。」これはある意味、隠蔽もあるのかもしれませんが、正直な返答でしょう。まず見ていないもの！