日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

迷いの程度

2019-06-21 22:56:21 | 旅日記
常々申している通り、「迷ったら買え」の経験則は万能です。ただし、迷いの程度も一様ではありません。直近の二週に比べ、今週はとりわけ悩ましさを感じています。その迷いとは、三たび京都へ行くかどうかについてです。
「迷ったら買え」の経験則と並んで有用なのが、「まだやれる」と思うか、「やりきった」と思うかを考え、前者であれば買うという判断基準です。先々週の活動を終えたときは、前者の心情が明らかに強く、二週続けることについてほぼ迷いがありませんでした。ところが今度は拮抗しています。前回の活動を終えた時点で、さらに一回再訪しても成り立つだけの題材は残りました。つまり「まだやれる」ということです。その一方で、初夏の京都の一番よい時期を満喫できたという実感もありました。かような観点からは「やりきった」ということもできます。週を追うごとに蒸し暑くなっていき、都内では紫陽花が次第に嗄れてきました。京都についても遠からずでしょう。さらに重ねて蛇足になるより、さらに季節が進んだ頃に改めた方がよいともいえます。
問題をなおさら悩ましくしているのが、「今しかできない方を選ぶ」というもう一つの判断基準です。第四週ということは「銀次」が開く週にあたります。それを目当てに横須賀へ行くのが例年の流れであって、それが「今しかできないこと」ともいえるのです。その一方で、来週末は首脳会議に重なって取り付く島がなくなるため、京都へ行くのも「今しかできないこと」ではあります。このように、日頃拠り所にしている基準ではどうにも判断がつかず、「迷ったら買え」の経験則だけで踏みとどまっているのが現状です。
幸い宿は空いており、事前に手配する必要がありません。目覚めたときの気分次第で判断することになりそうです。
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