帰宅しました。数字の上ではいたって早い帰着時間とはいえ、金曜の生業と合わせて三日間全く違う行路だった上に、そのうち二日は慣れない団体行動だったこともあり、疲労感が半端ではなく、まるで一週間の長旅から帰った後のように疲れ果てていますorz
こんな酔狂なツアーにどれだけの物好きが参加するかと思ったところが、蓋を開ければ主賓とドライバーを含めて20人近くと、年に一度の忘年会以上の賑わいでした。中には十年ぶりに会うような面子もちらほらと。酒席やら活動やらで年に何度も会う連中はともかく、十年ぶりともなると否応なしに時の流れというものを感じさせられます。目に見えて老けたわけではないものの、少なくともこれが若者の集団であるとはいえません。遠目に顔さえ見れば一瞬で思い出せる仲とはいえ、お互い少しずつ歳をとっていることだけは間違いないようです。
趣味と家庭は本来両立し得ないものであって、独身者の割合が世間に比べ高いのは、ある意味趣味人の宿命ともいえます。しかし、今回の参加者に関しては、これで半数近くが所帯持ちになりました。男の生涯未婚率が10%台の後半という世の中ですから、それ以上が残る可能性は高いとしても、気楽な独り身はいずれ少数派に変わって行くのかもしれません。
もっとも、自分は旅さえできれば家庭と財産は要らないと決めている人間であり、先を越されたという焦りもなければ、少数派に転落するという危機感もありません。自分には一人旅と一人酒が何より合っており、それらを投げ打ってまで「人生の墓場」を目指す気にはならないというのが本音です。よほどの大恋愛でもすれば話は別なのでしょうが、そんな運命的な出会いをつかみ取れるだけの人間的な魅力が自分にあるなら、とうの昔に結婚しているでしょう。この歳まで残ったのは必然であり、自分は家庭生活には本質的に向かない人間なのだと自覚しています。もちろん、孤独と引き換えに手にする自由ですから、晩年には後悔することもあるでしょう。そうなったら話し相手の犬でも飼えばよいのではないかと思っています。仲間の慶事も自分にとってはどこ吹く風の出来事、当分はこのまま自由で気楽な一人旅を続けることになりそうです。
珍しく人生について語ってしまいました。こういう話が一番苦手なのですがね(苦笑)
こんな酔狂なツアーにどれだけの物好きが参加するかと思ったところが、蓋を開ければ主賓とドライバーを含めて20人近くと、年に一度の忘年会以上の賑わいでした。中には十年ぶりに会うような面子もちらほらと。酒席やら活動やらで年に何度も会う連中はともかく、十年ぶりともなると否応なしに時の流れというものを感じさせられます。目に見えて老けたわけではないものの、少なくともこれが若者の集団であるとはいえません。遠目に顔さえ見れば一瞬で思い出せる仲とはいえ、お互い少しずつ歳をとっていることだけは間違いないようです。
趣味と家庭は本来両立し得ないものであって、独身者の割合が世間に比べ高いのは、ある意味趣味人の宿命ともいえます。しかし、今回の参加者に関しては、これで半数近くが所帯持ちになりました。男の生涯未婚率が10%台の後半という世の中ですから、それ以上が残る可能性は高いとしても、気楽な独り身はいずれ少数派に変わって行くのかもしれません。
もっとも、自分は旅さえできれば家庭と財産は要らないと決めている人間であり、先を越されたという焦りもなければ、少数派に転落するという危機感もありません。自分には一人旅と一人酒が何より合っており、それらを投げ打ってまで「人生の墓場」を目指す気にはならないというのが本音です。よほどの大恋愛でもすれば話は別なのでしょうが、そんな運命的な出会いをつかみ取れるだけの人間的な魅力が自分にあるなら、とうの昔に結婚しているでしょう。この歳まで残ったのは必然であり、自分は家庭生活には本質的に向かない人間なのだと自覚しています。もちろん、孤独と引き換えに手にする自由ですから、晩年には後悔することもあるでしょう。そうなったら話し相手の犬でも飼えばよいのではないかと思っています。仲間の慶事も自分にとってはどこ吹く風の出来事、当分はこのまま自由で気楽な一人旅を続けることになりそうです。
珍しく人生について語ってしまいました。こういう話が一番苦手なのですがね(苦笑)