日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

お答えしましょう

2008-04-15 19:50:05 | MOS
平日の穴埋めとして今度はこんな企画を考えました。皆様からいただく質問にお答えするというものです。これがセレブのblogであれば、一度質問を募集しようものなら何百という数の質問が殺到するのでしょうが、しがない旅鴉のblogですからそのようなことが起こるはずもありません。あくまで身近な人からよくたずねられる質問に対してお答えするということです。ご覧いただければこれまでの謎が解けるかもしれません(知りたくないかもしれないが)

最初の質問は、「何故MOSにそこまでこだわるのか」というものです。自分の中では長年の習慣で当たり前になっているということもあり、よくよく考えると人様には一度も説明していませんでした。
MOSとの付き合いはもう十数年にもなります。そもそも活動仲間の一人が、取りたての運転免許で都内を走り回っているうちに「モスバーガーつぶし」という変わった遊びを始めたのが事の起こりです。もっとも当時の私自身は、MOSはもとよりファストフードを利用することもほとんどなく、その訳の分からない行為を冷ややかな眼で見ていたものです。
しかし、旅先の駅前で小さなMOSを見つけ、「これが噂のMOSか」と話の種に立ち寄ったのがつまずきの始まりでした。気がつけば行く先々の駅前にMOSがあり、「ここにもMOSが」と思って立ち寄るうちに、旅の終盤ではわざわざ電話帳でMOSの場所を調べて立ち寄るまでになっていたのですから、人生何が起こるか分かりません。
なぜここまではまったかと考えてみますと、こんなところでしょうか。

1. 店舗が個性的
まるで建売住宅のような同じ店舗ばかりを並べるチェーンが多い中、MOSの店舗は一軒一軒に個性があります。

2. 深夜までやっている
今でこそマックが24時間営業をする時代ですが、当時は日付が変わった後も開いている店などコンビニと牛丼以外にはありませんでした。旅先の寝静まった街にMOSの灯りだけがともる光景には何度となく癒されたものです。

3. 旅の記念になる
大抵の店舗で店名入りのメニューや小冊子が配布されていて、持ち帰ると旅の記念になります。

4. サービスの質が高い
ヲタな視点ばかり取り上げてしまいましたが、メニューの質の高さや店内の清潔さがファストフード店として傑出しているという点については、異論の余地がないでしょう。

まわるまわるよ時代はまわる、MOSも出会った当時とは全く違う店になりました。駅前の個人経営の小さな店はことごとく姿を消し、ロードサイドのこぎれいな店舗に変わりました。それでも質だけは落とさないのが素晴らしいところだと思います。フードコートへの進出やモジュール店舗の導入など不安材料はありますが、もうしばらくはMOSを追いかけることになりそうです。

くだらない話ほど長くなってしまいますね…
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