Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

「最澄と天台の国宝」展

2006年05月05日 | art
上野の東京国立博物館平成館で開催中の「最澄と天台の国宝」展に行きました。

ゴールデンウィークの真ん中でとあって、上野はも~すっごい人出★
上野駅の改札を出るにも並ばなければならず、広大な上野公園も真夏の海水浴場のようでした。
さいきんは博物館の展覧会も、チケット売り場で行列、入館制限で行列…ということもあるので、青ざめて(?)会場へ急いだところ、上野じゅうのイベントでの人出だったようで、チケットは並ばず、それでも入館制限で10分待ち。東京都美術館の「プラド美術館展」や科学博物館の「世界遺産 ナスカ展」、公園での大・絵本フェアに分散されたのでしょう。


「最澄と天台の国宝」展は、渋い展示物も多く、私には価値のよく分からないものも多かったですが、いくつか印象的。
まずポスターにもなっている「聖観音菩薩立像」。このやわらかさが、なんとも幸福な感じでした。
またどちらの仏様だったか、浄土来迎の喜びをあらわして嬉しげに楽器を演奏する3体の仏像。
それから、「金銅宝塔懸仏」は、ふつう仏像を線描したり、凝ったものでも仏像のレリーフをしたり貼り付けたりした銅板を壁にかけて拝む懸仏に、立体的な宝塔をつけてしまった珍しいものでした。

人ごみでたいへん疲れましたが、行かなければやはり心残りだったと思います。

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