森の里ホームズ

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骨の診断、検査:一口メモ

2008-11-30 22:19:46 | Webmasterの独り言
骨の診断、検査:一口メモ

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 骨折の診断には、X線検査が最もよく使われています。X線画像は骨折の確認だけでなく、折れた骨のずれの状態を知るためにも役立ちます。小さな骨折や、骨の位置のずれ(転位)のない骨折は、通常のX線検査では確認が困難なため、特別な角度でX線画像を追加撮影することがあります。潜在骨折や疲労骨折の場合、X線画像にはっきり現れるまでに数日から数週間かかることがあります。感染症、良性骨腫瘍、癌が原因で骨が溶けた領域(溶骨性変化)があるなどの異常がX線画像で確認された場合は、病的骨折と診断されます。

CT検査やMRI検査では通常のX線検査では見つからない骨折を確認することができます。CT検査では、骨折面の詳細や、骨が重なって見えにくい位置にある骨折を確認できます。MRI検査は、骨周辺の軟部組織が映るので近くにある腱(けん)や靱帯(じんたい)の損傷の診断や、癌の徴候を診断できます。また、MRI検査では骨内部の損傷(腫れ、出血)を映し出すことができるので、X線画像には写らない潜在骨折を診断することができます。

コンパートメント症候群:一口メモ

2008-11-27 20:57:22 | Webmasterの独り言
コンパートメント症候群:一口メモ

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コンパートメント症候群は、損傷を受けた筋肉に過度の腫れが生じ、腕や脚に重大な障害を与えるおそれのある状態です。腕や脚の骨折や挫滅(ざめつ:圧迫などによる組織の損傷)が原因で発生します。筋肉は周囲を線維組織で覆われていて、1つの閉じた区画(コンパートメント)になっています。損傷を受けた筋肉の腫れが進み、閉じた区画内の腫れがひどくなったり、さらにギプスによる固定などが加わると、筋肉組織の内部の圧力が上昇します。内圧が上昇すると、筋肉に酸素を供給する血流が減少します。酸素の欠乏状態が長時間続くと筋肉の損傷がさらに進み、腫れが増大することで、組織にかかる内圧もさらに上昇します。こうした悪循環により、わずか数時間で筋肉や周囲の軟部組織に不可逆的な損傷や壊死(えし)が起こることがあります。

睡眠相後退症候群:一口メモ

2008-11-26 20:02:59 | Webmasterの独り言
睡眠相後退症候群:一口メモ

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 睡眠相後退症候群とは、いったん夜型の生活をすると通常の時刻に眠りにつくことができず、望まれる時刻に起床することが困難になる病気です。体内時計のリズムの乱れで起こる睡眠障害(概日(がいにち)リズム睡眠障害)のなかで、最も頻度が高いものです。

乳幼児突然死症候群(SIDS):

2008-11-25 21:11:08 | Webmasterの独り言
乳幼児突然死症候群(SIDS):一口メモ

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 それまで健康状態及び既往歴からその死亡が予測できず、しかも死亡状況および剖検によってもその原因が不詳である乳幼児に突然死をもたらす症候群です。、今まで健康であった乳幼児に何の予兆も既往歴もないまま、突然死をもたらす疾患として古くからその存在が知られていました。
 育児環境が大きな影響を及ぼしていることが知られるようになり、諸外国では「うつ伏せ寝」をやめるキャンペーンによって、SIDSの頻度が大幅に減少しています。 睡眠時に起こる無呼吸から回復する防御機構である覚醒反応が何らかの理由(未熟児・感染・気道の狭窄など)で遅延すると、ますます低酸素状態となり、呼吸が抑制され、悪循環に陥り死亡すると考えられています。つまり、本症は事故ではなく脳における呼吸循環調節機能不全が原因であろうと考えられていますが、単一の原因で起こるかどうかの点も含め、未だに不明とされています。

悪性症候群:一口メモ

2008-11-24 13:26:10 | Webmasterの独り言
悪性症候群:一口メモ

悪性症候群は、高熱、発汗、振戦、頻脈等の症状を特徴とし、向精神薬を使用する際には常に考慮すべき重大な副作用です。とくに、抗精神病薬の投与中・増量時には要注意です。また、抗パーキンソン病薬を継続して使用している際の急激な中止・減量でも悪性症候群の起こる場合があります。
悪性症候群はまれですが、放置すると生命に関わることもあるため、十分に注意を要する副作用といえます。原因のハッキリしない発熱があった場合には、悪性症候群を念頭に置く必要があります。

慢性疲労症候群(CFS):一口メモ

2008-11-21 20:53:17 | Webmasterの独り言
慢性疲労症候群(CFS):一口メモ

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慢性疲労症候群とは、CFSとも言われ、日常生活が送れないほどの重度の疲労感が長期間続く状態をいいます。慢性疲労症候群の原因は、身体的、精神的原因ともに解明されていません。

また、慢性疲労症候群の診断を確定できる検査法はないのですが、甲状腺疾患、精神病、アルコール依存症など、同様の症状が現れる病気を除外するために検査・診断する必要があります。つまり、慢性疲労症候群の診断が下せるのは、薬の副作用も含め、この疲労感を説明できる明らかな原因が見つからなかった場合に限られます。
厚生労働省の診断基準では、最低要件として「他の病気による物でない事」「6ヶ月以上にわたる症状の持続」があります。

ルー(roux):一口メモ(森の里ホームズ)

2008-11-20 21:15:23 | Webmasterの独り言
ルー(roux)

「ルー」はフランス語でシチューなどのとろみを出すように小麦粉をバターで炒めたものです。

 ルーとは、フランス語でROUXと言う。作り方は、小麦粉と油脂で作る。 油脂は用途によりバター、マーガリン、ラード、ショートニングなどどれでもよい。厚手の鍋に油脂(小麦粉の半分または同等まで)を入れ溶けた状態に小麦粉を加えかき混ぜソテーする。

ソース(Sauce)の原型は、魚介類、獣肉、牛、豚、鶏、鴨、野鳥等の骨、肉と香味野菜、ハーブでとる出し汁をブイヨンやフォンといい、それぞれの料理の必要性からワイン(赤、白)を加えて作るのがソースである。したがって、ソースとは液体である。また、サラダやマリネーに使用するオリーブオイル、ヴェネガー(酢)マスタード、塩、胡椒、スパイスで作るドレッシングや卵黄の入るマヨネーズなどがある。さらに、ソースの濃度をだすためにでんぷん質の物を加えることがある。ルーとはこの濃度を出す材料である。
 ルー・ブラン[Roux blanc],ルー・ブロン[ Roux blond], ルー・ブルン[Roux brun]という順に焼き色が付く、カレールーは、小麦粉と同じようにカレー粉を加えたものである。用途によりルーの焼き色を変える。これがルーである。

月経前症候群(PMS):一口メモ

2008-11-20 21:11:57 | Webmasterの独り言
月経前症候群(PMS):一口メモ

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月経前症候群とは、PMS(Premenstrual Syndrome)とも呼ばれ、女性の生理のだいたい2週間前から起こる様々な不調のことを言います。この不調は、一般的に、排卵から月経開始までの時期に現れ、黄体ホルモンの影響によると言われています。
同じ症状が、周期的に現れ、また、症状は、排卵から月経前の「黄体期」に出現し、月経終了後の卵胞期には消失する、ということであれば、「月経前症候群」とされます。