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リケッチア感染症 :一口メモ

2008-09-28 10:00:57 | Webmasterの独り言
リケッチア感染症 :一口メモ

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リケッチアは、ロッキー山紅斑熱や発疹チフスなどの病気を起こす、変わったタイプの細菌です。大気や土壌などの環境中では生きられず、他の生物(宿主)の細胞内にのみ生息して増殖するという点で、他の大半の細菌と異なります。エールリヒアもリケッチアと似た菌で、同じような病気を起こします。
リケッチアはマダニ、コナダニ、ノミ、シラミから感染します。リケッチアやエールリヒアの中には人間を主な宿主とするものもありますが、大部分の種は動物を宿主とします。宿主となる動物を「リザーバー(病原保有体)」と呼びますが、その動物自体は発病する場合としない場合があります。人は通常、リザーバーの血を吸ったマダニ、コナダニ、ノミ、シラミなど「ベクター」と呼ばれる虫に刺されることでリケッチアに感染します。Q熱は、空気感染や食物の摂取で感染します。リケッチアとエールリヒアは、それぞれ決まった宿主とベクターをもっています。
人に感染したリケッチアは、微小血管の内皮細胞を侵し、血管の炎症、血栓、周辺組織への出血などを起こします。これが体のどこに起こるかによって、症状が異なります。


発疹チフス
発疹熱
ツツガムシ病
リケッチア痘瘡
Q熱

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