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噴気(fumarolic gas):豆知識メモ

2012-03-04 15:48:41 | 豆知識メモ
噴気(fumarolic gas):豆知識メモ をアップしました。

 火山地帯・地熱地帯の噴気孔(fumarole)から噴出する気体状態の地熱流体。

 一般に、その大部分(95%以上)は水蒸気である。噴気孔の標高や水蒸気以外の成分の問題があるため、単純に温度で定義することは難しいが、単純な沸騰泉と区別する意味で沸騰曲線温度(気液2相領域)より高温の状態の地熱流体に用いるのが望ましい。

 水蒸気以外の成分は噴出温度によって異なり、高温のものには、フッ化水素(HF)、塩化水素(HCl)、二酸化イオウ(SO2)、水素(H2)などが含まれる。低温のものには、硫化水素(H2S)、二酸化イオウ(SO2)、二酸化炭素(CO2)、窒素(N2)等が含まれる。


インダス文明(Indus Valley civilization) :一口メモ

2012-03-04 14:02:51 | 豆知識メモ
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 インダス文明は、BC2600年からBC1800年頃まで、インダス川流域に栄えた文明である。現在南インドに暮らしているドラヴィダ人の文明と推測され、シンド地方のモヘンジョダロ(Mohenjo-daro)とパンジャブ地方のハラッパー(Harappa)の2大遺跡が残っている。この文明は、1800年頃から洪水や地殻変動によって急速に衰えた。

 BC1500年頃、中央アジアに住んでいたアーリア人(Aryan)がインドのパンジャブ地方に押し寄せてきた。ドラヴィダ人は、一部が南インドに移住した。アーリア人は部族単位に村落に住み、農耕と牧畜を行った。牛を神聖視する風習はこの頃から現在まで続いている。

 彼らは自然現象を崇拝し、神である雷や太陽に供物と賛歌をささげた。この賛歌と儀礼をしるしたものがヴェーダで、最古のリグヴェーダはBC1000年頃までに作られた。