森の里ホームズ

ホームページの運営にあたって思うこと

馬尾症候群 :一口メモ

2008-07-10 21:24:50 | Webmasterの独り言
馬尾症候群 :一口メモ

をアップしました。

脊髄の下端から伸びている神経の束は、馬の尻尾と形が似ているために馬尾神経と呼ばれています。馬尾神経が、椎間板の破裂やヘルニア、腫瘍、膿瘍、外傷による損傷、炎症による腫れ(たとえば強直性脊椎炎)などによって圧迫されたときに現れる症状を、馬尾症候群と呼びます。腰の痛みを感じるほか、尻、太もも、膀胱、直腸を含む部位の感覚が鈍くなります(自転車などのサドルに接触する部位であることから、サドル麻酔と呼ばれる)。このほか勃起機能不全(インポテンス)、夜間の尿失禁、足首の反射消失などの症状があります。圧迫が非常に強くなると、膀胱や腸の機能が失われます。この症候群の患者はただちに治療が必要です。ときには圧迫を起こしている原因を手術で治療し、腫れを抑えるためにコルチコステロイドが投与されます。