春休みのデッサン室

春休みのだれもいないデッサン室。
ぼんやりしながら北九州のあれこれ、デッサンしてみましょう…

虐待死の海渡君

2010年01月29日 | 雑事・雑念・雑感
1月27日配信の読売新聞ニュースからです。

日々いろんなことがあり、通り過ぎていってしまえば記憶も薄れがちです。
そういえばこんな事件もありました。

両親から暴行を受け、短い人生を終えてしまった「海渡くん」。
「海渡くん」という名前は、よく言うDQNネームなんだろうか。
親はどういう思いでこの文字を選んだろう。
亡くなってしまった今、とっても悲しい二文字です。
「海渡くん」の魂は海を渡ってほんとうの愛情を求めていったのだろうか。
ほんとうの愛情に巡り会えるといいね。
ひょっとして、「海渡くん」の魂は海を渡っても渡ってもほんとうの愛情に巡り会えないまま
さまよっているのではないだろうか…

「路地裏に100点満点ばかりの海渡君のテストの束が捨てられているのを住民が見つけていた」
改めて記事を読んでみると、たいへん利発な子どもだったみたいですね。

「お父さんから、いじめられてないか?」
「いじめられてません。悪いことをしたら怒られるけど」
近所で働いている男性から声をかけられた「海渡くん」ははきはきと答えたと言う。
利発なこどもだけに親をかばう気持ちと、自分自身へのプライドもあったのだろうか…

今も日本の、いや世界のどこかで悲しんだり苦しんだりしている子どもたちは
少なくないのでしょうね。
そういえばハイチもたいへんだ。

私たちのできること。
これはたいへん難しいことで、正しい答えは出せません。
毎日、子どもやお年寄りとすれ違う時
注意して見守りましょう。
声をかけましょう。

「海渡くん」のように人生をまっとうできなかった子どもたちを思いましょう。
ほんとうに残念で悲しいことです。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (hobashira)
2010-01-29 19:25:14
今晩は!
最近、このての事件が多いですね。
大人に成りきれない親が多いことが、原因のようですが、
何故そんな親が多いのか、何故そうなったのか?
戦後の学校教育、家庭教育、社会変化、・・・。
今、真剣に考えて、対策を考えるべきでしょうね。
この事件、海渡くんが、親思いで利発な子だけに、残念です。
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今晩は! (ゆめ吉)
2010-01-29 21:44:45
ホント最近虐待の事件が多いですね。
不思議に虐待されてる子って、良い子が多いような。
親をかばう子もいますよね。
今の時代、周りが気をつけてあげてないと
また同じ悲惨な事件が起こりますね。
本当に残念です。
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hobashiraさんありがとう (春休みのデッサン室)
2010-01-30 09:00:32
hobashiraさんからコメントをいただいて
お返事しようとしましたが
どういうお返事をすればいいのやら…

しばしパソコンの前で腕組みして考えました。
答えは…出てきません。

ただ、残念です。
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ゆめ吉さんありがとう (春休みのデッサン室)
2010-01-30 09:06:03
ゆめ吉さん…hobashiraさんへの、
そう、上のお返事と同じです。

ブログにリンクさせている記事を見た時に
胸がつまり、苦しかったです。

海渡クンが生まれ変われるとしたら
今度こそ幸せな家庭に生まれるように願うだけです。
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憤りを感じます (hama)
2010-01-30 18:37:27
私も近年、このての事件多さに心を痛めます。
犬猫より優秀な人間なのに・・・・
犬猫より劣る部分が・・・・
何も出来ない子供たちのことを思うと・・・
目には目を・・・の心境です。

飼っていた愛犬が甲斐甲斐しく子育てしていたのを思い出しました。
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hamaさんありがとうございます (春休みのデッサン室)
2010-01-30 18:55:29
おっしゃる通りですね。
人間て、他の動物より優秀な割に抜け落ちている方もいらっしゃる…

どうすれば…
考えますが、ボクには答えが見つからない。
悔しいです。
冥福を祈るばかりです。

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はじめまして (れい)
2010-03-04 00:35:15
通りすがりで失礼します。
このニュースを知って、あまりの怒りに
体が震え、検索していたらたどり着きました。

母親も、なぜ庇ってあげなかったのか。
この馬鹿義父はもちろんですが
15才で無責任に子供を産んだ母親や
2年も前からの虐待を気づかなかった祖母も
はっきり言って同罪だと思います。

とりあえず、この馬鹿夫婦は一生自分を恥じて
懺悔して生きていって欲しいです。
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れいさんありがとう (春休みのデッサン室)
2010-03-04 18:08:10
れいさん、こちらこそ初めまして、です。
どうぞいつでも気軽にお越しください。

今も、なんだかんだと子どもの可哀想なニュースがつきませんね。
親たちに問題があるのは当然ですが
もっと問題はこんな親をつくったその親たちです。
切なく思うのはこの両親にどこまで自覚があるか、反省があるか…
多分理解できないのではないでしょうか。

私たちの身近にもここまで至らなくても
もっと可哀想な子どもたち、情けない大人たちがいるはずです。
私たちにできることは、事件にならないよう、未然に防げるよう
よく注意しなければなりません、と思うのです。
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