春休みのデッサン室

春休みのだれもいないデッサン室。
ぼんやりしながら北九州のあれこれ、デッサンしてみましょう…

タカ出現!/昭和池

2010年02月15日 | 北九州ブランド
2月10日です。
この日は2月12日にご紹介しました東朽網小学校に「教育ブランド/四季彩図書館」
下書きを持って行きました。

公立の小学校ですし、もし問題になる内容でもあればたいへんですから
一応見ていただいておかないといけません。

その帰りついでに「昭和池」に寄ってみようか、なんてことで行きました。

バードウオッチャーが一人いました。
それから、気持ちよさそうに朗々と民謡の練習をされているご婦人が一人。

そんなこんなで曇天の昭和池沿道を歩いていると
「タカ出現!!」

これがすごいんです。
カラスを補食しようと、そんな勢いでびゅぅ~っと襲いかかります。
カラスはもう必死で、がっがっがっがっぁ!と逃げます。

それをさらにタカは素早く追い、カラスを押さえ込もうとする。
カラスは木々の間をばさ、ばさ、ばさと、もう死にもの狂いで飛び、逃げ惑う。
がっがっがっがっぁ、と悲壮な声をあげて逃げます。

こちらときたら、その野生の命のやり取りを見ようと
写真にも収めようと懸命だがままならない状況。


※なんとかタカがカメラに入った画像、カラスの姿はダメでした。

カラスはどうにか無事に逃げ切りました。
タカは諦めて上空に円弧を描きながら遠ざかって行きました。



残念ながら、その肝心な状況にカメラは追いつかず、撮れませんでした。
ですが滅多に見れないシーンに出会うことができて、これは大満足でした。





ワシタカ類が上空に現れた時にはカラスがそれを追い回すことをよく見かけます
(タカは本気だしてないんでしょうし、カラスはからかうのか意地悪するのでしょうね)。
タカがその気になったらすごいんだ、とよくわかりました。

私の本心はカラスがハントされたところを観察したかったです。
心情的にカラスにはかわいそうですが、
これも自然界の現実、まさに生命をつなぐには生命でしかないリアルな生態ですから。

※このタカは「ハイタカ」かと思いましたが、「ツミ」というタカのようです。
カラスより小さい体なのですが、すごいのです。
けっこう気が荒いようです。
自然界はごまかしがありません。ほんとうに学ばせてもらいます。

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