セミナーが終了して最寄りの駅まで歩いている時のことである。
タクシーならワンメーター、歩けば20分弱という距離である。
流しのタクシーはおらず、電車の時間までには歩いても間に合いそうだったので歩きだしていたのだ。
次の出張の荷物があったので、通常のキャスターバッグにスーツなどの着替えが入ったガーメントバッグも一緒にゴロゴロと駅に向かっていた。
ちょうどその時救急車が大きなサイレンを鳴らしながら走り去った。
道路を走っている一般車両は路肩へ寄せて停車を始めた時である。
カッコいい高級外車が近づき停車し運転手がこちらを見ている。
よく見るとその運転手は先ほどまでのセミナー受講生の方であった。
「先生~、駅までよろしかったらどうぞ~。」と声を鰍ッてくれた。
あと歩いても10分程度であったが、荷物もたくさんあることなのでお言葉に甘えて乗せていただくことにした。
moreが自動車にはほとんど興味がないことはご承知のとおりであるが、ドイツ製の外車はそんな興味がない男から見てもカッコいい!
と呼べるスタイリングでした。
早速荷物をトランクに入れされていただいたのであるが、実にきれいにしてある。
余分な荷物を入れていないこともあるが、清曹ェ行き届いていて大切に使っていることが一目でうかがえる。
ボディは外からも見られるので洗車したりワックスをかけてきれいにしている人は多いが、トランクの中はあまり人に見られる場所でもないので乱雑であることが多い。
見えないところをきれいにしていることが素晴らしい。
助手席に乗せていただいてももちろん車内のきれいさはピカピカ。
高級車だという意味ではなく本当に大切にきれいに使っていることがよく感じる。
more「カッコいい車できれいに乗っていますね。」
受「この車に乗りたくて一生懸命仕事したんですよ~。」と明るく答える。
その方のお仕事は
「女性のお肌をきれいにして10年若返らせること。」なのです。
このカッコいい車もしっかりときれいにして、生き生きとさせていると感じました。それが“高級車だから・・・”という理由ではなく、
“思いがあるモノを大切に“という感じです。
人が見えないところできちんとするスタイルは実はとてもカッコいい。
そうじ(お手入れ)はその一番わかりやすいアクションでしょう。
歩く時間が短縮できた分だけ、予定よりひとつ前の電車の乗ることができて出張フライトまでの時間が有意義に使うという副産物もできました。
ありがたいことです。
晴れ@鹿児島。
日中は個別訪問コンサルティングと、夜は「09鹿児島経営革新塾」最終日です。
連休の“谷間”?に来てくれて、ありがとうございます。