熊本県荒尾市原万田・万田坑跡
<'23年 1月21日14時46分撮影>
EOS 7DⅡ EF-S15-85mm F/3.5-5.6 IS USM
絞り優先(F5.6 1/250秒) 露出補正 ±0 ISO 100 焦点距離 22mm(×1.6) ホワイトバランス 自動
三池炭鉱専用鉄道で使われていた炭鉱電車2両が大牟田市の三井化学から荒尾市の万田坑跡へ移動し
寄贈されたと知り撮影に向かった。(一般公開は今年4月以降の予定。)
専用鉄道は両市を通り、石炭を積む貨車や通勤通学買い物の足として客車をけん引していたそうで、
沿線住民に親しまれていた。
年配の方は往年の賑わいを懐かしく思い出されるだろう。
電車は1917年製(大正6年)と1937年製(昭和12年)で、片方は2020年まで現役で
働いていて今でも自走できるとか。
真っ黒な鉄製の分厚い板バネや大事にメンテされた美しい色の車体と佇まいが素晴らしく、見よう
によっては可愛い。
なお、当地は日本の近代化を支えた場所として国の重要文化財と史跡、世界文化遺産群の一つとして
世界遺産に登録されています。