星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

中秋節のランタン。

2020-10-05 | 日常写真日記

あることで落ち込んでる私を見て家人が神戸の街に連れ出してくれた。ハーバーランドから神戸港、南京町へと。

海に面したモザイクの建物。くるくるカラフルライトの観覧車。旧神戸港信号所の丸みを帯びた塔形。ライトアップされたポートタワー。デビューしたてのクルーズ船。海まで歩いていけそうな汐風のスカイブリッジ。入船出船。いつもの見慣れた風景だけど、いつのまにか心が軽くなってゆく。
中突堤中央ターミナルにはラグビーの平尾誠二さんのメモリアル展示があった。日本中が沸き立ったラグビーのW杯はちょうど1年前のことだった。出場国のサポーターたちが密になって飲み、歌い、踊っていた広場はすぐ側にある。あの賑わいが懐かしくなった。今この現実世界が不思議でならない。

南京町まで歩くとまだ中秋節の期間中(中秋節特別感謝祭 2020/10/1〜10/11)だった。ランタンの灯が迎えてくれたせいでほっこり。オレンジ色の大きな玉が夜空に浮かんでる。

まだ残っていた月餅「蓮蓉蚕黄」をお持ち帰り!月餅は蓮の実の餡が好きでときどき食べるけど、塩漬け卵黄入りは初めて。上品な甘さの餡と塩辛い卵は同時に食べると美味しい。口の中が一気に中華風お月見になった。

 

今日は体調がいいからと付き合ってくれた家人に感謝。本当は今、私のほうが支えないといけないのに。夜風が予想外に冷たかったので散歩だけして早めに帰宅。今日はほんまにごめん。そんでほんまにありがとう。

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